折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

タクシーの予約ができない

2023年01月27日 | 

はがきサイズ



27日の名古屋は朝から霙(みぞれ)、降っても積もっても明るい雪よりもずっと寒々とした日です。
ここ数日は出かける用があり空模様ばかり気にしていました。穏やかに晴れていれば気温は低くても自転車ですが、雨も雪も風も転ぶ心配があって自転車は止め。出かけるときの荷物が多いのでバスや地下鉄は無理となるとタクシーが頼りです。が、最近は雨の予報を知ってから前日に予約しようと思っても予約枠がいっぱいだと言って受け付けてもらえず「当日、お電話ください。空きしだい伺います」と。当日は時間に間に合わないといけないので予定の1時間近く前に電話をすると思いがけずすぐ来ていただけて、会場に着いたら速すぎた等と言うこともありました。それでも会場まで行ければ待つだけなので有り難い事です。
25日は日陰にうっすら雪が残る冷え込みの厳しい朝、教室へ。自転車も滑りそうで危険ですし来てくれそうもないタクシーもあきらめて初めてバスと地下鉄で出かけました。荷物は最小限にしてリュックに詰めて・・・朝の通勤時間帯は次々やって来るバスと電車で30分ほどで目的地に到着。意外に早く着きました。これからもう少しして自転車が危なくなったら(まだ、危なくないと思っている)バスと電車もいいかなと思えました。

実家の兄はこの頃病院通いが続いて、少し離れた病院の時間までにタクシーを予約したくてもなかなか予約が出来ないと義姉がこぼします。義姉は80歳前に免許返上したし、兄は医師から運転を止められていて車があっても動かせないのです。私はとうに免許失効、周りで運転できる若い人は平日は皆仕事でいない。近くで運転を頼める人は無くて、先日は自営業の姪のご主人が仕事をやりくりして乗せて行ってくださったこともあったようです。「これから病院通いが多くなると思うけど、困ったわぁ」と義姉さん。これは他人ごとではありません。私だって自分でバスや地下鉄に乗れる体力があるうちはいいけれど・・・と思います。
今まではめったに乗ることは無くても必要な時は表通りに出れば空車を拾えたし、電話をかければすぐに来てもらえたタクシーだったのに。朝の通院時間は乗りたい人が多い時間帯、ましてや雨や雪の日は乗れないのです。
しばらく前にニュースでタクシー運転手の不足と聞いた時は他人ごとだと思っていたのですが・・・本当に困ったことです。



食べて幸せ

2023年01月24日 | 

ジュリアン




昨日は今年初めての三ババ会でした。1人暮らしになって時間ができた85歳の姉と自営と4人の孫育てで忙しい73歳の姪と私とで近くの和食店でランチして、後はわが家へ移動しておしゃべりするというだけの会です。12月は自営業の姪が忙しく1月初めは私がコロナで自粛していたりとなかなか会えずにいました。姪のご主人に「月に1回くらいは誘ってやってよ」と言われて急遽決定。家の事ばかりして自分のことは後回しの姪がおしゃべりできる少ない機会のようです。と言っても姪は控えめに、それぞれ身体や家族の近況報告のあとはいつもの昔話。何でも割り勘で平等にと言いながらも姉は姉らしくしたい人で、手土産を余計に持ってきて「これ初詣のお土産よ。食べて食べて・・・」と、定食を食べた後なのによく食べてしゃべって・・・。

3人ともそれぞれ健康に問題もあるのによく食べる。「戦中戦後の飢餓の記憶が染みついたままなのよ」と言いながら赤福を食べる。「食べることができるのは幸せだよね」「お母さんもよく食べたよね」と言いながら仙太郎の饅頭も食べる・・・「さあ、夜は少し控えようかな」「そりゃ無理でしょう」などと言いながら3時にはお開き。
この日ばかりは身体に悪いなんてことは忘れて食べて笑いあえる幸せ時間をいつまでも続けたいものだと思っています。

「旅行 止めて吉」

2023年01月18日 | 

初スケッチ(ハガキ)




年が明けてのんびりした時間に、溜まったパンフレット類を整理しようと旅行社から送られた冊子をパラパラ見ているとここいいなぁ、こっちもいいし・・・行きたくなる場所は沢山あります。でも日程と予算が大幅に合わない。中でも魅力的なのが冬の北海道の旅。温泉やグルメ目的ではない風景や自然を楽しむ旅を探した挙句にやっと見つけたツアーはすでに満席で2組がキャンセル待ち。それなら自分で行けばいいと調べ始めると意外に費用は掛からずに5泊か6泊の旅が出来そうに思えます。千歳までは格安飛行機で、あとはJRで釧路から根室本線、釧網本線,石北本線と乗り継いでの鉄道旅。宿は泊れればよい。メモ用紙いっぱいに時刻表を書き散らしてすっかり北国を駆け巡る夢を描いて半日、そこでふと気が付きました。こんな旅を一緒にと言ってくれる人はいない。1人旅で誰もいない駅に降り立って凍り付いた道で転んだらどうするの・・・と。たとえ誰かに助けていただけても骨折でもしていたら、どうする。数年前の信州の高原の早朝にがりがりに凍った道をおっかなびっくり歩いたことを思い出しました。湖では氷上ドライブが行われるほどの寒さでしたが、北海道の内陸はもっと寒いはず。一人旅でもしも・・・・・平地を歩くのも膝を心配しなければならない80歳なんだとやっと現実に戻りました。それでもまだあきらめきれないで、取り合えずギリギリ条件の合うツアーのキャンセル待ちに申し込みました。

本当に行けるだろうか、行っても大丈夫だろうかと迷ったままでいたところ15日に熱田神宮で引いた初神籤に「旅行 止めて吉」とありました。これは神様のお告げかもとやっと私の気持ちも決まり、さっそくキャンセル待ちのツアーをキャンセルしました。お御籤には「善は急げ」ともあったのです。
おかげで旅先で滑って転んで骨折なんて悲しいことから逃れられたかもしれません。
以前、ブーツが埋まるほどの雪の中で眺めた雪景色、画用紙に置いた絵の具が凍るほどの寒さでしたがあの感動を忘れられずにいます。でも、あれはもう5年以上前の事。確実に身体の老化は進んでいるし、もう無茶は駄目なんだと自覚してもいます。でも、でも・・・なのです・・・。

他にも昨年申し込んでおいた1月出発の「伊根の舟屋・冬景色」撮影ツアーは催行人数15名が集まらず中止。これも「止めて吉」だったのかしら・・・。
そうは思っても今年一年旅行は無しっ! なんてことは悲しすぎます。少しは身体と財布に無理のない旅をまた探そうと思っています。


やっと初詣

2023年01月15日 | 初詣

氏神様の焼納祭り(どんどやき)



今年は色々あってやっと15日に初詣に行きました。
先ずは近くの氏神様へ。氏神様の焼納祭(左義長)が15日なので注連縄などを持ってお参りしました。
神社の説明には「お参りして炎にあたるとその年を健康で無事過ごすことができる」とあるので、ぐるりと回って身体ごとしっかりあたってきました。

氏神様に参ってから午後は熱田神宮へ。毎年熱田さんではご祈祷をお願いしてお札を受けてきます。15日ごろには少しは人も少ないかと思ったら、日曜日でもあるからかご祈祷の申し込みは長蛇の列。並んで並んで・・・やっとのことで神楽殿に入れていただけて、何列も並んで宮司さんの祝詞に続いて住所と名前と願い事を読み上げていただきます。今年はマイクの調子が良くてはっきり私の名前も聞き取れて安心していられました。ただ読み上げられる人数が多いので長いです。



射歩神事
私の背では思い切り手を伸ばしてスマホでやっとこの画像



お札とお下がりをいただいて外に出るとワイワイ大騒ぎがあった後のようです。私が神楽殿に入るころ前庭で「射歩神事」(おまとう)が行われていました。人垣でほとんど見えませんでしたが、手を伸ばしてスマホで写真だけ。家に帰って検索すると、神職が大きな的に向かって36本の矢を射て豊年と除災を祈る神事だとのこと。的につけた千木(ちぎ)は古くから魔除けの信仰があり最後の矢が終わると集まった人が駆け出して奪いあいが壮観だということです。私が見たのはそのすぐ後の事、魔除けの木の端はもうなくて的の土台になった藁が散らばっていました。拾っている人がいるので聞いてみると「藁も神棚にあげると稲穂のようにお金が入るとか魔除けになるらしいです」と言って少し藁を分けてくださいました。魔除けになってお金が入ってくればこれは有り難いことです。大事に持って帰りました。



いただいた藁を適当に折ってお札の下に掛けました


ご祈祷して頂いて魔除けの藁をいただいて引いたおみくじは「中吉」次第に運気は開ける。願望は次第に叶う。病気は治る。など良い事がある一方「旅行は止めて吉」と・・・ちょうどやめようかなと迷いながらキャンセル待ちしているツアーがあるのです。止めた方が良いかなって思えてきます・・・。

帰り道で神宮の森からポトリと落ちてきた椿、「見て、きれいでしょ」と言いたそうに可愛くて近くに落ちていたのも一緒に拾ってきました。大事に持って帰ったつもりなのに少しつぶれてしまいました。
拾った藁と椿の花と、今年はいいことが沢山ありそうな気がします。



熱田さんの椿



歌手も曲も知らなくて

2023年01月09日 | 孫ちゃん

孫ちゃん



スマホで撮ったままで保存している写真から久しぶりに孫ちゃんの絵を描きました。
ちょうど紅白の出場歌手と歌う曲が発表された頃のこと、わが家に来てくれた孫ちゃんと話していると「大好きな〇〇〇が今年も紅白に出るんだよ」「△△△って曲いいでしょう」と言われてもさっぱりわからない。「聞いても分からないから紙に書いて」と言うとメモ用紙に大きな文字で書いてくれる。「なんて読むの?どっちが名前?」「えっ~」っと驚いてトワイス・セレブレイトと読み仮名を振ってくれて「こんな歌なんだよ」って歌って踊ってくれました。今日の絵はその時の写真から。背も伸びて表情もずいぶん少女らしくなりこの頃はあまり写真を撮らせてくれないけど、まだ踊ってくれるんだとその時はそちらの方に少しびっくり。「今度31日に紅白一緒に見て、教えてあげるから」と。その時はまだ31日から娘たちとわが家に泊る予定でしたから「教えてね」などと言っていました。その後私が30日に陽性になって全ての予定は中止。
それでも31日には「ナヨンちゃんとミナちゃん注目でっす!見てね!」とメールが来ました。忘れないようにテレビは紅白を付けて、孫ちゃんとの約束があるから見てはいました・・・でもちっとも面白くない。私にはどれも同じような踊りと歌ばかり・・・。
半分終わった頃やっとお目当てのグループTWICE 登場 曲はCelebrate ナヨンちゃんもミナちゃんもどこにいるのか分かりませんでしたが、見ることは見ました。
紅白を半分見てお風呂に入り、孫との年齢差69歳なのだから好みも興味も違うはずだと改めて思った大晦日の夜でした。




↓今回はこのままでとも思ったのですが、あまりにシワがあるので上のように画用紙に貼りました



どうやらすっきり・・・

2023年01月07日 | 






7日の朝は例年通りの七草粥。邪気を払うと言われる七草ですが、わが家はある物で代用するので今朝も冷蔵庫にあった白菜、モチナ、ほうれん草、大根の四草(?)。ここに小さな餅が入るのも子供のころからの楽しみでした。

七草をいただいて年末に陽性になった新型コロナは、やっとすっきり抜けてくれたようです。数日前にも良くなった気がして鉢植えの植え替えでもしようかと庭に出てみたら背中がゾワゾワ スースー。まだ早すぎたと、また家籠り。それが今朝は気持ちも身体もすっきりとなりました。午前中に鉢植えのバラを植え替えて、秋からそのままになっていた鉢を片付けて、外の空気が気持ちよかった。
テーブルの隅に置いてあった体温計や薬の箱を片付けて、午後からは自転車の初乗りして買い物にも行きました。コロナの発症日から10日間は感染予防の徹底を言われているので、人が多そうな初詣はもう少し先に延ばし日曜日の同好会も欠席。第8波の波はかぶってしまいましたが、後は広げないよう気を付けています。
コロナはすっきり抜けたのに、長電話とテレビで夜更かし朝寝坊の後遺症が残りました。これも少しずつ元に戻さねばと思っています。

今年はしっかり「注意と確認」

2023年01月04日 | 


小さな葉ボタン




今日はもう4日。
年の初めから私にとっては衝撃のポカの話、元旦にアップした「迎春」のハガキ、2023とするところを2003年となっていたのに全く気付かず、娘からの指摘にあわててアップしなおしました。ブログの写真は入れ替え出来ても、出してしまった年賀状は・・・届いた先で今年の初笑いになっていればよいのですが、大丈夫か?と心配の種になっているかもしれず全く気付かなかった自分にがっかりです。下絵を描いて掘って刷って・・・で、気づかない。どう思い返しても考えられないことでした。お札や切手のエラーなら有難がられるかもしれませんが、西暦年が違う年賀状なんてあきれてしまいます。ほんとにびっくりの失敗ですが、誰かに迷惑かけたわけではなくて私の心が少しばかり(…かなり)傷ついただけの事だと思うことにしました。そして今年の私は「注意と確認」をしっかり頭に刻むことにします。

その「注意」はしていたはずなのに12月30日にコロナ陽性になりました。もしかするとと気がかりはあったので、ほとんど症状はなかったのですが、かかりつけ医院が年末年始の休診になる前にと抗原検査を受けたらくっきり陽性。医院で薬をいただき1月6日までは自宅療養、できれば8日までは不要不急の外出自粛となりました。
とうとうと言うかいよいよと言うか、コロナが来ました。来てしまいました。
数日間夕方37度台になることはあっても薬を飲めば下がるし、鼻水と少々喉がイガイガするだけで、誰かに感染させる心配のない一人暮らしはこんな時は気楽です。


ひょっとするとと買っておいた抗原検査キットをもし使ったとしても自分で正しく使えたとは思えません。医院での検査の時、やめて~っ!て言いたくなるほど綿棒を鼻の奥まで入れてゴシゴシこすります。ここまでは自分では出来ません。
この先生は在宅診療もされていて「何かあったらすぐ電話してください」と携帯番号をメモして頂けたのはとても安心、有難かったです。


陽性になった場合65歳以上は検査機関から保健所に届けが出されます。検査翌日の31日午前、名古屋市保健所からショートメールで色々な情報が送られてきました。
保健所から電話がかかること、療養中のこと、期間、宿泊療養について、配食サービスについて・・・わかりやすく書かれていました。7日間の外出自粛中に必要なら食品の買い出しには出かけても良いらしいのですが、知り合いに会えば新年のあいさつしないわけにもいかないのでここはやはり自粛して配食サービスを申し込みました。今は利用者が多くサービスは3日間だけ。弁当とレトルト食品のどちらかを選びます。冷たい弁当ではなく自由の利くレトルト選択。申し込みもスマホのショートメールから手続き出来て便利な時代に感謝です。あとは正月用に買い込んだ食品を食べて巣ごもりすればいい。申し込んで2日後、「今から配達します」と電話があって段ボール箱が玄関前に置かれ、車の中から私が取り込むのを見届けて発車。配達の方と直接顔を合わせることはありません。




好みはともかく届いた3日分



翌日から毎日保健所から電話で朝晩2回の体温の他、詳しい状況の聞き取りや薬の飲み方、家での注意など忙しいはずなのにそこまで時間をとって話していていいのかとこちらが心配するほど丁寧です。電話での健康観察の時に私からもちょっと聞きたいことを聞けたりして、心強く安心なことですが、これでは保健所は大変なことだと思います。

もう感染してしまったのですから後は大人しくして食べて寝て、コロナが通り過ぎるのをじっと待っています。



柚子

※私のコロナあけまでコメント欄もお休みします

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