折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

雪道の靴

2024年01月26日 | 雪景色


今日の絵は2004年のツアー参加した後に描いたハガキ絵












数日前からの雪雲が去って昨夜は快晴。十三夜の丸い月とオリオンの三つ星が震えるように光っていました。
雪の風景は大好きですが、雪道は苦手。シニアがもし転べばただでは済まないだろうと思います。雪の舞っていた水曜日は教室への往復もタクシー利用。そして昨日の朝、家の周囲はうっすらと雪化粧していましたが、午後は晴れる予報なので日陰の道は自転車を引いて、表通りの乾いた道だけ自転車に乗って教室へ出かけました。帰りの道はすっかり融けていたので助かりました。

自転車を引いても道は凍っているかもしれないので・・・先日ワークマンで買った「氷雪耐滑防水シューズ」を履きました。雪の多い山形にお住いのブロ友さんが長年愛用されているとのことで、それなら安心、ぜひ買おうと自転車で30分余りのワークマンへ走りました。が、合うサイズが無くて取り寄せていただいて、もう一度走ってやっと手に入れた靴です。これを履いて慎重に、かなり安心。
ワークマンには女性用のお洒落なものもあるようですが、男女兼用のこれにしました。

ワークマン レイキャビク氷雪耐滑防水シューズ(厚手の靴下を履くのでMサイズ)
2900円




この靴を買う前に別の靴屋さんで「雪を見に行くのですがどんな靴が良いでしょうか」と店の人に聞きました。以前から履いている靴は少し窮屈なのでゆとりのある靴が欲しかったのです。店の方(男性)は私の顔を見て「雪の日には出かけられないほうがいいです。転んだら大変です」「自分の70代の母親が転んで大腿骨骨折して大変でした。どんな靴でも慣れない雪道に出かけては駄目です」ときっぱり。結局その店で買えずに帰宅・・・。本当はとても親切な店員さんだとは思うものの2月に雪の撮影ツアーを申し込んである私は「・・・もう~・・・」と納得できないでいました。予約した京都府美山町の雪景色は20年ほど前にもツアー参加して、雪の中に並ぶ茅葺き集落の素晴らしさが忘れられないのです。
転ぶ心配があってもどうしてもツアーを諦められない私はワークマンの靴を買うことにしました。

ツアーの代金を振り込んで靴の準備も済み、長期天気予報チェックをすると私のツアー参加の頃の美山町は雨続き。夏なら雨に煙る集落や周囲の山々にかかる霧や雲も美しいでしょうが、真冬の雨は寒いばかり、残念ですが結局ツアーをキャンセルしました。
靴も買ったことですし、空いた時間と天気を見なが出かける先を探そうと思っています。転ばないように気を付けながら・・・。


2004年2月6日撮影ツアーに参加 前日からの大雪でした











書いて伝えること

2021年01月30日 | 雪景色


京都府美山 (古い写真から)




毎日発表される新型コロナの感染者数、数字を見ても以前ほどの驚きがなくなって、死亡者数にも「あら・・・」と思っても自分とは別の世界のような気がしています。それとは違いますが道で転ぶなんて、まだ私には関係無い事と思っていたのに先日平らな歩道で見事に転びました。こうなるともう他人ごとではありません。もしかしたらコロナ感染から急変して・・・ありえないことでは無いとも思えてきます。

娘と電話で話していたら「いろんなことを分かるようにしておいてね」と言います。嫁いで30年近くなる娘にとっては私がいなくなった後、親戚のお付き合いからお寺のお付き合いなど「そんなこと当たり前でしょう」とはいかないかもしれない。コロナで時間はたっぷり空いたので、伝えておくことをゆっくり考えてみることにしました。

以前から仏壇の引き出しには「緊急連絡先」「年季法要の日」「いろいろ」などのメモは入れてありますが、緊急連絡先も時々見直さないと役に立たなくなっています。「いろいろ」の中にとにかく思いついたものを書き加えていくことにしました。お布施の額から庭の剪定・電気・水道・家の修理といつもの業者さんと言っても離れて暮らす子供には分からないはず。ひとつずつ書いて、結局はこの頃よく耳にする「エンディングノート」ってこういうことなのかなと思います。

思いつくままワードで作って保存して、1セットはプリントして仏壇に収めました。
目立つように一番上に「尊厳死の宣言書」を入れましたが、これは生きているうちに必要なものだと思い直してさて、どこに置くか・・・子供たちに置き場所を話して置けばいいだけだと、思いは行ったり来たり、考える時間がたっぷりある今で良かったと思います。
書いているうちにこれは死ぬ準備ではなくて、私も残されたものも安心して生きてゆくために必要な事なのだと気づきました。
時々は見直して付け加えて・・・いつまでなのか分からないと言う事は気楽なものです。






2004・2・6 雪の美山バスツアーで

大雪の風景

2020年12月18日 | 雪景色

「五箇山」



新聞には「関越道で1,000台立ち往生」「地区が孤立」の見出しと共に大雪の写真が掲載されています。雪掻きをする人の高さほどにも積もった雪、こんなに積もったら暮らしや仕事にはどんなに大変な事かと思います。私の住む街は積雪10センチでも大雪注意報が出るほど積雪は稀、だから実感として雪国の大変さを知らないせいからなのか雪景色に憧れています。現在も、雪に困っておられる方には申し訳ないと思いながらも、雪の風景は夢の国のような気がします。




「白川郷」



ずっと以前に雪を撮るツアーで訪れた京都府美山町、ちょうど前夜からの大雪でした。幹線道路は除雪車が出ても村の細い私道は各家庭での除雪だとかで、かなり年配の方が雪掻きをされていて「ここが終わったら上の家の方もあって・・・」と、もっと高齢の方の家の手伝いに行くのだと聞きました。のんきにカメラやスケッチブックを持ってウロウロと邪魔してしまいました。

雪の青木湖を撮るツアーでもピッタリ大雪に出会えました。
膝近くまでスポスポ埋まるほどの雪、立ったままスケッチしていたら絵具がシャーベット状になってしまったこと、まだ踏み跡の無い真っ白な雪原を歩きだしてカメラの方に嫌がられたこと。

初めて雪のスケッチをしたのは琵琶湖の北にある余呉湖、北陸本線を降りたらすっかり雪でした。
帰りの電車を待つ間駅長さんがお茶を入れてくださってストーブに当たりながらおしゃべりしたのも懐かしい想い出です。懐かしいその頃の絵は何処へ行ったのやら・・・





「飛騨」



今日の絵は全て再掲載のはがき絵です。

電車に乗って日本海側を行けば今頃は・・・今年は無理でもいつか冬の北海道も走ってみたいと夢は雪の原をコトコト走っています。



「開田高原」

名古屋の積雪3センチ(セントラルパーク)

2017年01月16日 | 雪景色
錨のモニュメント

1月15日は寒波と大雪の予報でした。
朝起きてみると積雪3センチ、雪掻きもシャッシャと終わり。

カメラとスケッチブック持って街へ。
セントラルパーク、官庁街からバスで徳川園へ移動して雪が舞う中
歩いてきました。
積雪3センチと発表がありましたが、市内でも10センチほども積もった所
わずかな所と色々。
雪の日に物好きな・・・でも、出かければ、カメラマン多数、雪の道を
ジョギングしている方も多数・・・私だけじゃな~い・・・。


名古屋城外堀の大津橋 



車がいない街角 

雪の降った日・堀川沿い

2017年01月15日 | 雪景色
10年ほど前の五条橋の雪


10年ほど前の堀川沿いの絵から
堀川沿いの変わりようには行くたびに驚かされます。
古い建物がマンションになり、カフェになり、川べりには遊歩道が整備され
散歩するのが楽しい道もできました。

昭和30年代ごろは納屋橋でスケッチしていると下水の匂いが上がって来ました。
今では下水道が整備されかなりきれいになりました。
そんな話をした時、昭和2年生まれの絵のお仲間が「子供の頃は泳ぎましたよ」と。
泳げるほどの川の水、高度成長期に皆でずいぶん汚してしまったんです。

昔ながらの倉庫や古い家、おしゃれなカフェが一緒にある堀川沿いは
夕方、堀川の水に灯りが映るころに雪でも降ればもう、魅力的!

10年位前か・・・堀川の雪


15日朝 名古屋の積雪は3センチ 気温が低いので凍り付いています。

雪の降った日…納屋橋あたり

2017年01月14日 | 雪景色



絵の右にある黒い建物はかつて納屋橋の南にあった老舗料理店「鳥久」
2014年11月解体中に全焼しました。
江戸から明治期の建物で保存を主張する市長と所有者との間の対立が
話題になっていた中での火災でした。
今では何事もなかったようにマンションが建っています。

この辺り、劇団四季の劇場が移転して解体されていたり高層マンションが
建築中だったり街がどんどん変わっています。




納屋橋を望む(左が鳥久…2013年ごろ)

雪が降った日

2017年01月13日 | 雪景色
 
「桜橋」自転車を降りて

何年か前、名古屋には珍しく昼間に降り出した雪が大雪になりました。
さっそくバスで堀川に架かる橋の雪景色を見に。
桜通りにある「桜橋」、北へ行けば昔風の擬宝珠のある「五条橋」
南へ行けば「納屋橋」へといくつもの橋。
白と灰色の街でコメダ珈琲店の看板だけが鮮やかだった気がします。

この日はだんだん雪が激しくなりスケッチどころか雪に足を取られそう。
写真だけ撮って・・・新雪の中をボッカボッカ 歩いて帰りました。


 堀川  


雪の予報

2017年01月12日 | 雪景色
雪の納屋橋 

ニュースで今週末には名古屋も積雪があるかもしれないと伝えていました。
雪が降れば困る方々もあるとは思うのですが・・・私は雪が好き!
魔法のようにあたりの景色を変えて夢の世界のよう。

雪の予報が出ると前の晩から準備して夜明けに積もっているのを確かめると出発。
地下鉄まで歩いて「さぁ、どこへ行こうかな」古い街並みか堀川あたり・・・
名古屋の雪はあっという間に解けてしまうので大急ぎです。
雪が止んでいればちょっとスケッチ、後はカシャカシャ写真。
さて、土曜日積もるでしょうか。

今日の絵は何年か前の名古屋市堀川にかかる「納屋橋」です。



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