先月の19日に東京都北区にある国立スポーツ科学センターで、初めて国が主導でパラアスリート発掘プログラムがスタートしました。
リオのパラリンピックで日本は、金メダル0という成績に終わり、新たな選手の発掘を急がなければならない課題が浮き彫りになった。
そこで、全国から集まった14歳~39歳までの障害を持つ40名の運動テストを国立スポーツ科学センターで行い、各競技団体の関係者も優秀な選手を探そうと念入りにチェックし、有望と見られる選手は1月からさらに細かなテストと専門的トレーニングを行い、それに合格すれば競技団体の育成プログラムに進めるそうです。
今回は、京都府福知山市の中学3年生の足立悠都くんは、左手に障害はあるものの部活で軟式テニスを行うなど、スポーツが大好きでパラリンピックに挑戦して、メダルに近い種目があれば取り組んでみたいと意欲的だったとか。
(日本経済新聞2016/12/8、朝刊より)