老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

TAKEMITSU

2009-11-28 03:00:08 | アート
今晩、というか、もうきのうになってしまったがベトナム国立交響楽団(VNSO)のコンサートに行ってきた。今回はニッポンからビオラのIMAI Nobukoさんが来て、武満サンの"A String Around Autumn"を演奏するっていうんだけどダイジョブかなァみたいに思っていたがアノ合わせようとしないこの楽団独特の間合い、というか、ビミョーにずれる感じが曲によく合っていたと思う。ほめてるんだかけなしてるんだか。

1曲目はラベルの"La valse"、フランス語で"ワルツ"だってさ。とにかくもたもたしてた。途中で止まるんじゃないかと思うくらい。いつものこととはいえ、、それでも最後はなんとなくおさまるからフシギ。
2曲目が武満サン。ワタシゃ現代音楽って意外と好きで、あの、わかろうがわかるまいがなんとなくフワッとしてキモチいい感じが、特に武満サンの音楽にはあって、"From me flows what you call Time"なんてニッポン初演を聴きに行った記憶がある。確か小沢サンの指揮でサントリーホールだったか、最前列に熱狂的なファンのオバさんがいた。91年か2年頃。
今井サンはコノ"A String Around Autumn"の初演で弾いた人で、まあジブンの曲みたいなものだから、題名のもとになった『沈め 詠うな ただ黙して 秋景色をたたむ 紐となれ』という中の『紐』としての人間のように、ただ普通に、時々激しく息をするくらいの演奏がスルスルっとコッチの耳に入ってくる感じ。言ってる意味がジブンでもよく分からない。。
アンコールでオペラのアリアをニッポン人の誰かがアレンジした曲を演奏してくれて、もうしびれマスた。

で、休憩があって3曲目はドビュッシーの『海』で、写真の北斎がでてくるわけだが、まあ今日のテーマはフランスでしょうか。。
VNSOはコンサートマスターがベッツィ&クリスか!、というような長身のお美しいおふたりで、アンコールで二人が同時に立った時には思わず息をのんだ。いや、ツバかもしれない。
12月には山下サンちの洋輔サンが来てオーケストラとの共演でjazz christmas nightがある。今のところ、唯一の楽しみ。

ベーコンエッグ

2009-11-26 19:51:08 | ベトナム
ニッポンから持ってきたソバがとうとう底をついて久しぶりに朝ごはんにベーコンエッグを作った。卵を2個使うと顔のようになるのでその表情で1日のコンディションがわかる。ワタシの考案したベーコンエッグ占い。今日のは相当苦痛にゆがんでいるようで、実際オフィスの中でタオれるくらいの激務が続いたがポッカリ暇になってこんなの書いている。
ベーコンエッグのほかには玉ねぎとトマト。市場でいつもこれしか買わない。玉ねぎにどんな効果があるのか知らないが油で炒めてもみそ汁に入れても簡単かつウマいので毎日のように食べている。そばにも入れていた。炒めるときは区民、いやクミンシードを先にフライパンにひとつかみ放り込んで、跳ねるようになってから玉ねぎをぶち込むと玉ねぎの甘みと種系のビミョーな味が合わさって、何かカラダにいいものを食べているような気になる。

で、きょうも忙しくて昼を食べなかったんだがさっきコッチの人の恒例の誕生日をジブンで祝う催しがあって、それが最近どんどんエスカレートしていてきょうのヒトはケーキを買ってきてみんなに振る舞った。そのお返しに何かプレゼントが用意されていて、、そういう和やかな職場の一風景の一方で、めんどくせー、みたいなキモチもあった。
コッチの人はジブンの仕事が終わればたとえまわりがどんなに忙しくてもサッサと帰るし、夜遅くまで飲んで回るようなこともないし、ニッポン的な不幸を共有し合うことで集団を維持するという感じはまったくないのだが、ああやって、贈り贈られみたいなことは社会の奥深いところに浸透している。
ニッポンも昔はそんなだったかもしれないと、、いや今もそうなんだろうが、ジブンとしてはそういう世界からとっくに抜け出しているのでスゴイ違和感がある。

ジャックフルーツチップス 2

2009-11-22 12:17:54 | ベトナム
きのうの朝から、いやおとといの夜からだ、今朝まで4食連続かけそば。これはワタシが育った東京の西のほうの山奥の町に伝わる風習で、木枯らしが吹く頃に1週間そばを食べ続けるとその冬に新型インフルエンザにかからないというモノで、こっちでも新型インフルエンザが大流行しているので久しぶりにトライしてみるかという気になった。でも今日までが限界だ。この前ニッポンで買ってきたソバがとうとう底をつく。

んなわけねーだろ。うそぴょーーーンだ。ただ外に行くのが面倒でヒキこもりしてるだけだ。ベトナム人のあのゴミゴミした町の中を歩いて、飯やに入るとアオザイのすき間からタプたプの脂肪を見せながらオンナたちがイラッサイマーーセ、とかいって寄ってくる。ヒサスィブリネエ、とか言って。コッチが注文を言う前にニクヤサイイタメネエ、とか、ショウーユラーメン、モヤスィオーメ、とか、たまには新しいもの食わせろと思いながら結局いつも同じモノを頼んでしまう。あるいはでかい手ですし握りながらウチのショーユ、薄めてないからホンモノよ、ってあたりめーだって言いたくなるが向こうは包丁持ってるので、メズラスィーネエ、とか言わなきゃならない。

そういうのにもう疲れた。牛丼の吉野家みたいに黙々とひとりで食べさせてくれる店がないなら家でかけそばを食べ続けるだけだ。でも今週はまたニッポンからの出張者が来ていやでもメシを付き合わないといけない。カレ等、まさかこっちが毎日かけそばしか食べてないなんて思いもよらないだろうからニッポン料理屋に連れて行って、たまにはこういうのが食べたくなるんですよ、とか言って、かけそばでも注文してみるかと、、それか、こういうのが食べたくなるんじゃない、とか言って、ワタシがいつも食べてるのじゃない木箱に入ったような高級そばとか、福岡のナントカ屋のからし明太子とか、京樽の太巻きとかを成田空港の売店、ターミナル2のサテライトに渡ってすぐ左のところにあるあの店で、ソバの木箱を見るなりふとワタシのことを思って、コレ買っていったら喜ぶだろうな、とか思って買ってきてくれるのが本当のいいヒトだと思うんだが、なかなかそういうヒトは世の中にいない。

写真はきのうの袋の中身。牛の舌のような色と形状が食欲をそそる。

ジャックフルーツチップス

2009-11-21 15:26:43 | ベトナム
ホーチミンの空港の売店にはハノイにはないアカぬけた商品がたくさん並んでいて、たとえばマンゴー3個入りサランラップ包みとか、ガマの油のような原材料不明のクリームとか、といってもコンナ高い材料は使っていないのは確かだが、それにヘソ出し写真満載のファッション雑誌とか。で、きのうは袋のデザインが前から気になっていたコレを買った。48,000ドン=240円。

ジャックフルーツっていうのは以前、道端で切って売っていて、外観をドリアンかと間違えた丸っこい大きな果物で、ミカンのようにうす皮で包まれた房が中にたくさん入っている。見た感じ酸っぱそうな色なのだが、コレはその果肉を油で揚げたモノで、とは言ってもポテトチップスのような油っこさはまるでなく、、どちらというとサクサクしたせんべいのような食感。甘味もあってワリとうまい。
同じメーカーのでタロイモチップスとかフルーツ盛り合わせチップスとかも気になったので今度また買ってみようかと思った。ベトナム製。

サンマの塩焼き@ホーチミンシティ

2009-11-21 00:20:45 | ベトナム
木曜の夜からまたホーチミンシティに出張でさっき帰ってきたところ。サンマの塩焼きを食べた。それだけ。


で、ベトナムではハノイもホーチミンシティも道路の渋滞がひどくて空港との往復でケッコウ神経が疲れるのだが、今ちょうどハノイの空港へ行く途中の紅河(フォン河)に架かる橋が舗装のやり直しで片側通行になっていて、普段45分くらいで市内から行けるのが1時間半くらいかかることもある。今日の夜はよっぽど渋滞がひどかったのか、タクシーがイレギュラーなことをやっていて若干とまどうペンギン状態。

というのも、ニッポンじゃときどき服を着て歩いていたりするがコッチではめったに見かけないものに「信用」ってものがあるのだが、コッチのタクシーの世界で唯一信用できるNoi Bai Taxiにいつものように乗ったら様子が変で座って待っているのになかなか発車しない。そしたらもうひとり欧米系の客が乗ってきて今日は相乗りでよろしく、みたいに言うので、なんでや、って言ったが通じるわけもなくすぐに動きだして、そしたら今度はいつもと逆のほうに走り始めてなんでコッチに行かないのぉって若干恐怖を感じて叫びにならない叫び声をあげたつもりなのに運転手は今日は道が混んでるから、とか言ってどんどん進んでいく。唯一ベトナムで信用していたNoi Bai Taxiがまさか町のはずれの真っ暗闇のところに連れて行ってカネ出せ、とかいうわけないと思いながら、この外人もグルだったりして、みたいに不安は膨らむ一方。

そうこうするうちにだんだん家のほうに向かっているっていうのがわかってきてどっちのうちに最初に行くのかって思っていたらワタシのほうが先で、二人で乗ったから料金は半分こでいいのかなあって思いながら家に着いたらいつもと同じ250,000ドンっていうからマジかよって若干思ったモノのたいしたことないと思って払おうとしたらその外人が、アンナわけのわからん道をぐるぐる走り回っておれは250もハラワネ-ぞって言いだして運転手が困った顔したので、まあまあ、みたいに、今日は橋が混雑してたんだから、みたいに仲裁役になってしまった。
こういうところでしっかり闘うのがリッパなヒトなのかもしれないが、250,000が200,000になったところで250円しか違わないわけで、ワタシャそんなことどうでもいいとすぐに思ってしまう。
道がとんでもなく混んでて空港にいる車が少なかったからああやって相乗りで一人でも多くのヒトを運ぼうとするのもそれはそれでタイヘン理にかなったことで、その料金はコッチにして見ればいつもと同じわけだから、やっぱりNoi Bai Taxiへの信頼はワタシの中で揺るぐことはなかった。

ハノイの冬

2009-11-18 22:44:40 | ベトナム
先週まで夜はタオルケット1枚で寝てたし会社に行くのも半袖のシャツでぜんぜんオッケーだったのがきのうの夜くらいから急に冷え込みがきつくなってやむを得ずカビ臭い掛け布団を腹から下のほうにだけかけて寝た。コッチのヒトはもう完全に冬の格好でニッポンなら12月に入ってから着るような厚手のオーバーやダウンジャケットを着てその上に毛糸のマフラーを巻いたりしてかなり大げさな防寒体制。観光の欧米人がTシャツ1枚というのも、あいつらよっぽど皮下脂肪が厚いのかと思わせるが、ワタシ的には昼間は長袖シャツに薄めのジャケットくらいで十分である。

そういう過剰寒がりのベトナム人は基本的に大半が仏教徒なのだがニッポンと同じでキリスト教的な行事を安易に受け入れていて、この前はかぼちゃをくりぬいて何かするアレでカフェなどは飾りつけられていた。で、そろそろコレだ。
コッチにはニッポンの税金分配システムのひとつである街路樹の剪定というのがないようで、こんなふうに30mくらいに伸びた巨木状態の木が街中にそびえたっている。ときどき倒れてヒトが死んだりもするらしいのだが、だからと言って切れというような話はない。で、その巨木に電飾を取り付けるのも、ニッポンのように枝の先のほうに電球をたくさんつけておホシさまキラキラ的にするのではなく、ブっとい幹に蛇のように巻きつけるしかない。これしかないというような取り付け方。昼間のキタナらし感はコッチのほうが少ない。

そんなこんなで、ニッポンは来週も3連休で年末にも誰かの誕生日があって正月休みがあって成人の日があって建国記念日があって春分の日があって、、。コッチはひたすら休みなしで2月13日頃の旧正月まで働き続け。ワタシの中の自虐シュミがうずく。もってシバイて、みたいな。
ま、それまで生きていればのはなしだけど。

『Michael Jackson's This Is It』

2009-11-16 00:58:33 | 映画
全世界同時公開とか言ってもキョウサン主義国家のベトナムじゃやってないだろうと思ってあきらめていたらところがドッコイ、ケッコウたくさんの映画館でやっているのをきのうの夜に発見して、今日は昼からホーチミンシティに出張だったのでさっそく晩ご飯のあとにこっちの映画館に見に行こうと決めた。
でもホテルのフロントのオネーさんにマイケルの映画どこでやってるかオシエテ、って聞いても、マイケルって誰や、みたいな反応で、結局ネットで調べて行ったのはGalaxy Cinema。4つくらいのスクリーンがあるシネコンで500席くらいの大きなホールでコレをやっていまシタ。客の入りは3~4割。キョウサン主義だからしかたないと言えばしかたない。

それでもやっぱりスゴイ、というか同じ年でよく動くなあというのがソッチョクな感想。ってそれだけか、みたいな。
ダンスと歌をあんな風に見せたのも、あの独特のステップや手首をぶらぶらさせるのも、しゃっくりかと思わせるような声の出し方とか裏声で歌えキミガヨ、みたいな高音の流すような歌い方も、それにコンサートの細部にまで魂を込めるように作り上げていったのも全部マイケルがこの世で最初に成し遂げたことだ。
リハーサルの映像でも十分完成されたパフォーマンスに見えたが、これが実際にコンサートで切れ目なく繰り広げられたら、それこそKing of Popの名前をキョウサン主義の国々にまで広めたであろうに、、せめて1回でもコンサートを終えたあとに、、とか言ったら大いなるヒンシュクだろうか。

監督はコンサートのディレクターでもあったケニー・オルテガ。バックコーラスやダンサーのひとりひとりまでもがマイケルに陶酔しているのをよくとらえている。
ベトナムじゃ12/3までやってるようなのでできればもう一度行ってみたいキモチ。

『The Letter / 月光の女』

2009-11-15 00:31:56 | 映画
邦題と原題のギャップがココまであるとなんとなく許せるからフシギ。先週から始まったハノイシネマテークでのウィリアム・ワイラー監督特集の今日はコレ。1940年の作品で原作はサマセット・モームで主演はベティー・デイビス。一応知ってる名前が2つあって、しかもNew York TimesじゃDVDの評価が5つ星だから期待して見に行った。

月明かりの下で男がゴム農園(男の持ち物)の小屋から出てくる。あとからよろけながらオンナ(ベティ)が出てきて男を拳銃で撃つ。何回も。オンナは男が襲いかかってきたから撃った、みたいなことを言う。オンナの夫は裁判に向けて有能な弁護士を雇うがそこにオンナと死んだ男がデキていたという内容の手紙が夫のところに送られてきて夫はオンナに問いただす。
はい、デキていました。。オンナは答える。それでも夫はオンナの弁護士をやめさせずに裁判を続ける。夫はオンナに今でもオレをアイしているかと聞く。ええ、アイシテいるわ、と一度はオンナは答えるが、すぐにジブンは今でもジブンが撃った男のことをアイしていると言って泣き崩れる。複雑なニンゲン関係。
オンナはジブンの居場所をなくして月夜の下に出て行く。そこでオンナはゴム農園主の妻に刺されてコロされる。空では月が雲の間に入ってオンナのカラダに影を落とす。やれやれ。

月明かりの下のゴム農園っていうところがシブい設定だ。小屋の中で何が行われていたのか、ナニか。それは十分想像できるが、じゃあいったいなんでオンナは拳銃で男を撃ったのか。月が明るすぎたから、、みたいな。話としてはよくわからない内容だ。
ベティー・デイビスは美人なんだがおでこに3本線でしわが寄るのが気になった。キモチが揺らぐと編み物をする。でも老眼じゃあるまいし、いちいちメガネをかけるのが変というか、抑揚ありすぎの音楽と一緒で感情表現が単調に思えた。

で、このウィリアム・ワイラー監督は「ローマの休日」とか「ベン・ハー」とか「ファニーガール」とか「大いなる西部」とか「おしゃれ泥棒」とか、、有名な作品がたくさんあって、今でいうスピルバーグのような人。革新的な撮影法と膨大な予算をつぎ込むスペクタクルな手法で時代を切り開いた。
ワタシ的にはずいぶん昔、10代の前半にテレビで「コレクター」を見て、その時は監督が誰かなんて気にもしていなかったが、オンナのヒトを地下室に閉じ込めてチョウチョのようにコレクションしていく異常な男に、なんというか、誤解をおそれずに書けば興味を持ったわけで、、いや、もっと正直に書けば共感を覚えてしまったわけだが、結局、ワタシの場合、甲虫とか、カニの看板の写真とか、芝居のDVDとか、ホテルの無料の水にかかっている紙の札とか、、駅のホームの立ち食いそばの写真とか、曲がり道とか、、いろいろコレクションしているモノはあるが、生身のオンナの人とか、そこまで重たいモノはまだ集め始めていない。

091114、Hanoi Cinematequeにて。1940年、アメリカ映画。

サイゴン川の客船

2009-11-12 22:52:02 | ベトナム
このところ1日中400m競争をしているような忙しさで今日はとうとう昼を食べそこなった。11時に客が来て昼前には終わらせようと思って適当にあしらって席に戻ってメールを見たらすぐに返事しないといけないようなのが3、4個もきていて、そうこうしているうちに1時になってまた別の打ち合わせが始まって、あっという間に3時になって、あと3時間がまんすればいいやと思って会社を出たのが7時前。11時間近く走りっぱなし。もう口をきく気もなくなる、と言ってまた明日の朝までひとこともしゃべらずにいるわけだが。メリハリがあると言えば言える。
昼を食べそこなったくらい、どうってことないじゃん、とかいうヒトが当然いるだろうが、ワタシは食事とかは二の次でシゴトに励むことが美徳であると思うようなつまらぬ人間ではないので、食事に行けないくらいならシゴトを放り出してクビになったほうがマシ。あしたは11時半にオフィスを出てひとりでどこか静かな店に行くつもり。

もうひとつ、このところニッポンが遠く感じる。ニュースとか読んでいて。まずはシノヤマさんがコ-ゼンわいせつで家宅捜索受けたとかで青山墓地の管理人が墓石の上でオジョーちゃんがおマタ広げて座った、まさにその墓石を特定しましたっ、みたいな記事。どうでもいいじゃん、みたいな。ジブンの墓石にオジョーちゃんがすっぱダカですわってくれたら死んで本望じゃんって言いたくなる。それをいつもエろ写真で稼いでいる三流スポーツ新聞がシノヤマあやまれみたいな記事を書いている。倒錯の世界だ。
それとハトヤマさんが政治資金の処理で間違いがあって無能なジミン党が責めているのに対して、恵まれた家庭に育ったので、、みたいにしてあやまっている。ワタシもそうだが恵まれた家庭に育つっていうのはハタから見るほど楽なことじゃない。ケッコウつらいんだ。ソレを素直にああいう言い方をするっていうのはホントにコノ人、恵まれた家に育ったんだなあって思いマスた。
極めつけはノリぴー。。ついこの前まで極悪非道の元アイドルみたいにして責めたてていた三流スポーツ新聞が、今度はノリぴー、パソコンの勉強始めるっ、ってコレが新聞の記事かよって。ノリぴーが悪の世界から這い上がってジンセイをやり直すのをコクミン全体が見守っていマス、みたいなキモチ悪さ。
どれも同じ地球上のニュースとは思えない。どうでもいいことのどうでもいいさ加減が抑えが効かないところにイってしまっている。

写真は全然関係なくこの前のサイゴン川。大きな客船が2隻も停まっていた。こちら側の世界の風景。


とうもろこし

2009-11-10 00:56:38 | ベトナム
ハノイの空港へ行く途中の道端で農家のオバハンが売っているのを一度買ってみようかと思いながら、コレは結局スーパーで買ったとうもろこし。皮もむいてひげもとってあったので新鮮さはまったくないのだがまあまあの味。
とうもろこしは昔、家でよく茹でて食べたが茹で方なんて知らないのでインターネットで調べたらコンナことかと。茹でたあとのお湯の色が金色に輝いてまぶしかった。

2本とも茹でたのでこれが晩ご飯。あとは大根の味噌汁に卵を入れて。どれも昼休みにスーパーで買った材料でマジに新鮮さに欠ける。大根なんて軒下にぶら下げて保存食にする途中くらいの干からびようで、皮を厚めに切ったらどうにか水分がにじみだしてきた。
やっぱり日曜には市場に行かないと、とか言いながら、それほどジブンで料理を作りたいとも思わないので、、カネ出しゃなんだって食べられるわけだから。