老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

茄子と挽肉のカレー

2008-05-25 23:13:42 | 伽哩
連夜のカレー。

教科書にはトマトピューレで作るように書いてあるんだが、アレ使うとイタリア風インド料理になってしまうので今日は生のトマトに替えてみた。結果はややパンチに欠けるが軽い味に仕上がった。悪い意味じゃなくて。

それにしても焦げる直前まで玉ねぎ炒めて、そこにトマトを入れてかき混ぜている間に立ち昇る甘酸っぱい香り。最近、やや鈍くなった神経細胞の動きが一気に変わるような。そこにまたコリアンダーやらクミンやらターメリックを入れて混ぜ合わせると、やっぱりこういうのを毎日嗅いでたら99×99もすんなり覚えられるだろうなと思わせるに十分な、脳の皺の奥のほうまで届く刺激のキモチよさ。
とは言っても中間試験直前のムスコは食べ過ぎてさっそく寝ちまったが。

日曜の夜っていやだ。毎週毎週、おんなしキモチ。特に明日は1時間も早くカイシャに行かなきゃならない。
とりあえず水曜の夕方まで針のムシロで、木曜もクレーム処理に福岡まで行って、金曜は休みたいがまた次の月、火が大阪出張だからどうなることやら。
そうこうしてるうちに6月。梅雨になって、この息苦しいのが楽になればいいんだが。

小エビのカレー

2008-05-24 22:36:31 | 伽哩
久々のカレー。

曜日の感覚がやっと戻ってきて、午前中に床屋へ。店主のおっさんにオバハン2人と、そのオバハン連に比べれば比較的若い、といってもピチピチは前世紀の遠い昔のオネーサンのいる店で、そのオネーサンに当たる確率は単純に1/4だからこの週末の、というか、次に床屋に行く1ヵ月後までの運勢を占うのにはいいオミクジみたいな。。

で、、今日は一番トシマのオバハンに当たって言わば大凶。暗い気持ちが表情に出ては、相手はハサミ持ってるんだからと思って平静を装っていたら髪切って、頭洗ったところで選手交代でそのオネーサンがヒゲ剃ってくれて、思わずヨロコビが表情に出てしまった。なにしろ唇の周りなんかやたら丁寧に剃ってくれて、、。
そしたら、肩もまれて気持ちよくて半分眠りかけてハッと眼を覚ましたら最後の仕上げでまたあのオババがハサミ持ってこっちの頭に覆いかぶさらん勢い。コワかった。アレは夢だったのかと思って唇のまわりを撫でた。

そのあとは横浜に行って3年ぶりにケータイを買い替え。カメラ機能のいいのにしようと思ってコレに決めていたんだが、シャッター押してから写真が取れるまでに、映画だったらつまらない回想シーンが割り込んでくるくらいの間があってとても使い物になりそうもないので別ので妥協。ダキョウ、って好きな言葉だ。

で、スーパーで小エビと玉ねぎとニンニクとショーガとトマトピューレ買って、ケイバ中継見ながら少し昼寝して、6時から作り始めて7時からサッカーニッポン代表見ながら食べた。
もう、ジブンで言うのもなんだが安心して食べられる、っていうか、眼、つむってても作れるくらい簡単。

)玉ねぎは2個を薄切りにして油大さじ2杯で薄茶色になるまで炒める。
)そこにターメリックとレッドペッパーと塩で味付けしたエビを入れて、
)ショーガとニンニクをすったのとコリアンダーとクミンの粉を小さじ1杯ずつ入れて、
)トマトピューレを1カップ入れてかき混ぜたら水を1カップ入れて、
)煮立ってきたら弱火で5分間煮込んで、
)最後にワタシの場合は乾燥コリアンダーの葉っぱを振りかけて完成っ。

そういうわけで、明日はオークス見ながら家でシゴト。来週は水曜に大仕事が待ってるから。

ダバ インディア@八重洲

2008-04-22 23:50:39 | 伽哩
で、土曜日は医者に行った後、病は気からと頭の中で10回繰り返してから、何かうまいものでも食べようと思って、前から気になっていたココへ。

ジャイプールをイメージした店内、って書いてあったけど、床も壁も青系でまとまっていて、ジャイプールよりきれいだった。
八重洲のビジネス街のはずれで、しかも土曜だっていうのに店内は満席。ホリディランチメニューの中から、バナナの葉の上に5種類のカレーと、細長い米、プーリー、ババド、デザートが乗って、1,600円ナリ。かなりウマカッタ。

南インド料理ってことで、南だから相当辛いのかというとそうでもない。味噌汁みたいなスープ、野菜、エビ、チキン、、あとひとつ忘れた。どれも香辛料の奥深い味わいで、それらをご飯にかけて混ぜあわせて食べるというのがインド流。手で食べてもいい。
夜はインドのビールやワイン、日本酒まであって、カレーの種類もたくさん。マトンのビリアーニもあるので次回は夜に行きたいものだ。
こんな気になるのも、少しばかり生き返ったってこと。

『ひよこ豆のカレー』

2008-01-15 08:33:52 | 伽哩
豆のカレーは未知の領域。なにしろ食べたことない。こんなんでいいのかと思いながらできあがったが、やはり評判はイマイチだった。

作り方は、
)水で一晩ふやかした乾燥豆を30分くらい茹でてやわらかくする。
))の半分はつぶして、半分はそのまま置いておく。
)玉ねぎのみじん切りを炒め、そこにニンニク、生姜のすりおろしたのを入れて、茶色くなったらトマトの細かく切ったのと、ターメリック、クミン、コリアンダー、レッドペッパー、塩などのスパイスを入れる。
)そこに)の豆を入れて、水を1カップいれてしばらく煮込めばできあがり。

スパイスの調合はいろんな本で異なるので、好み、ということ。どこかでうまい豆カレーを食べて、もう一度トライしてみるか。
このひよこ豆と、もう1種類、レンズ豆を、わざわざ鶴見線に乗って味噌麹の仲買屋さんまで行って、1キロずつも買ってしまったんだから。

『エビ・ワタリガニ・アサリカレー』

2008-01-04 17:16:05 | 伽哩
きのうはカレー初め。去年からの課題であるご飯にちょっと手を入れた。サフランライス。

)普通の日本のコメを洗って水を切っておく。
)サラダ油大さじ2杯を熱したところにカルダモン2~3粒とベイリーフ1~2枚、小指の先くらいのシナモンを入れて香りをつける。
))に)のコメを入れて軽く炒めたら炊飯器に入れて、普通に炊くのと同じ水を入れて、塩小さじ半分、乾燥サフランをひとつまみ入れてスイッチON。

後は炊き上がるのを待つだけ。油がコメのまわりを包んで水分がしみ込むのを防ぎ、ネバネバ感のないパラパラしたご飯になる。

カレーのほうはいつものシーフードカレーだが、イカを入れると大味になるのでワタリガニを入れてみた。正月モノ?の売れ残りで安かったし。ほかにはアサリとエビ。ココナッツミルクがなかったもののまあまあのでき。とはいえきのうはご飯の勝利だ。カレーと混じり合って更にうまくなる。

『豚挽き肉と茄子のカレー』

2007-12-16 23:16:13 | 伽哩
サッカーのクラブワールドカップを見ながら台所仕事。相変わらず実況アナウンサーの余計なカンドウ安売りコメントが耳障りで、特に日テレはサッカーの試合をバラエティ番組に仕立てたいらしく、わざとらしいのなんのって。お笑いタレントも余計なことして、、やたらと隠し味ぶち込んだ、まずいカレーみたいなもんだ。

というわけでこっちのカレーはネタも尽きてきたので、この前鶏肉で作った茄子キーマカレーを、今度は豚肉で作ってみるかと。。教科書どおりトマトも生ではなく、トマトピューレにして、グリーンピースも散らしてみた。
結果はかなり濃厚で舌にからんでくる感じ。ラテン系のボカ・ジュニアーズ風カレーだ。この前の鶏肉+生トマトの淡白さはなかったが、コレはこれでまたうまい。
ご飯が炊けてから乾燥サフランのありかがわかって、サフランライスは次回に持ち越し。できればタイ米かなんか、どこかで探しておこう。

明日からは今年最後の出張ウィーク。朝一でカイシャの会議があって、午後一に某役所で新しい仕事の顔合わせ。長い仕事になりそうだ。夕方から名古屋に行って、この前終わったシゴトの関係者と忘年会。翌日の午前はソレの残会議があって、午後から九州へ。夕方、別の仕事の会議があって、ヘタすると吊るし上げられるかも。恐怖!
で、水曜はソコで一日打ち合わせて夜は忘年会。でまた木曜日に会議があって、最終便で帰ってくる。金曜は用があればカイシャに行って、夜は注目の芝居を見る。
そこにたどり着くまでのなんと長~い道のり。

『カジキマグロのカレー』

2007-12-10 22:36:20 | 伽哩
昨日の晩ご飯。
部屋の隅っこに置いてあったセーターを今朝カバンに入れて、会社に行ってから着ようとしたら、玉ねぎとニンニクとココナッツミルクの混ざり合った複雑な匂いがした。ファブリーズ置き型が欲しい月曜日。とはいえ、久しぶりに好評。消化不良にもならなかったし。

ジブンの記憶力を鍛えるために作り方を書いておくか、と。(3~4人分)
①カジキマグロは焼き魚用の切り身を食べたい分だけ一口大に切って、レッドチリペッパー少々、ターメリック小さじ3/4、塩小さじ1/2をまぶしてしばらく放置。浸透圧で細胞膜の中に味がしみ込むのを待つ。
②玉ねぎ、中2個を薄切りに。
③ココナッツミルク3/4カップ、トマトピューレ1/4カップ、隣のオクサンFカップ、ウソ。ニンニク2かけをすりおろし、ししとう1個をみじん切り。クミン、コリアンダーの粉をそれぞれ小さじ1ずつ、レッドチリペッパーを小さじ1/4、塩小さじ1を用意。
④フライパンに油を大さじ3入れて、①のカジキマグロを軽く焼いたらいったん取り出す。
以上が下準備。このへんで炊飯器の急速スイッチON。

⑤鍋に油を大さじ3入れて玉ねぎを茶色になるまで炒める。やや強火。
⑥そこに③を全部入れて、水1カップを加えて混ぜ合わせる。
⑦煮立ってきたらそこに④のカジキマグロを入れて、鍋のふたをして10分煮込む。弱火。

煮込んでいる間に汚れた食器や包丁を洗って、テーブルの上をキレイにする。そうこうしているうちに完成。匂いに溺れそう。
ご飯はお皿に平たく敷きつめる感じで、こういう汁の多いカレーは別の皿に盛る。コリアンダーの葉っぱ(パクチー)とか振りかけても、それは好き好き。

以下、ジブン用メモ。
・ココナッツミルクは少し減らしてもいいか。その分トマトピューレを増やして。
・ご飯にもう少し芸が欲しい。

『えび・イカ・はまぐりカレー』

2007-12-01 16:57:38 | 伽哩
昨日は結局、関内を散歩。昼は馬車道にあるコノ店でスリランカ・チキンカレーを食べた。いろいろ評判の店なんだがかなり微妙な味。さらさらのこげ茶色のスープにチキンが1個沈んでいて、月桂樹の葉っぱが細切れになって、一緒に食べざるを得ない。結局、チキン食べたら後は辛いスープだけでさびしい限り。もっと率直に言うと鉱物性の揮発臭がした。

で、こっちは先週の日曜に作ったカレー。初めてココナッツミルクを使ってみた。トマトも瓶詰めのトマトピューレで、全体的には濃厚なスープ調に仕上がって、比較的淡白な味わいの魚介とはピッタリの組み合わせ。玉ねぎを炒める前に入れたクミンシードの風味もかなり効いていたと思う。

以下、自分用メモ
ココナッツミルク:横浜駅下の東急ストアで購入可
次は白身の魚を入れてみること

『茄子と鶏挽肉のカレー』

2007-11-18 22:50:35 | 伽哩
今日の日曜は5時前に眼がさめてそのまま起きた。1日中、ローゴの練習ざんまい。
まずは洗濯機回してから掃除機でいろいろ吸い込んで、埃が1cm以上積もった部分を雑巾がけ。洗濯が終わったら素早く干して、風呂にお湯入れながらゴミ箱のビニール袋を緊縛して、汗かいたもんだから風呂に入りながら風呂掃除。出てからは皿を洗いながら頭を自然乾燥させて、昼と夜のメシの材料をメモにしてからゴミ袋を5つぶら下げて家を出た。でもって、駅前のスーパーで材料買い込んで、家に帰って第6レースから戦線参入。ま、多少効率的に動いたつもり。

お馬さんのほうは絶不調で全敗。スナオにダイワメジャー買っとけばよかった。
で、いつものカレー作りに励む。今日のは俗に言うキーマカレーで中華料理みたいに茄子を放り込んでみた。別にワタシのオリジナルでもなんでもないが。別に、、。
作り方は、サラダ油熱した鍋に玉葱のみじん切り1個分入れて茶色くなるまで炒めたら、ニンニクのスリおろしたのとクミン、コリアンダー、ターメリック、レッドチリペッパー、塩をそれぞれ適量入れて混ざり合ったら、今度は鶏の挽肉ぶち込んで火が通ったらトマト2個分細かく切ったのを入れて、、トマトが崩れて全体がドロドロ状態になったところで茄子を適当に切ったのを入れて10分くらい煮込む。煮込んでいる間に皿洗いなんぞをして、そうこうしているうちに完成。
まあまあうまくできた。

で、ここまで書いてきて今さらだが、ワタシの趣味はダンドリである。ものごとの順番をよく考えて、そのためによく準備して、あとは流れるように進めるだけ。
料理についても誰も作ってないものを新しく開発するとかいうことには興味ない。創作料理ってよく聞くが、そもそも喰えるもので作っている程度で創作とは言えないんじゃないの。カラス喰うとか考えるなら話は別だが。
それにコーチンとか比内とか、要するにどこの鶏肉だとか、南イタリアの誰作のトマトだとかそういうことにも興味ない。だからキッチョウだかサッチョウだか、そういう話題にはついていけない。うまければいいと思うだけだ。

世の中にはいろんなヒトがいる。キッチョウがキッチョウでなくなった瞬間に、食べたものの記憶がよみがえってまずく感じられはじめるヒトとか、賞味期限を1日過ぎただけでこんなモノ喰えネエって吐き出すヒトとか。。驚異的な味覚の持ち主って驚くフリして、バカにしてるだけなんだけどね。


『骨付きチキンカレー』

2007-10-28 08:16:37 | 伽哩
金曜日は昼・夜、別々のクライアントと会食。昼は敬虔な人たちとで、下ネタは通じないものの、アメリカの戦争のためにニッポンがせっせと貢いでいる給油問題の本質的なところとか、簡単に歴史が捻じ曲げられる教科書問題とか、、楽しく会話しながらの食事は時間を忘れさせてくれる。

その後は、名古屋方面に久しぶりの出張で、目的は夜の宴会のみ。こっちは人体修理にかかわる人たちが相手で下ネタは得意中の得意。表現がやたらリアルで食欲をそそる。それにしても酒飲みの人たちは、なんであんな豪華料理が出ているというのに飲んでばかりで食べないのか。昼のご馳走を忘れて食べまくった。

で、深夜まで飲んでタバコの煙で気管が苦しいままよく眠れず、きのうは激しい雨のなかを帰還した。夜になって玉葱を切り刻み始めたらだんだん苦しいのが治ってきて、お陰でいつも以上に微塵に切った。
やや煮込みすぎて焦げつく寸前までいったが、これまでにないできばえ。辛さ、甘さ、酸っぱさが婚前合体、いや渾然一体になって、鶏肉を包み込んだ。

香辛料が自律神経を刺激して夜も良く眠れる。と思っていたら、今朝は4時にムスコが起きてクラブの試合に出かけていった。陸上競技でも試合というところがおもしろいが、、帰ってきてまたカレーだったらウンザリだろうかと、今、悩んでいるところ。