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ぽかぽか春庭「みどりの日2021」

2021-05-09 00:00:01 | エッセイ、コラム

20210509
ぽかぽか春庭アート散歩>2021二十一世紀日記薫風(1)みどりの日2021

 都内に建つ近代建築・洋風邸宅のうち、公開されているのに、これまで訪れてこなかったのが鳩山会館です。
 現館長の鳩山由起夫の母・安子は、ブリジストン創始者の長女。安子の資産、石橋家からと鳩山家からの相続で200億円以上という、貧乏人には想像もできない大金持ち。保有するブリヂストン株1200万株(170億円相当)の年間配当だけで3億円を超えるというお金持ちなのだから、鳩山会館公開にあたって、無料公開してもいいんじゃない?と常々思っていた貧乏人のヒガミからこれまで訪問してこなかったのです。安子ママは、息子ふたりに「おこずかい」として1億2億をポンと渡してやっていたゴッドママでしたから、600円の一般入館料に対して、せめて高齢者料金は「半額の300円にして」なんて思っている庶民のことなど一顧だにしなかったろうなあ。修復後、1996年6月1日に鳩山会館としてオープン。一郎、威一郎らの記念室が設けられています。 安子ママ死去のあと、鳩山由紀夫が会館の館長となっています。

 毎年みどりの日に都立施設は無料公開してきたので、自転車で3つ4つの公演をはしごして緑をたのしんできたのですが、ことしのみどりの日、都立区立の施設はコロナ禍でみな臨時閉鎖。
 やむなく、たったひとつ開いていた鳩山会館を訪問することにしました。

 こちらは、補助金その他の国や東京都の補助を当てにしなくてもやっていける金持ち施設ですから、ほとんどの施設が身を縮めて臨時閉鎖した中、「オラッちは、国や都の施策とは無関係」という堂々のオープン。
 娘の一般入館料600円は、ネット購入の特典ポストカードつき。私は当日購入のシルバー500円。邸宅はのちほど紹介します。

 これまでみどりの日の楽しみのひとつは、旧古河庭園の薔薇でした。旧古河庭園は、シルバー券70円で入園できます。(邸宅に入るには別途見学料)
 しかし、ことしは閉園ですから、バラを見るにはどうしようかと思案しての鳩山会館訪問だったのです。鳩山会館庭園は、桜や紅葉もいいけれど、一番の 見所はバラだというので、出かけました。例年だと満開はゴールデンウイークが終わったころだというのですが、今年は桜も早かったけれどバラもちょうどゴールデンウイークど真ん中に満開。

 鳩山会館のバラたち

 ↓の奥にピンと直立の方が会館支配人さん

 バラに囲まれて


 鳩山会館見学、バラ満開の時期でちょうどいいときに行けてよかったです。

<つづく>
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