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ぽかぽか春庭「東京の庭巡り」

2020-12-12 00:00:01 | エッセイ、コラム
202012
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2020二十重日記庭めぐり(3)東京の庭巡り
 
 娘と歩く秋の庭園巡り。11月3日は東京国立博物館の庭園公開へ。
 東博は春と秋の2回、庭園を公開しています。私は東博に行って庭園公開時期にはたいていお庭を歩いてきましたが、娘ははじめて。

 東博の庭園


 11月14日は旧安田庭園を歩きました。旧安田庭園は刀剣美術館とセットで行きました。刀剣美術館は旧両国記念ホールを取り壊した後に建てられた刀剣専門美術館。旧安田庭園の中に建てられています。安田財閥安田善次郎ゆかりの庭園は、もとのままです。

 旧安田庭園の説明

安田財閥を築いた安田善次郎が手に入れた大名庭園を、善次郎没後1922(大正11)年、東京市に寄附されました。
 もとは常陸国笠間藩主本庄因幡守宗資により元禄年間(1688〜1703)に築造されたと伝わる隅田川の水を引いた汐入回遊式庭園。明治維新後は、旧備前岡山藩主池田侯の邸となり、安田善次郎が購入しました。善次郎から東京都に寄贈され、現在は墨田区立公園として公開されています。




 旧安田庭園も秋色には早く、今ひとつでしたが、近くの横網町復興記念館を通り抜ける途中の銀杏はきれいな秋色になっていました。
 
 復興記念館横の銀杏


 11月22日に訪れた東急線上野毛の五島美術館の庭も秋色にはまだまだ遠かったので、娘は「もうひとつ庭を見ていこう」と、二子玉川公園帰真園にも足をのばしました。

 五島美術館庭園


 上野毛から二子玉川駅に向かう途中、ちょっと寄り道して二子玉川公園へ。公園内に「帰真園」多摩川に見立てた池を中心に作庭された「帰真園」は、2013(平成25)年に開園した新しい庭園です。
 帰真園があること、この時までまったく知りませんでした。


 旧清水邸から庭を見る


 11月25日に訪れた六義園。もう11月も下旬というのに、紅葉はぜんぜん。盛りの色には程遠かったです。昨年の紅葉がことのほか見事で大賑わいだったそうですが、昨年のを撮影したらしいポスターとはうって変わって、茶色になった楓の木ががっかり感を増幅。

 それでも、赤く色づいているところをうまく切り取って、秋らしい色に。楓よりもハゼがきれいな色になっていました。




 紅葉にがっかりした分、おなかにはたっぷりとおしるこ。


 六義園染井門出口で。雨もよいの一日、寒い日にお庭歩きをしてしまいました。


<つづく>
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