波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

年の瀬に………

2015-12-30 01:22:18 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
今年も残すところ48時間を切ってしまいましたけど、皆さんのところは年越しの準備は進んでいるでしょうか?白黒茶々家はこれから大掃除に取り掛かるところであります。 その掃除も重要なのですけど、それ以外にも新年を迎えるのに必要なものがあります。それは何かといいますと……… そうです お正月に食べる餅です。私の母の在所では昔……… えっ、「『在所』って何のこと?」ですって? これってどうやら、遠州地方の方言みたいですね。とにかくここでいう「在所」とは、実家のことです。話はもとに戻って、かつて母の実家では年末になると親戚が集まって、餅つきをしていたのですよ。しかも、かまどで炊いた餅米を、杵と臼でつくという本格的なものでした。そのつきたてのものに、きな粉やおろし醤油を付けて食べたら、もう絶品 その味は、ずっと心に残っています。 しかし、労力や材料費がかかるだけではなく、添加物ゼロの餅はあまり日持ちがしないこともあって、次第にやらないようになってしまいました。お正月用の餅の調達は、自家製から製品の購入へといくところなのですけど、白黒茶々家の場合はちょっと違うのですよ。 今回はそのあたりの話をさせていただきます。



………ということで、やって来ましたよ ふれあい農協祭に。毎年このくらいの時季になると、私の地元にある浜名湖競艇場の芝生広場では、農協のイベントがおこなわれています。 その締めに餅まきがあるのですけど、箔母さんは「寒いから、あまり行きたくない」と、外出するのを渋っていました。 そこで正月の餅を調達したかったのに。私はその日は仕事があったのですけど、職場にお願いしてその時間帯だけ抜けさせてもらいました。

メインステージのほうは農産物の競り→大抽選会→幹部の挨拶へと推移していき、いよいよ餅まきの時間が迫ってきました。 餅拾いは「捕獲の格闘技」とも呼ばれて……… えっ、いないって? とにかく、多少痛いことをされても許される競技(?)なのですよ。 ところが「ケガがないようにしたいので、こちらのステージ前は、お子様や女性のみとさせていただきます」ここにきて、突然そのようなことを言い出したではありませんか そうしたら、私たちのような大人の男性は?



「特設の櫓を用意するので、そちらで拾ってください」とのことです。 さらにその上にスタッフが上がり、独特の緊迫感が湧いてきましたよ。



その中には、箔母さんとたつぴの姿も。実は私はその少し前に、会場で彼女らと合流していたのですよ。 箔母さんだけは女子供のほうに行ってもよかったのですけど「手加減なしでやりたい」ということで、こちらにしたそうです。
それから間もなくして、農協関係者の手による餅の乱舞が始まりました。これまで私は、餅拾いの際には名捕手や名内野手になったのですけど、この日の様子を敢えて例えると……… 動くものには無条件で飛び付く、繁殖期のカエルという感じでした。 とにかく、みんなして本気で奪い合い、私は楼上のおじちゃんたちの足元に転がっている餅にも手を伸ばしたりしました。その結果………

たつぴ、 14コ
箔母さん、19コ
私、   22コ



………の、合計55コもの餅を集めることができました。 これだけあれば、お正月用には充分足りますよ モチろん、それらのモチはモチ帰って……… ちなみに、獲物の後ろにある黒い影は、晃ちゃにございます。
それらがまだ柔らかいうちに、私とたつぴがいくつか試食してから………



にもおすそ分けしてあげましょう。 お餅が大好物の箔は、たまらずブンブンしております。



まずはそのお餅を、ニオイからお味わいくださいませ ただでさえ大きな目が飛び出そうで、すごい形相となっております。 それだけではなく、お餅への愛情を表すかのように、そいつにキッスをしていますし。



箔ほどではないのですけど、波もすごい喰らい付きですよ。 前フリはこのぐらいにしておいて………



程よい大きさにちぎっておきましたよ。 さらに「まて」の儀式を終えたら………



さあ、お食べなさい そうしたら、波のほうが最初に喰らい付きました。 ただし、彼女はそのあと慎重に咀嚼していましたけど。



次は箔の番……… って、こちらもまた強烈なお顔ですけど、皆様の初夢に出てこない程度にお願いします。 そんなに美味しそう(?)に食べると、おかわりをあげたくなりますよ。このようにして、私たちはまき餅の恩恵を心ゆくまで味わいました。

そんな年の瀬に、亡くなったフクちゃんのもとに花を届けることにしました。 当初はお花屋さんにすべてを依頼するつもりだったのですけど、紆余曲折を経た末に私が直接やよっちさん宅に持っていくことに。やよっちさん、そんな私を快く通してくださり、ありがとうございました。



その際には、フクちゃんにも逢わせていただきました。彼女はもう動かないのですけど、お見送りをする前に手を合わせることができてよかったです。



そんな私を、レオン君も笑顔で迎えてくれました。 その日は、箔と波の散歩とお世話をしてから出勤し、仕事を終えてから直接そちらに向かったので、私の体には彼らのニオイが付いていたみたいです。その代わりに今度は私が、箔と波へのおみやげとして、レオン君のニオイをお持ち帰りしました。



その翌々日の29日の10時から、フクちゃんのお見送りがありました。その時刻に空を見上げたら、彼女を思わせるような爽やかな青空が広がっていました。 私が逢いに行ったとき、やよっちさんとレオン君はまだ悲しみの中にいたのですけど、新たな一歩を踏み出そうとしていました。そんな彼女らのことを、私はこれからも応援していく所存にございます。

今年もあっという間に終わっていき、私はその速さに付いていけないぐらいです。 それでも、じっくりと振り返ってみたら、新たな出逢いや体験などがあって、充実していたようにも思えます。 箔波日記は10年目に入り、ブログのなかでは老舗のほうでしょうか?これからも細く長く続けていくつもりなので、どうか皆さんも懲りずに気長にお付き合いくださいませ。それから、今回が今年最後の更新となります。皆様も、どうかよいお年をお迎えくださいませ。

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