波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

茶トラちゃんとのお見合い

2011-07-20 00:01:14 | ニャンコ
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私は富士市に来ております。そちらでは、母校の高校の野球部の応援だけではなく、そのあとにも重要な用事が控えているのですよ。
私の住んでいるところからだと、冬の空気の澄んだ日ぐらいにしか富士山は見えません。そういうこともあって、その麓にある富士市まで行けば、かなり大きく見えると期待していました。



ところが、夏の日差しが厳しくギンギンに晴れ渡っているというのに、富士山の「ふ」の字も見えないではありませんか。



ちなみにこれは冬場の様子ですけど、本来ならこれぐらいの大迫力の景観を味わうことができるのですよ。 しかし、あとから聞いた話によると、夏のこの時季は、麓からでも見えない日のほうが多いそうです。

富士山のことはとりあえず置いておいて、そろそろ本題に入らせていただきます。 果たして、今回の茶トラちゃんは………

話は、私の富士市訪問から2日ほど前にさかのぼります。いつものように私が猫の里親募集サイトを見ていたら、その中に茶トラのメスが出ているのに気が付きました。 しかも、その募集を出した方は、私がこれから高校野球の応援に行く予定の、富士市に住んでいるというではありませんか これはさっそくアクセスしなければ~


※里親募集サイトに出ていた写真

とはいっても、今まで茶トラちゃん情報に当たっても、住んでいる地域が遠かったり、地元優先などの理由で、先方から断られてばかりいました。
しかし、今回募集を出していたKさんはとても良心的で、私の茶トラちゃんにかける熱い想いもよく汲んでくださり、私の訪問も楽しみにしているとまでおっしゃってくださいました。
そうしたら、母校の敗戦から早く気持ちを切り替えて、そちらのほうに向かわなければ~



その待ち合わせ場所となるyayaカフェは、JR富士駅の近くにあります。 そのお店ではその日、子猫の譲渡会がおこなわれていたのですけど、そちらのほうに例の茶トラちゃんがいるのでしょうか?とにかく、中に入ってみましょう。

「白黒茶々です」と私が名乗ったら、女性の方に「遠いところからよくぞいらっしゃいました、こちらへどうぞ」と、案内されました。どうやら例の子猫は、そのお店とは違うところにいるみたいですね。 そして、私は近くのビルに通されました。そこで私の到着を待っていた子猫は………



う~む……… 待っていたというよりは、気持ち良さそうに寝ていますね。ちなみに、真ん中にいる子が目的の子猫なのですけど、茶トラにしては白っぽいような。



やっと起きた……… というか、起こしてしまったみたいですね。 このあと、実際に抱っこをさせてもらったりもしたのですけどなんか遠慮してしまい、間近で写真を撮ることはできませんでした。 この子は尻尾がスラッと伸びていて、顔も整っていて器量もいい。唯一気になるところは、虎がホワイトタイガーになったような白具合でしょうか。



さらにそちらでは、猫の保護活動の話も聞きました。ちなみにこの乳飲み子は、私の姉一家が拾ったもので、授乳させたり排便の手伝いをしたりして、育てているところです。彼らは「茶トラじゃないけど、もう一匹どお?」と私に聞いてきたりもしましたけど、すぐに情が移り、「ウチで飼うことにした」と宣言するまでに。
一方のこちらの保護団体の方たちも、このような状態の子猫を拾うことがあるみたいです。彼女たちも、できることならそのまま飼いたかったそうですけど、丈夫な猫は20年ぐらいは生きることがあることから、その頃には自分自身生きているかどうかわからないので、信用できる人に引き渡すようにしているとおっしゃっていました。

私は「結論は、家に持ち帰ってから家族にも相談して、出すようにします」と告げ、そこを経つことにしました。「いいお返事、お待ちしております」本当にそうしたいところです。

帰宅してから、さっそく私は箔母さんやたつぴにその日に逢った茶トラちゃんのことを話しました。彼女らは「私はその子でも、大歓迎だよ 」と言っていました。あとは、私が「飼う」と言うだけで一件落着するのですけど………

それ以来、私はずっと白い茶トラちゃんのことを考えていました。それにしても実際の子猫は、募集の写真写りより白かったような。多少白くても、茶トラには違いないし、そろそろ茶トラちゃん捜索活動に終止符を打ちたいし。また、今回の保護団体の方たちも、感じが良かったし。

しかし今回の子は、今まで追い求めてきた茶トラちゃんとは違っていました。さらに、「どんなに時間や労力がかかっても構わない、茶々と姿形が似ている猫と巡り逢えるまでは絶対に諦めたくない」という初心も思い出しました。さらに考えに考えた結果、私は今回は断腸の思いで断ることにしました。

里子を救済することよりも、自分がイメージする茶トラちゃんを追い求めるほうを優先したことに、後ろめたささえも感じています。それに加えて、さんざん引っ張ってきたワリには、なかなか運命の茶トラちゃんを登場させることができませんし。こうなったら、正真正銘の完結編になるまで、茶トラちゃんレポートを控えるべきなのか。今では、こちらのほうでも悩んでいます。


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マシュマロ)
2011-07-20 12:16:56
運命の茶トラちゃんとの出会いは、またお預けだったんですね。
天の川にもお願いしたので、もう間もなくだと良いですねー。
白黒茶々さんの直感の導くままに、がんばってください。
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Unknown (やよっち)
2011-07-20 12:29:33
運命の子ではなかったのですね~残念でしたね

レポートもそんな気にすることないですよどぉだったのかなってワクワクしながら読んでますし

頑張って下さいね
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Unknown (クーママ)
2011-07-20 12:58:32
縁って不思議ですよね。
出会いは直感を大切にしていいと思います。

この子だ!と出会った瞬間に感じられる
いいご縁がありますように☆
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そうでしたかぁ。。 (シロダヌキ)
2011-07-20 22:14:23
残念でしたね。。
でも、きっと、茶々さま二世は現れますよ!!
その日まで、がんばってください!!

ワタシも、いつかきっと白ふわに出会えるまでワクワクして待ってます。
ワタシはゆうたんの命日以降に生まれた子と決めてます。
だって、きっとゆうたんの生まれ変わりだもの!

富士山、、あのお方は春位からぼんやりしたお姿になってきますよね。。
空気が澄んでくる季節まで待ちましょうね~
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マシュマロさん♪ (白黒茶々)
2011-07-20 23:47:21
今回はいいところまで行ったのですけど、最終決定には至りませんでした。 それでも、天の川に託した願いが叶うことを信じて、これからも地道な活動を続けていく所存にございます。
そんな私に労いのお言葉をくださり、ありがとうございます。
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やよっちさん♪ (白黒茶々)
2011-07-20 23:54:11
確かに茶トラの子には違いないのですけど、私にとっては運命の子ではありませんでした。 本当に今回は惜しかったです。それでも、自分にとって納得のいく子が見つかるまで粘ろうと思います。
茶トラちゃんの捜索活動が予想以上に難航し、それに伴ってレポートのほうも多くなってしまいましたけど、毎回懲りずにお付き合いしてくださり、ありがとうございます。 そう仰ってくださると、励みになります。
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クーママさん♪ (白黒茶々)
2011-07-20 23:58:34
縁は、意外なところにあるみたいですね。
こればかりは労力を使うだけでは叶わないので、「この子だ 」という直感がくるまで焦らず粘ってみようと思います。

もちろん、いい出逢いがあったら、意気揚々とレポートさせていただきます。
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シロダヌキさん♪ (白黒茶々)
2011-07-21 00:08:19
今までに比べたらかなり前進しましたけど、運命の出逢いとまではいきませんでした。 茶トラちゃん捜索活動を始めて、初めてその種類の猫の絶対数が少ないということに気付いたのですけど、これからも諦めずに探していくつもりです。

シロダヌキさんにとっても、運命の子が見つかるといいですね。 しかも、ゆうたん以降に生まれた子を望んでいるなんて。実は私も、密かに茶々の生まれ変わりを期待しているのですよ。 それでも、性格までは一緒ではなくてもいいと思っています。

富士山は冠雪していなくても充分だったのに、まさか姿そのものが見えないなんて……… 本当に、私にとっては近くて遠い存在です。
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Unknown (ヴィヴィアルママ)
2011-07-21 08:36:35
運命ってあるんですよね・・・
探している時は見つからなくて何気ないときに「この子だ!」と思える出逢いがあったり。
ノマがそうでした。
ニャンコをもう1匹飼うなんて全然考えたこと無かったのに、道端で「里親募集」と書かれた看板の横で「ミィ~」と鳴いていたノマを見て「この子はうちの子だ!」と思いその場で引き取ってきました。
白黒茶々さんにもそういう出逢いがきっときます
その日まで頑張ってください
レポ-トも毎回楽しみにしています
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ヴィヴィアルママさん♪ (白黒茶々)
2011-07-21 23:51:22
今、自分の家にいるワンニャンだけではなく、皆さんのウチの子に至るまでの話を聞いていくと、運命的なものを感じます。 ノマ君も、ヴィヴィアル家に来る運命にあったみたいですね。

ヴィヴィアルママさんのお言葉、とても励みになります。 今は苦戦していますけど、そのぶんこれからいい出逢いがあると信じるようにします。今度こそ、感動的な出逢いのレポートができることを願っています。
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