ヤングキングアワーズ 2015年11月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)
コミックス7巻、発売中!
そんな今回、くじ引きで沖縄旅行を引き当てたシロさん。
しかし、1組3名様までということで、誰が行く?なんて話に・・・
やたらと、さりげなく(?)自己アピールする麻弓さん。
1人は住子さん確定ということでしたが、当選者のシロさんを除外して、
話を進めていたのは、ヒドッ!
と思ったら、その理不尽すらも、シロさんには心地よいというのだから、
心配して損した(^^;
まあ結局は、きわめて適切な人選で落ち着いてましたけど、
しばらく住子さんが不在となる河合荘、他の面々はどうするのかというと・・・?
海へ!
住子さんがいない河合荘のよるごはんは、コンビニ弁当。
それを食べながら、海へ行こうという話になり、さっそく宇佐くん、
律さんの水着姿をイメージしながら、ニヤケています・・・すけべえ(^^;
ところが、律さんは海へは行かない意向。
その理由が「人多そう」というのは、律さんらしいものでしたけど、
もう1つ、宇佐くんに見られるから、というあたり、前回の話を引きずってますねえ。
律さんに対して「そーゆー目」で見てます、なんて言っちゃったものだから、
必要以上に律さんが、宇佐くんの視線を意識してしまっている状況。
なので、彼への警戒心がMAXになっています。
そこへ、麻弓さんが「童貞舌」とか言い出して、律さんをさらに怯えさせていたのは笑!
でも、ここで語られていることって、なかなかの名言かもしれない(ぇ
そして、水着の話題で盛り上がり・・・
律さんの水着は、母上のいるアメリカへ行ったときに買った
マリンスポーツ用のものということですが、色気が皆無!
そこで、彩花さんが貸してあげると持ち出してきた水着は、
セクシー&ビューティ、オシャレなものばかりで、律さんには大胆すぎるもの。
恥ずかしがる律さん、可愛かった(ォィ
さらに麻弓さんが、男用の水着ということで、ワンショルダーを持ち出してきて、大笑!
いや、真面目に、この水着を初めて見たとき、誰がはくんだ!?と思ってました、ハイ。
ブーメランなら、まだ理解の範疇なのですが(ぇ
にしても、麻弓さんがこの水着を持っている理由が、これまた酷くて!
ワンショルダーに込められた怨念が、あまりにあまりで・・・笑っちゃいました(お前も酷い)
行かない律さんの代わりに・・・?
翌日、椎名さんに会った所、彼女、律さんのファンになったとかで、
「律先輩」と呼んでいいかと尋ねてきます。
仮装行列の一件で、助けられていましたからね~。
律さんを慕うようになったのも、納得というもの。
先輩呼びを許可されて、嬉しそうにする椎名さんも可愛らしかった。
のですが、ここで河合荘の面々が、海へ行くという話が出てきて、
椎名さんも行きたがりますが・・・?
いや~、ここでの宇佐くんの対応、立派でしたね~。
いわゆる優柔不断な態度ではなく、自分の中の優先順位に沿った線引きを、
自然にできていたことは、頼もしく感じられましたよ。
椎名さんを邪険にせず、それでいて、彼が望む一緒に海へ行きたい相手は
律さんであるということを、(律さんに対して)きちんとアピールできていたのは、
お見事でした。
何だかんだで、まとまって・・・
椎名さんと別れた後、彼女を誘わなくてよかったのかと聞く律さん。
ちょっと遠慮がちで、でもホッとしているような様子が、いじらしい。
自分は「行かない」と言いながらも、椎名さんを誘われていれば、
心穏やかでなかっただろうことは明白でしたからね。
椎名さんが「行きたい」と言ったときは、緊張の面持ちでしたし。
けれど、宇佐くんが来てほしいのは、律さん。
それを納得できた律さんの心が、前向きになっていたのは、爽やかでしたよ。
さらに、宇佐くんも「律先輩」と呼んでいいか、と聞いたところ、
これについては不許可になっていて、笑゜(*゜´∀`゜)゜
でも、不許可の理由が自分でもわかっていない律さんに、ニヤリでしたね。
宇佐くんに、先輩付きとはいえ名前呼びされることで、動揺している律さん。
その心の動きが、自分では理解できていないあたり、まだまだではありますが、
大きな進展ともいえるかと思います・・・ う~ん牛歩、だが、それがイイ。
出発!
そして、海へ・・・は良いのですが、ここでいきなり、試練が!?
車に乗り込んだ河合荘の面々の表情が凍り付く事態に・・・
順風満帆とは言えない出立に、大笑いのラストでありました!
さてさて、沖縄の海でくつろぐ住子さんとは対照的に、嵐の始まりとなるのでしょうか。
海ということで、当然、水着回になると思われますが、ここで変化球を繰り出してくる
可能性も無きにしも非ず(ぇ
いやいや、宮原先生に限って、そんな残酷なことはありえないですよねー()
海で宇佐&律の大きな進展、あるやなしや? と期待しつつ、今後も楽しみです!
さてさて、もう秋も深まって朝晩なんて寒いくらいなのに、今から海かよ、というツッコミを入れながら来月号を楽しみにしてよ。
もうそろそろ律も自分の気持ちに気づいてくれないと、話として面白くならないような気もしてきたし。
> このラストシーン
言われてみれば確かに(^^;
作中の時間と、現実の時間とは、乖離がありますからね~。
季節感がなくなることも、しばしば… やむなしですかね。
律さんの無自覚は、どうやって自覚するかという問題があるので、難しい所。
何かきっかけになる出来事があればよいのですが…
現在の律さんは、宇佐くんの視線を意識しまくりなので、そのあたりから道が切り拓かれるのかも?