五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の河合荘

2015年10月06日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2015年11月号より

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)

 

 コミックス7巻、発売中!

 そんな今回、くじ引きで沖縄旅行を引き当てたシロさん。
 しかし、1組3名様までということで、誰が行く?なんて話に・・・

 やたらと、さりげなく(?)自己アピールする麻弓さん。
 1人は住子さん確定ということでしたが、当選者のシロさんを除外して、
 話を進めていたのは、ヒドッ!

 と思ったら、その理不尽すらも、シロさんには心地よいというのだから、
 心配して損した(^^;

 まあ結局は、きわめて適切な人選で落ち着いてましたけど、
 しばらく住子さんが不在となる河合荘、他の面々はどうするのかというと・・・?

 

 

 

 海へ!

 住子さんがいない河合荘のよるごはんは、コンビニ弁当。
 それを食べながら、海へ行こうという話になり、さっそく宇佐くん、
 律さんの水着姿をイメージしながら、ニヤケています・・・すけべえ(^^;

 ところが、律さんは海へは行かない意向。
 その理由が「人多そう」というのは、律さんらしいものでしたけど、
 もう1つ、宇佐くんに見られるから、というあたり、前回の話を引きずってますねえ。

 律さんに対して「そーゆー目」で見てます、なんて言っちゃったものだから、
 必要以上に律さんが、宇佐くんの視線を意識してしまっている状況。
 なので、彼への警戒心がMAXになっています。

 そこへ、麻弓さんが「童貞舌」とか言い出して、律さんをさらに怯えさせていたのは笑!
 でも、ここで語られていることって、なかなかの名言かもしれない(ぇ

 

 

 

 そして、水着の話題で盛り上がり・・・

 律さんの水着は、母上のいるアメリカへ行ったときに買った
 マリンスポーツ用のものということですが、色気が皆無!

 そこで、彩花さんが貸してあげると持ち出してきた水着は、
 セクシー&ビューティ、オシャレなものばかりで、律さんには大胆すぎるもの。
 恥ずかしがる律さん、可愛かった(ォィ

 さらに麻弓さんが、男用の水着ということで、ワンショルダーを持ち出してきて、大笑!
 いや、真面目に、この水着を初めて見たとき、誰がはくんだ!?と思ってました、ハイ。
 ブーメランなら、まだ理解の範疇なのですが(ぇ

 にしても、麻弓さんがこの水着を持っている理由が、これまた酷くて!
 ワンショルダーに込められた怨念が、あまりにあまりで・・・笑っちゃいました(お前も酷い)

 

 

 

 行かない律さんの代わりに・・・?

 翌日、椎名さんに会った所、彼女、律さんのファンになったとかで、
 「律先輩」と呼んでいいかと尋ねてきます。

 仮装行列の一件で、助けられていましたからね~。
 律さんを慕うようになったのも、納得というもの。
 先輩呼びを許可されて、嬉しそうにする椎名さんも可愛らしかった。

 のですが、ここで河合荘の面々が、海へ行くという話が出てきて、
 椎名さんも行きたがりますが・・・?

 いや~、ここでの宇佐くんの対応、立派でしたね~。
 いわゆる優柔不断な態度ではなく、自分の中の優先順位に沿った線引きを、
 自然にできていたことは、頼もしく感じられましたよ。

 椎名さんを邪険にせず、それでいて、彼が望む一緒に海へ行きたい相手は
 律さんであるということを、(律さんに対して)きちんとアピールできていたのは、
 お見事でした。 

 

 

 

 何だかんだで、まとまって・・・

 椎名さんと別れた後、彼女を誘わなくてよかったのかと聞く律さん。
 ちょっと遠慮がちで、でもホッとしているような様子が、いじらしい。

 自分は「行かない」と言いながらも、椎名さんを誘われていれば、
 心穏やかでなかっただろうことは明白でしたからね。
 椎名さんが「行きたい」と言ったときは、緊張の面持ちでしたし。

 けれど、宇佐くんが来てほしいのは、律さん。
 それを納得できた律さんの心が、前向きになっていたのは、爽やかでしたよ。

 さらに、宇佐くんも「律先輩」と呼んでいいか、と聞いたところ、
 これについては不許可になっていて、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 でも、不許可の理由が自分でもわかっていない律さんに、ニヤリでしたね。
 宇佐くんに、先輩付きとはいえ名前呼びされることで、動揺している律さん。

 その心の動きが、自分では理解できていないあたり、まだまだではありますが、
  大きな進展ともいえるかと思います・・・ う~ん牛歩、だが、それがイイ。

 

 

 

 出発!

 そして、海へ・・・は良いのですが、ここでいきなり、試練が!?
 車に乗り込んだ河合荘の面々の表情が凍り付く事態に・・・
 順風満帆とは言えない出立に、大笑いのラストでありました!

 さてさて、沖縄の海でくつろぐ住子さんとは対照的に、嵐の始まりとなるのでしょうか。
 海ということで、当然、水着回になると思われますが、ここで変化球を繰り出してくる
 可能性も無きにしも非ず(ぇ

 いやいや、宮原先生に限って、そんな残酷なことはありえないですよねー()
 海で宇佐&律の大きな進展、あるやなしや? と期待しつつ、今後も楽しみです!

 

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2 コメント

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Unknown (因幡の黒ウサギ)
2015-10-07 19:00:27
このラストシーン、めぞん一刻で海に行った帰りに響子さんが運転するシーンを思い出しました(笑)

さてさて、もう秋も深まって朝晩なんて寒いくらいなのに、今から海かよ、というツッコミを入れながら来月号を楽しみにしてよ。
もうそろそろ律も自分の気持ちに気づいてくれないと、話として面白くならないような気もしてきたし。
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Unknown (67)
2015-10-08 09:35:14
因幡の黒ウサギさん、コメントありがとうございます!

> このラストシーン
言われてみれば確かに(^^;

作中の時間と、現実の時間とは、乖離がありますからね~。
季節感がなくなることも、しばしば… やむなしですかね。

律さんの無自覚は、どうやって自覚するかという問題があるので、難しい所。
何かきっかけになる出来事があればよいのですが…
現在の律さんは、宇佐くんの視線を意識しまくりなので、そのあたりから道が切り拓かれるのかも?
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