◆ 今月の河合荘

ヤングキングアワーズ　２０１６年８月号より

　今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。　（未読の方はご注意ください）

 
 
 
 
 

●僕らはみんな河合荘　（宮原るり 先生）

　

　彩花さん、ご帰還！

　河合荘に帰って来た彩花さん・・・ですが、浮かない顔をしてます。
　麻弓さんに、“恥ずかしい父親”のことを知られてしまったからには、
　言いふらされているに違いないと、考えている様子。

　ところが、宇佐くんとシロくんが出迎えてくれるも、
　そんな話は出てこず、どうも麻弓さんは黙っていてくれたらしいと、拍子抜け。

　ではありましたが、麻弓さんの気遣いに、それはそれで腹立たしいとか
　思ってしまう彩花さんには、笑いました！
　まあ、麻弓さんがそんな気遣いなんて、するはずなかったんですけども(^^;

 

 

　

　力関係、逆転！？

　父親のことは黙ったまま、それでも見事に嫌がらせしてしまう麻弓さん。
　それに対して、彩花さんは「単純な返ししかできなくなってる!?」状態で、
　宇佐くんたちも驚いています。

　麻弓さんは、彩花さんの弱みを握ったと得意げですが、
　それを聞いた宇佐くん、ウサギのことかと勘違いして、余計な一言を・・・

　そこから一気に暴露大会となっていたのは、彩花さん、お気の毒！
　ウサギのことも、父上のことも、河合荘のみんなにバレてしまうとは(´▽｀;)

　そして、なぜウサギが苦手なのかが語られていましたけども、
　これはトラウマになりますわー、仕方ないですわー、ってゆーか怖い！
　その話を聞いて、こればかりは触れてはいけないと思う一同の優しさに、涙でした（ぇ

 　

　

　

　いよいよ、花火大会当日！

　場所取りに向かうシロさんに、ついてゆく宇佐くん。
　でしたけど、シロさんの語る３度の場所取り話には、笑！

　何だかんだと大変そうでしたけど、３回目の麻弓さんによる簀巻きが、
　簡易テントよりも快適だったというのは、世の不条理を感じずにいられませんでしたよ。
　ゆえに、シロさんが宇佐くんにも、簀巻きを勧めていたのは可笑しかった！

　そして、宇佐くんを見送る律さんでしたが、宇佐くんの浴衣姿に何かしら感じている様子。
　そのあたりも微笑ましかったうえに、宇佐くんが「後でね！」なんて笑顔で言うのも、
　またよかったですね～。

　その後、住子さん指導のもと、女子組はお弁当づくり。
　リクエストを募ると、麻弓さんは「親子丼」とか無茶言ってて笑いましたが、
　律さんが少し考えて、「ハンバーグ」と提案していたのには、ニヤリでした。

　というのも、すかさず住子さんが、ハンバーグ＝宇佐くんの大好物と述べたためで、
　慌てる律さんが可愛いのなんのって・・・　狙ったのか、偶然なのかは、
　律さんにしかわかりませんけど、やはり狙ったんですかねえ～。

　彩花さんからハート型にしようと言われて、顔真っ赤にして拒否しようとする律さん。
　でも、なんでハート型だとダメなのかと返されて、言葉に詰まっちゃうのも可愛かった。
　べつに宇佐くんを意識してなければ、ハート型でも問題ないわけで、彩花さん、やるなあ。

 

 

　

　浴衣でGO！

　女子組も、花火大会へ向かうことになりますが、麻弓さんと彩花さんの浴衣姿が素敵。
　やはり、外見だけは良いですものね！（しばかれるぞ）

　でも、律さんは浴衣を着ずに行くらしく、ちょっぴり残念。
　ではありましたが、そこを彩花さんが煽ってく煽ってく！

　浴衣でないなら「今度は洋服でアピールって？」と煽り、
　さらに「椎名さんとかすごく可愛くおしゃれしそー」と煽りつつ、
　律さんがモヤモヤっとし始めたところで、ヘアメイクを申し出ていたのが、お見事ですね。

　律さんの心を揺さぶりながら、自分の思惑通りの方向へ動かしてゆく。
　悪魔のような手練手管ではありますが、これって律さんにはプラスになりそうですし、
　良いことなのかもしれません。

　というのも、彩花さんはどうやら、宇佐＆律の仲を取りもつことで、青春オーラを生み出し、
　麻弓さんを少しずつ削ってゆこうと考えているらしく、動機は不純なれども、
　宇佐くんたちにとっては、強い味方ができたような？　そうでもないような？？

 

 

　

　いつもと違った律さんと・・・

　宇佐くんらと合流する律さんたち。
　浴衣ではなかったものの、いつもと違うオシャレな格好をした律さんを見て、
　宇佐くんが放った第一声には・・・　苦笑(´▽｀;)

　「本、持ってない！」って、あんた、それ違うやろ！
　でも、律さんが本を持ってないのも、また“いつもと違った”姿であり、
　それに宇佐くんが驚いたことは、やむをえないのかもしれませんね。

　それから宇佐くん、メイクにも気付いた様子でしたけど、
　自信なさげに「変だよね」と、うつむいてしまう律さんが、可愛すぎ。

　けれど、そこで宇佐くんがフォローの言葉をかけた所、
　ちょっと嬉しそうに顔を上げる律さんが、もう、たまりませんでしたよ！

　これ、本当に「俺の大花火」、打ち上がっちゃうんじゃないですかね！？
　先月号の感想でいただいたコメントなのですが・・・

　
　　花火と言えば、三巻の千夏ちゃんの夏休み宿題回で、
　　千夏『花火あたりでくっつく～』
　　律『花火いってないし～』
　　の下りがあったので、さり気ない伏線だったりしないかなーなんて思っちゃってますがどうでしょう？？

　
　というのは、なかなか良い所を突いている気がするのですよね。
　「ドラマとかだと花火あたりでくっつくのに」　これは予言だったのかも・・・？

　だとすると、ここで大進展が来るー！！？？
　なんて期待しつつ、今後も楽しみです！

　

◆　ヤングキングアワーズ　感想