2017年4月号
表紙は、早くも春の陽気を感じさせるミカちゃんたち!
地面に鮮やかな緑色が敷き詰められていて、温かな雰囲気です。
他、短期集中連載作品や、ゲスト作品なども!
今月の「ホワイトデーのお返しで賞」は、『お姉ちゃんが来た』!
今回、2本立てで1本目はホワイトデー。
一香さんへのお返しに悩む朋也くん。
「何をあげても喜んでくれるけど、あまり期待されると普通の物じゃ悪いかな」
なんて言ってますが、友人たちからは「のろけ」とツッコまれていて愉快(^^;
そんな中、村瀬さんは「相手が欲しい物を贈れば?」と述べた所、
朋也くんが「俺?」とか言っていたのは大笑いでした! 間違ってないけどさ!
この「相手が欲しい物」というのは、女子視点ということで参考になりますし、
大事な事でもありますよね。 ホワイトデーには気を付けたいかもしれません・・・
ええ、私のバレンタインなんて何もなかったに等しいですけどね!(泣いてない)
そして、朋也くんが選んだお返しは、きちんと考えられたものというか、
大事な人へのプレゼントのような特別感があふれていて、よかったですね~。
一香さんも大喜びでしたけど、藤咲さんは少しショック? といった風に面白かった!
【2月27日、コミックス17巻・発売!】
●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)
今回も、多彩な動物たちの共演が楽しい内容。
【犬も顔をつくる】でのキリッとしたタローくん。
いつものゆる~い顔でないのはどうしたわけか? と思っていたら、納得の理由に笑!
タローくんも色気づいておりますなあ。
一方、さくらの方は、お兄ちゃんの気道をふさいで殺しかけたり(ぇ、
お兄ちゃんに遊んでもらいたがっても「試験勉強中だから待ってて」と言われて、
おとなしく引き下がったと思ったら、5秒だけ待っていたりしていたのは、笑!
そんな風に、今回もタロー・さくら中心に動物たちが面白かったのはもちろん、
お兄ちゃんもWeb漫画を読んでいる母上に、自分は紙の方がいいと通ぶった所、
手痛い返しをくらっていて、人間の方も愉快でしたね。
ラスト【タローとジロー】で、やたらと後ろを振り返る2人が可愛かったりでしたが、
いつもと違った雰囲気が良いオチになっていました(^^;
などなど、人も動物もにぎやかな本作品。
コミックス17巻になるんですね、2月27日発売とのことで、今後も楽しみです!
【短期集中連載】
●たにんぐらし (murata 先生)
人見知りな女子高生と、同居人姉妹と。
【主な登場人物】
・豊島みゆき : 人見知りな女子高生。 1人暮らしをしていたものの・・・
・堺千暁 : みゆきさんと同居することになった姉妹の姉。 元気系。
・堺陽菜 : みゆきさんと同居することになった姉妹の妹。 お子様。
転勤つづきの親から離れて1人暮らししていたみゆきさん。
そこへ、父上の頼みで姉妹を預かることになったものの、人見知りのみゆきさんには
困惑することばかりで、何かと大変。 そんな日々を描く4コマ作品です。
気後れすることなく、距離をつめてくる姉・千暁さんに苦手意識を覚えたり、
子供ながらの好奇心を発揮したり、遊んでもらいたがる陽菜ちゃんに手を焼いたり、
2人との生活は前途多難で、そうした様子が穏やかな面白味となっています。
そんな風に、みゆきさんは苦労しつつも、2人との交流に何かしら感じるのか、
変化の兆しもありそうで、そのあたりに期待感の高まりがありますね。
といった点に注目しながら、全4回とのことで、楽しみです!
【ゲスト作品】
●森田さんは無口 (佐野妙 先生)
無口な森田さんの日常。
コミックス12巻、発売中! (『ウリとツメ』3巻は、3月27日発売!)
「まんがライフMOMO」「まんがくらぶ」にて連載中の本作品。
おなじみ、無口な少女・森田さんの日々が描かれる4コマ作品です。
今回は、森田さんの基本ともいえる内容でしたね。
無口な彼女がなぜ無口なのか? 何を考えているのか? どう行動しているのか?
といったことが、丁寧に描かれていて「森田さん」らしい面白さでした。
話すタイミングが悪かったり、考えすぎるあまり話せなかったり、
一見、無口でクールかと思いきや、中身は普通の少女な所に、魅力があります。
そして、周囲の友人たちも、森田さんのことをよくわかっていて、
気をかけてくれたりするなど雰囲気もよく、にぎやかな空気に包まれていますね。
などなど、森田さん無口の理由について描かれた今回。
本作を読みなれた方には基本的な話でしたけど、それだけに原点の面白さがありました。
そんな風に感じつつ、今後も注目です!
【コミックス4巻、発売中!】
●がーでん姉妹 (竹本泉 先生)
受験の結果は・・・?
いよいよ合格発表となった今回、池子さんと風子さんの合否が気になります。
風子さんは、ようやく1年遅れで大学へ行くことが気まりましたけど、
池子さんには問題が浮上して・・・
といったお話でした。
池子さんは姉たちとは別の大学(短大)を受けたようで、そこまではよかったのですが、
その後、別の進路に目を向け始めたから、ややこしいことに。
といっても、池子さんは初めから決めていたらしく、そちらに乗り気な様子。
母上は「もうちょっとちゃんと考えなさい」と消極的で、反対の姿勢っぽい。
そんな風に、進路について気になる内容になってましたけど、
池子さんが進学とは別の道を選んでいたのが、面白かったですね~。
選んだ理由は、地理的要件という何とも言えないもので笑いましたが(^^;
風子さんは合格したものの、思い通りにはいかなかったようで、難しいものですねえ。
しかし、時間の過ぎるのは早いもので、もう5年目突入なのですね・・・
いよいよ双子も誕生しましたし、彼女たちの成長も早いのでしょう。
カナリさんも高校3年生になるとか、大きくなったなあ・・・
なんて、しみじみ感じつつ、今後も楽しみです!
【その他】
まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、孝標女が小説を書く!?
そして紫さんに読んでもらうなんて話でしたけど、読者が創作したくなる気持ちは
わからなくもないですよね・・・ ただ、上手く書けるかどうかは別の話、かな。
●おじょじょじょ (クール教信者 先生)
駆け落ちする2人・・・
当初、気にしていた徒然くんも、ハルさんに注意され、気ままに2人旅。
そんな様子が、一抹の不安を覚えさせつつも、楽し気で良い雰囲気でしたね。
しかし、そこへ地獄巡SP軍団と、父上がやって来て・・・
といったお話でしたけど、SPをものともしない徒然くんと、まさか父上が互角とは驚き!
いや、技では父上が上か!? という緊迫感があったものの、意表を突いた展開に笑いました。
けれど、最後に徒然くんが選んだ道は、2人の未来に何をもたらすのか?
じいやとの会話が愉快でしたけど、思いっきり気になります。 あと2回!
●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)
今回、2本立てで2本目は、マリナっちさん話。
年上男子から告白されたとのことで、混乱しているのが可愛らしい。
一香さんたちに相談してますけど、クラスの男子に女子扱いされないマリナっちさんが、
一目惚れされた事に納得していたのは、可笑しかった(´▽`;)
混乱するマリナっちさんを、一香さんが乳ビンタで落ち着かせていたのも笑!
それはともかく、フラレる側の気持ちを慮る所は好感を持てましたね。
それでも頑張って、きちんと断っていたのは立派でしたが、彼女が断ったのは総一郎くんため
だというのに、彼は彼女の心知らず・・・と思いきや、彼にも何か秘めたものがありそう?
●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)
今回、新入社員の車折詩帆さん登場!
彼女も不死者で、キョンシーというから面白い。
固い体を練習して柔らかくしたようで、手を前に出してはいないですし、
額にお札が張られている以外は普通そうでしたけど、元気いっぱいでドジっ子属性。
しかも怪力なため、お札が取れて暴走すると、被害甚大になるというのは強烈でした(^^;
そんな爆薬庫みたいな詩帆さんの加入と同時に、上終くんが良い先輩っぷりを発揮して、
さらに面白味を増しそうですね。
●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)
人を好きになるのに、立場は関係ある? ない?
もし、高沢くんが同期だったらと想像して、妄想に花を咲かせるみおさんでしたが、
中野くんが上司だったらと想像して、嫌な顔していたのは笑!
ところが、場合によっては高沢くんでも、イラッとする想像になってしまい・・・
なんて話でしたけど、自分は高沢くんが部下でなかったら好きになってなかったのかも?
と考え、ドツボにハマりそうになっていたのは、何となくわかる気がしますね。
こうした思考に陥ることってありがちに感じますが、中野くんの一言で、みおさんの迷いが
晴れていたのはよかった・・・のですが、【中野シミュレーション】には大笑いでしたよ!
●私の手も借りたい (渡辺伊織 先生)
短期集中連載スタート! 星に願ったら、もう1人の自分が出てきて・・・
今回も、変わらずポンコツ風味なもう1人の自分に手を焼く美月さん。
もはやムダめし食らいのため、帰ってもらえるよう再び星に願ったものの、願いは叶わず。
と思いきや、妙な方向へ話が進み・・・?
なんて話でしたけど、星が願いを叶える条件がわからない所に、可笑しさがありましたね。
しかも、美月さんが“迫られる”シーンもドキドキでしたし、2人の共同生活がどうなるのか、
短期集中連載開始とのことで、今後も楽しみです!
【新人4コマ杯 1月期月間賞】
・私のメイドは金髪幼女 (忠之みょうし 先生)
お嬢様のメイドは幼女様。
【主な登場人物】
・九条奏 : お嬢様。 日常生活をメイドに頼りきりだったものの・・・
・マリア : メイド。 金髪の幼女で可愛らしけど、仕事の方は今一つ?
お付きのメイドさんがやめてしまうため、後任としてマリアさんが奏さんのメイドに。
愛らしいものの、見た目通りの子供で、奏さんは振り回されるばかり。
そんな2人の様子が、面白おかしな4コマ作品です。
子供ゆえに仕事も今一つっぽいマリアさんですけど、奏さんも人任せだったため、
お茶を入れることすら一苦労。 自分で色々やらねばならず大変そうですが、
それが彼女を成長させそうな所にも、面白味感じられますね。
マリアさんの前では、だらしない姿を見せられないと張り切る奏さん。
この2人の日々をもっと読んでみたいので、つづきに期待です!