2013年10月号
表紙は、お祭りスタイルな山下さん! ・・・似合いすぎ(^^;
ヨウさんやらいかさんと共に、夏の空気を感じさせてくれますね~。
今月の「トランスフォームで賞」は、『らいか・デイズ』!
新しいアニメにハマっている小太郎くん。
そのアニメは、ロボットが車や飛行機に変形するもので、まあ有名なアニメ作品ですよね。
らいかさんまで一緒にハマっていく様子が、面白い今回なわけですけども、
じつは作者のむんこ先生もハマっているらしいので、そのあたりの影響が大きそう(´▽`;)
【9月5日、コミックス1巻発売!】
●ゆらゆら薬局プラリネ (松田円 先生)
シスコン兄が勤める薬局のお話。
管理薬剤師の山内崇くんは、妹・みさきさんが大好き!
彼の勤める薬局の、個性的な人々との交流が、面白おかしく描かれる4コマ作品です。
今回は、社長の知り合いのプライベートビーチに誘われた一行。
兄は乗り気でなかったものの、みさきさんが目を輝かせて行きたがったため、
悔しがりながら社長に頭を下げているのが面白い(^^;
そんなこんなで、みさきさんをつれて、社長と池田くんと共に海へ・・・
なんてお話でしたけど、海を楽しむみさきさんと社長さんはともかく、
泳がない組=兄と池田くんは、何のために海へ来たのだか。
兄は妹の“監視員”に徹していて、らしいのだけど、池田くんの方はというと、
まあ水着姿になるわけにもいきませんからねえ(;´∀`) バレちゃうし。
だからこそ、最後の水着姿がビューティホー!
胸はないけど、スタイルは抜群ですよね、池田くん(ぇ
まあ、思わせぶりに池田くんの「正体」については、
ここ数回、丁寧に描かれてきたので、驚きはしませんでしたけど、
水着姿にはちょっと目を引かれてしまいましたね。
兄のシスコンぶりが楽しいのではありますが、
妹のみさきさんや、変り者の社長さん、元ホスト(?)の池田くんも個性派で、
それぞれのキャラクターが面白味となっている本作品。 (管理栄養士の吉川くんは?)
コミックス1巻が、9月5日発売とのことで、今後も楽しみです!
【最終回!】
●あねぐるみ (森繁拓真 先生)
な、なんと、最終回ー!!??
いやいや、いきなりすぎて驚いたんですけど、どゆこと???
前回、とつぜんの人事異動により、姉に近い部署で働くことになってしまったタケローくん。
この新体制での生活が、描かれてゆくのかと楽しみにしていたのですが・・・ 完結ですか。
ということで、姉直属の部下になってしまったタケローくん。
その受難の様子が最後の姿となってしまいました。(不吉な物言いだな)
古巣の総務へお使いに来るや、「もう少しここにいてもいいですか・・・」なんて言うあたり、
相当苦労しているようで(´▽`;)
姉の奔放ぶり、傍若無人なふるまいに辟易しつつも、逆らえない弟のサガ。
姉の部下であるからんさんや錦さんも、それぞれ個性が強すぎて負担増なのに、
それに加えて、北見さんが姉と衝突したりするので、もう大変なんてもんじゃないですね。
逃げたくなる気持ちもわかりますわ~。
それでいて、何だかんだと面倒見がよいタケローくん。
これからも彼女たちに振り回されつつ、やってゆくのでしょう。
そんな様子が楽しかった本作品。
姉が自由に行動する姿に、みなぎるパワーを感じる面白さがありましたね。
コミックス1巻も買いましたし、こーゆータイプの4コマ作品は貴重
と思える魅力をもっていた気がするのですが、売れ行きが良くなかったのかなあ(ォィ
それでも私は、楽しませていただきましたー!
【ゲスト作品】
●ほめよめ (黒渕かしこ 先生)
老舗せんべい屋にいる、ほめ上手なヨメさんのお話。
まんがタイムで連載中! コミックス1巻も発売中です!
ロリータ衣装に身を包み、ふわふわ天然、かのんさん。
そんな彼女が出会う人々との交流が面白おかしく、時にハートフルに描かれる4コマ作品。
今回は、訪問販売員の信濃さんにアドバイス!
相変わらず契約も取れず、落ち込んでいる信濃さん。
「笑顔で商品アピール」は、商品が包丁なので物騒なのには笑いましたが、
彼女は見た目が華やかでないとダメなのかと気にしていて、スーツを新調することに!
デパートで、かのんさんが見立てようとしますが、彼女に任すと可愛くなってしまう(^^;
そこで店員さんにお尋ねしますが、ここでの小物をつかって印象を変えるファッション
というのは興味深かったですね。
おかげで信濃さんも素敵なスーツに身を包み、少しだけ自信を得られたのは良かった。
それで全てうまくいくというわけではないのだけれど、それでも前進はしているのですから。
などなど、着実な歩みが心地よいお話。
新しいスーツ姿の信濃さんも美麗でしたし、かのんさんの励ましもさすがでした。
まんがタイムで連載中の本作品、今後も楽しみです!
●ホンマですか本間さん! (伊藤彩夏 先生)
文芸部に入部を希望してきたのは、本を作るのが好きな本間さん!
伊藤先生の新作ですね。
白雪冬実さんが部長をつとめる文芸部にやって来た、本間リナさんはやる気満々!
ところが彼女、文章が書けないらしく・・・?
なんて始まりました本作品。
「本を作るのが好き」なのに文章は書けない。
では、イラストを描くのか? といえば、そうでもないというのが面白い!
いったい何ができるのか? と気になってしまう内容に、引き込まれてしまいましたよ。
そんな本間さんの得意分野は、装丁。
なるほど、「本を作る」というのは的確ですね(^^;
本間さんの装丁に対するこだわりが、面白味になっています。
白雪センパイとしては作品=中身を重視したいのに、
本間さんは装丁=外見を充実させたいという、その食い違いも楽しい雰囲気。
時折出てくるダジャレも、くだらないけど嫌いじゃないですし、これはつづきに期待です!
【新人ギャグまんが展】
・ (大河内ゆき 先生)
図書室で静かに過ごしたい少女と、ちょっとやかましい友人のお話。
「えり助」さんと遊ぶため、図書室へやって来たミカさん。
でも、えりさんの姿はなく、意外な所に隠れていた彼女を見つけますが・・・
と始まる作品は、静かに本を読みたかったがゆえに隠れていたえりさんと、
そんな彼女を心配しているミカさんとの、交流を描いた4コマ作品になっています。
えりさん=低、ミカさん=高という、ギャップのあるテンションが2人の個性を示すとともに、
作品に抑揚をつけているのが面白味。 何だかんだで仲良しですし、つづきを読みたい!