2009年9月号 ①のつづきです。
①は、『恋愛ラボ』 『となりのなにげさん』の感想です。
今月号でも、2作品の終了と「ホーム」の変化も激しいですね(・・;)
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●てんたま。 (豊田アキヒロ先生)
これは・・・よい最終回でしたね(;◇⊂)
ちょっと寂しいけれど、それでも素敵な余韻の残る見事なフィナーレ!
るーさんの正体、そして天使長の存在。
「片翼の天使は 抱きあわないと 飛ぶ事はできない」
これは、ルチアーノ・デ・クレッセンゾかな?
人は誰しも片翼の天使・・・という意味で使われると思いますが、
この場合、るーさんとそーや君のことを言っているのでしょうね。
だとすれば、そーや君が無表情キャラクターであったのも、
意味があったことなのかもしれない・・・と思えます。
あーでも、私は「成長したお色気な」るーさんよりも、
天使長に降臨してきてもらいたいですね~。(今までの流れが台無し)
天使長・・・スタイルよすぎですもの(ぉぃ
それにしても、るーさんは変わらずにそそっかしい(^o^;)
「頭ぽかんと・・・」はよいとして、「残酷だけどがんばります」の方は、
ジェイ〇ンも真っ青((((;=д=.))))
そして、期限は来てしまいました。
天使長にしがみつき、震えるるーさんが・・・(;;)ぅぅぅ
「ひとりぐらし」に戻ったそーや君。
でも、心の中には家族が生きている・・・と彼は言います。
じつは私、今回初めて、そーや君は「独り」である・・・
と、ハッキリ感じることができてしまったんですね。
恥ずかしながら、あまりそうしたことを気にしたことがありませんでした。
これまでこうしたことに“気付かなかった”のは、
そそっかしくも、明るく純粋なるーさんがそばにいたから・・・なのでしょう。
るーさんの“降臨”は、るーさんの願いであったのだけど、
そーや君にもきっと、「残ったもの」はあるのだろうな・・・と思えます。
だって、無表情キャラクターだったそーや君のラストの笑顔。
最高じゃないですかー。゜(。´Д⊂)
ラストの1ページを使った「4コマ」。
3コマ目の天使長とるーさん、輝く空、真っ白な雲、
そして舞い落ちる羽、こぼれる光・・・
思いっきり、心打たれてしまいました。
寂しいんですよ、とても寂しいラストなんです。
でも悲しくはないのは、笑顔があふれているから・・・でしょうね。
そーや君の傷ついていた“翼”は、るーさんという“翼”によって癒され、
そしてふたはさんという新たな“翼”を得て、これからはばたくのだと・・・
そんな風に感じた最終回!
うう、見事すぎです豊田先生ぇ~!(ノд<。)゜。
本当に、楽しませていただきました! 最初から読みなおしたいな・・・
●ひなばと (尾形未紀先生)
こちらも、最終回です!
やはり「再会」は終了の布石でしたか・・・
旬介さんの歓迎パーティーということで、
ふんわかベーカリー関係者一同が勢ぞろい!
あおいさん来てますけど、哲平くんとの仲も前進しつつありますね~(^o^)
給料ネタで怨念ふりまく店長がおもろい(^∇^;
いろんな人のいろんな話もあるけれど、ここはやはり梨々子さん!
家事が苦手だった彼女がしっかりしていたり、
瑠々ちゃんがお手伝いしていることに驚く旬介さん。
かつてのセレブ姫ママも、たくましくなりました(o^∇^o)
そして私が「スゴイな」と感じたのは、家事が苦手だった梨々子さんが
苦境に陥った時に、実家を頼りにしなくなった理由ですね。
「夫の悪口を言う」 ⇒ ケンカして飛び出す
・・・までは、梨々子さんならさもありなん(´▽`;)
なのですが、その後も必死に乗り切ってきたのだな~と考えると、
夫・旬介さんへの愛情と、梨々子さん自身の芯の強さを
うかがい知れる気がしました。
でも、あおいさんがいなけりゃ、どーなってたことか(^^;
ちと暴走気味ですけど、「明るさ」という点において
梨々子さんは特筆すべきものを持っていますからね・・・
さらに、最終回にして、哲平くん・あおいさんの関係も進展!(●^o^●)
宇都木くんなんて人もいたけど・・・ね。
いろいろ丸く収まりつつ、今後もいろいろ大変なのだろうけど、
“ふんわかベーカリーの人たち”なら、心配いらないな~。
ラスト「ひなばと」に込められた意味を知って、ますます納得!
これほど梨々子さんにふさわしい“言葉”はないですね(^O^)
まさに、『ひなばと』・・・そして、「ふんわか」な雰囲気で、
楽しませていただきました!
③へつづきます。