端っこの「お気に入り」プチ感想です。 (前回)
・『成りあがり』2巻
・『東大を出たけれど』2巻
・『幻刻の門』1巻
・『グイン・サーガ』3巻
・『幻想水滸伝5 黎明の城』1~2巻
話の内容にふれる部分があります。
『成りあがり』2巻 (原作:矢沢永吉先生 漫画:きたがわ翔先生)
有名ロックアーティスト・矢沢永吉の半生が語られた著作、『成りあがり』が原作。
主人公は、父親が“永ちゃん”ファンという青年・内田忠志。
亡くなった父を追想しつつ、そこに重なる“永ちゃん”の半生を追ってゆくという構成。
“永ちゃん”の物語はもちろん、内田父の半生も惹きつけられる面白さ。 伍狼カッコイイ。
そして、引用文が印象的。「反撃しろ 攻撃しろ」のくだりは、たたかう者の凄味を感じる。
『東大を出たけれど』2巻 (原作:須田良規先生 作画:井田ヒロト先生)
東京大学を卒業後、フリー雀荘の店員となった男の物語。「東大を出たのに・・・なぜ・・・」
主人公の須田は、別段とがった性格でもなく、淡々と雀荘の店員を務める青年。
そんな彼が、麻雀生活を通じて出会う人々、そして出来事。
「俺たちは 皆どうしようもない人間かもしれないが ・・・それでも・・・前を向いて生きている」
つづきを読みたかったので、2巻が出て嬉しい限り。(1巻では、「1巻」の表記がなかった)
『幻刻の門』1巻 (菊池昭夫先生)
麻雀マンガ。 麻雀界草創期にタイムスリップしてしまった主人公・津田ナオト。
洗練された現代麻雀で勝負する津田は、その時代ではかなりの強さを見せつける!
そして出会うのは、〝ミスター麻雀〟小島武夫! さらに〝雀聖〟阿佐田哲也!!
やがて津田は、麻雀界の歴史の1ページに加わってしまうことになり・・・・という話。
絵柄に、名作バスケ・マンガの作家先生の影響を感じます。 さて、今後どーなる?
『グイン・サーガ』3巻 (原作:栗本薫先生 漫画:沢田一先生)
アニメ化も決まっている、100巻をこえた小説のマンガ版。
豹頭の豪傑・グインと、王族の双児・リンダとレムス、そして紅の傭兵・イシュトヴァーン。
4人の運命はスタフォロス砦で重なり、そして舞台は“死の荒野”ノスフェラスへ・・・・
私は、原作読むのが途中で止まっています(-_-;)100巻こえちゃったよ!
マンガ版が沢田先生というのも嬉しかった上に、アニメ版に皇先生が参加・・・・・極上っ!
『幻想水滸伝5 黎明の城』1~2巻 (柘植ミズキ先生)
2巻同時発売。 ゲームが原作。私は、「3」までやりました。「5」は未プレイです。
強大な力〝太陽の紋章〟を宿す女王が統治するファレナ女王国。
その王子アーディルは、自分の存在価値の有無に悩んでいた。
国の内情、母たる女王の異変、そしてうごめく陰謀・・・ここに108星の運命が交錯する!
ゲオルグいるよ!ゲオルグ!これは嬉しい。 ゲームの方も、やってみようかな・・・・