今日は、ドンキチ(母ちゃん)の資格試験の日でした。
「明日は、朝五時に家を出るから」
教科書を広げていた、ドンキチが言いました。
『どうして、そんなに早く出るの?』
私は尋ねました。
「ファミレスで、勉強するのよ。
ここじゃ、集中できないの」
早めに、試験会場に行かないと行けないし。
仕方がないか・・・。
『試験、合格すればいいね』
私は、布団に入りながら、そう言いました。
ところが・・・
「あ~、な防した!」
どこからか、悲鳴が聞こえてきました。
飛び出していく、家内。
なんか、不吉な予感・・・。
午後三時。無言のまま、家に帰ってきた家内。
『どうだった?』
「・・・」
『ダメだったの?』
「予想していたところが、出なかった。
一問だけ、わかった」
「100%、落ちてる」
『落ちたの・・・残念。
じゃ、結果をブログに書いてこようっと』
「あなたって、最低よね。
仕事仲間は、よく頑張ったね、って言ってくれるのに。
落ちた、落ちた、って何度も言って・・・。
やさしくないよね」
「これだから、あなたって人気がないのよ。
お寺が、しぼんでいくのよ」
『それは、頑張った人の言うことじゃないか。
高いびきをかいて寝てるし、テレビを見ながら勉強するし・・・」
心の声を飲み込んで、私は言いました。
『ねぇ、打ち上げをしようよ』
「うれしい! あなた、おごってくれるの?」
『いや・・・君のおごりで・・・』
「・・・死ね!」
「明日は、朝五時に家を出るから」
教科書を広げていた、ドンキチが言いました。
『どうして、そんなに早く出るの?』
私は尋ねました。
「ファミレスで、勉強するのよ。
ここじゃ、集中できないの」
早めに、試験会場に行かないと行けないし。
仕方がないか・・・。
『試験、合格すればいいね』
私は、布団に入りながら、そう言いました。
ところが・・・
「あ~、な防した!」
どこからか、悲鳴が聞こえてきました。
飛び出していく、家内。
なんか、不吉な予感・・・。
午後三時。無言のまま、家に帰ってきた家内。
『どうだった?』
「・・・」
『ダメだったの?』
「予想していたところが、出なかった。
一問だけ、わかった」
「100%、落ちてる」
『落ちたの・・・残念。
じゃ、結果をブログに書いてこようっと』
「あなたって、最低よね。
仕事仲間は、よく頑張ったね、って言ってくれるのに。
落ちた、落ちた、って何度も言って・・・。
やさしくないよね」
「これだから、あなたって人気がないのよ。
お寺が、しぼんでいくのよ」
『それは、頑張った人の言うことじゃないか。
高いびきをかいて寝てるし、テレビを見ながら勉強するし・・・」
心の声を飲み込んで、私は言いました。
『ねぇ、打ち上げをしようよ』
「うれしい! あなた、おごってくれるの?」
『いや・・・君のおごりで・・・』
「・・・死ね!」