僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

ありがとう

2021年12月31日 | 日記
早めに仕事から帰ってきた家内。
今から、今年最後の犬のカットをします。

近所の友だちから頼まれました。
お寺の大掃除の最中です。

断りたいけど、そうも言えない。

気温は1℃。

小さのストーブの前で、
チョキ、チョキ、
小さなはさみの音が響く。

令和3年。
今年もいろいろありました。

最愛の人もいなくなり、
家族も少なくなりました。

出会いと別れ。
喜びと悲しみ。

来年こそは、みんなが笑顔でありますように。
大切な命が失われませんように。

午前0時。
年越しのお経があります。

今年1年お世話になりました。
読んでくださってありがとう。

令和4年。

皆様のご多幸を
心からお祈りいたします。

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なにもない幸せ

2021年12月30日 | 日記
仕事から帰ってきた家内から

無理心中を図り
子供をビルから落下させた母親の話を聞いた。

悲しくて、やりきれない。

一番信じているはずの母親に、
突き落とされる子供の気持ち。

痛かっただろう。
怖かっただろう。

本当にごめんね。

言いたいことはたくさんあるけど、
言葉にするのはやめます。

子供の命を奪う親。
親の命を奪う子供。

年末商戦に浮き立つ
華やかな世の中。

その陰で悲惨な出来事は起きる。

幸せってなんでしょうね?

お金?地位や名誉?
家族に恵まれること?

僕にはわからない。

なにもないことの幸せ。
今それをかみしめています。

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最後の旅立ち

2021年12月29日 | 日記
家内とナオキチが
来月の「星降る街」を作っています。

来月は新年号。
寅年にちなんだ内容です。

お酒のお話。

イラストを入れてコピーして、
今から小さく折りたたみます。

えっ、
「どうしてあなたは手伝わないの」って?

それは・・・
私が不器用だからです。

あまりにもきれいに折れないので
「もう、あなたは何もしないで」
って言われまして。

宛名ラベルを封筒に貼って、
セロテープで「ふた」?をして。

北は北海道。
南は福岡、長崎。

全国各地を旅します。

ポストに入れる瞬間、
旅立つ子供を見送るような
そんな気持になります。

頑張ってね。

今年最後の別れの日は、
もう、すぐそこに迫っています。

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別世界

2021年12月28日 | 日記
福岡でもオミクロン株が出た。
仕事から帰ってきた子供がそう言った。

遅かれ早かれ、
いずれそうなっていた。

その話を聞いても
驚かない自分がいる。

そんな中でも繁華街は
人であふれている。

駅のホームなんて
ラッシュアワーみたい。

冬休みも始まり、
年末商戦真っ盛り。

いよいよ年の瀬。

しめ縄買った?
お屠蘇の準備は?

本堂のお正月飾りは?

「仕事が忙しくて
 それどころじゃないわよ!」

角の生えた母ちゃんが
テレビの前で横になる。

巷の喧騒が嘘のように、
わが家はいつもの通常運転。

ps

電話料金の未納で
二日も電話が止まっていた。

こんなお寺あるのかな?
はずかしい。

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「夏色キセキ」

2021年12月27日 | Anime
「朝起きて、学校に行き、
 放課後は友だちと過ごす。

 楽しいことも、悲しいこことも、
 親友と一緒に体験する。

 そんな、ずっと続くと思っていた
 あたり前の毎日に
 運命のいたずらがやってきた」
             「dアニメストア」より

2012年アニメ
「夏色キセキ」を見ています。

幼いころからの親友で
中学生の4人組の少女たち。

夏休みを前にして、
予想もしなかった出来事が起こります。

絶交したまま別れるのか。
それとも仲直りするのか。

小学生のころ
4人で誓ったあの石に手を置いて。

あの時と同じように、願う。

少女たちの目の前に
キセキがやってきます。

夏の青空に舞い上がるシーンは、
感動的です。

子供のころ信じていたこと。

そんなのは夢だよ。
笑い飛ばす友だちに

信じていれば願いはかなう、と
涙を流す少女。

切ない。

子供から大人になる。
その時に必ず経験する、別れ。

自分の歩いてきた道と
重なって胸が熱くなりました。

まだ一話。

これからどうなっていくのか、
楽しいような怖いような。

最後の夏の思い出。
哀しい結末なのかな・・・。

◆ 参考文献 「夏色キセキ」dアニメストア

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