僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

映画 「秒速5センチメートル」

2017年10月09日 | Anime
映画 「秒速5センチメートル」を見ました。

東京の小学校に通う、遠野貴樹と篠原明里。
二人は、互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていました。

小学校卒業と同時に、明里は栃木へ転校してしまいました。
それきり会うことがなくなってしまう、二人。

貴樹が中学に入学して半年が経過した、夏のある日。
栃木にいる明里から、手紙が届きました。

それをきっかけに、二人は文通を始めます。
しかし、中学一年の終わり、今度は貴樹が鹿児島へ転校することになりました。

「もう二度と会えなくなるかもしれない・・・」
そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をします。
                       「Wikipedia」より

誰しも大切にしている、初恋。

なんか、昔を思い出してしまった。
昨夜は、眠れませんでした。

やっぱり、すごく切ない。

篠原明里への想いを忘れることのできない、遠野貴樹。
明星と過ごした、雪の夜。

それが、彼の気持ちのすべてだった。

鹿児島で彼に好意を抱く、澄田花苗。

高校三年生になり、卒業が近づいてきます。

すぐそこにある、別れ。
五年間抱いていた、恋。

告白しようとしたとき、ふいに涙が流れて・・・。
その瞬間・・・彼の瞳に自分は映っていないと、花苗は気づいてしまいます。

見ているものが、ちがう・・・。

現在(現実)を生きる、澄田花苗。
夕空の彼方(篠原明里への想い)に生きる、遠野貴樹。

刻むことを忘れた、時計・・・。
忘れえぬ、想い。

「こんな気持は、誰にでもある。
 心の整理がつくか、つかないかだけ」

多くの人は、こう言って笑う。
そうなんだろうけど、それができない人もいる。

純粋・・・感受性?

社会人となり、高みを求めて仕事に没頭する、遠野貴樹。
しかし、その毎日は彼から「大切なもの」を奪っていきました。

遠野貴樹は、不幸だったかもしれません。
初恋の思い出に縛られて、苦しかったのかもしれません。

でも、それと同時に、なぜか幸せだったような気がします。

大切な人を、想い続けること。
その先に、どんなことが待ち受けていようとも、僕は忘れない。

僕自身の思い出と重なってしまい、胸が熱くなりました。
心の片隅に押し込んでいたのに、思い出させないでよ。

涙が出そう。

ラストシーン。
踏切で、すれ違う、二人。

振り向いた、瞬間。
通り過ぎる電車が、二人をさえぎる。

遮断機が上がる。
そこには、もう彼女はいない・・・。

冒頭シーンと、同じ。
新しい、なにかが始まる。

その先に、なにが待っているのか?

本当に大切な人と出会ったときは、その瞬間にわかるんだ。

あっ、この人だって。
この人に出会うために、僕は生まれてきたんだって。

涙が出そうなくらい、身体が震えるんだ。

だから・・・どうか幸せになってほしい。

そんな願いを抱かせる、アニメでした。

◆ 参考文献 「秒速5センチメートル」 Wikipedia


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