僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

2017年08月31日 | 日記
蝉の声消えそうな 夏のすみで
あの人に後ろから さようなら言えば

つくろいの微笑みに 涙があふれ
そこにある そこにある秋
               「夢神楽」

太陽が西に傾き、陽の陰りが辺りを包むとき、私は花壇に水をあげます。
水の漏れる、大きなジョウロ。

早く運ばないと、水かなくなってしまう。
地面を濡らす水の道が、私の後を追いかけていきます。

いつの間にか、蝉の声が消えている。
シーンとした、境内。

そよぐ風が、冷たい・・・。

もう秋は、そこまで来ている。

高くなった夕空を見上げながら、ふと、さみしさを感じました。

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緊張

2017年08月30日 | 日記
深夜、ベット。
私は、足に鋭い痛みを感じました。

「痛い!」
痛みで、眠りから覚めました。

右足の、くすり指。
すごく、痛い。

でも・・・眠いから、いいや・・・。
私は、再び眠りに落ちました。

右肩に、なにかサワサワとした感触が・・・。
そして、テクッとした、鋭い痛み。

「母ちゃん、ムカデ! ムカデが出た!」

家内が、殺虫剤をもって、大暴れ。
あっちに、シュー。こっちの、シュー。

寝ぼけているから、狙いが定まりません。

部屋に充満する、殺虫剤。
畳が、ベトベト。

それなのに・・・。
とうとう、取り逃がしてしまいました。

「ムカデが怖いから、ベットにしているのに・・・。」

『天井から、落ちてきたのかも?』

ゾッとしました。
おかげで、朝まで一睡もできませんでした。

本堂の屋根には、スズメバチが巣をつくり
庫裡の天井からは、ムカデが落ちる。

山奥の、お寺という名のバンガロー。
緊張の毎日は、今日も続きます。


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すまし顔

2017年08月29日 | 日記
7月に、ホームセンターで目にした、バラ。
売れ残って、腐りかけていた、小さな苗。

そのバラが、今朝、つぼみをつけました。
ピンク色・・・。

300円のバラだけど、一所懸命にいきています。

月忌回向で、ひとり住まいの、檀家さんの家に行きました。
お茶を頂ながら、世間話。

「ミサイル、びっくりしましたね」と、私。

『エッ、そうなの? 私、テレビ見ないから、知らなかったわ。
 避難してくださいって言われても、どこに避難すればいいの?』

「防空壕・・・この辺に残っていませんか?」

『あるわけないじゃない。でも、笑い事じゃないわよね』

『お寺さんは、仏様のいるところだから、絶対にミサイルは落ちないでしょう?』

「いいえ、最初に犠牲になると思います!」
私の隣で、家内がきっぱりと言いました。

「どうして・・・?」と、私。

「だって・・・あなたのハゲ頭、目立つんだもの」

ひきつった顔で笑う、檀家さん。
言葉を失う、私。

すまし顔で口を開く家内が、とて憎らしく思いました。




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お兄ちゃん

2017年08月28日 | 日記
9月の「星降る街」書き終えて、ホッとしています。
書き終えたっていうのは、すこしオーバーかもしれないけれど、安心する。

後は、細かい日程などを書き込んで、終わり。

内容は?・・・それは、ナイショ。

さっき、玄関のチャイムが鳴った。
声をかけると、近所の理容院を経営している、女性だった。

「奥さん、は?」
と、理容院の女性が、私に尋ねました。

『カットが終わった、ワンちゃんを、届けに行っています』

「お米を一袋持ってきたのだけど、どこに置けばいい?}
理容院、兼、農家の、奥さんに、家内がお米を頼んでいたのでした。

『その辺に・・・』

なにを隠そう、その時の私は、パンツ一枚。
ズボンとシャツを着るためには、玄関の前を通らないといけません。

『すみません。パンツ一枚なもので・・・』

「あら、私はぜんぜんかまわないわよ」

『僕が、かまうの!』
心の中で、叫びました。

扉の陰に身体を隠して、頭だけを出して、お話をしました。

ここの奥さんは、フレンドリーで、有名です。
僕なんて、「お兄ちゃん」だもんね。

『あの・・・代金は?』

「後でいいわよ。お兄ちゃん」

『ハイ、お姉ちゃん』

秋の夜空。
隣りのタローが、笑っている。

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時間

2017年08月27日 | 日記
9月の、「星降る街」を作らないといけないのに、なにも思い浮かびません。

それどころか、アニメ 「シュヴェリエ」に、はまってしまいました。
このアニメ、革命前夜のフランスを題材にしています。

すごく、面白いですよ。
ぜひ、どうぞ。

昨晩から、今朝にかけて、肌寒い感じがします。
残暑が厳しい、なんてニュースで言っていたけれど、山奥はもうすぐ寒くなりそうです。

来月になると、稲刈りが始まります。
田んぼも、色づき始めました。

季節の移ろいは、なぜかセンチメンタルになります。
僕が詩人だったら、この瞬間をページにしたためることができるのに・・・。

仕事から帰ってきた、家内。
犬のカットを始めました。

僕は、今からジョギングをする。
初秋のしじまに、二人の時間は流れていく


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