事故

6月最後の日

雨の中、九州へ
月忌回向のお手伝いに行きました

時々
晴れ間が見えます

と思っていたら
激しい雨が降り出して

作務衣が濡れてしまいます

なんだかすごく疲れます
帰りの高速が心配だな

大雨警報が流れる高速
雨雲が車を追いかけてきます

雨で前が見えない

急にスピードを落とす
トラックの群れ

そんな中

ウィンカーを付けたまま
ノロノロと走るトラックがいました

いつまでも消えないウィンカー

この高速は
死亡事故が多発しています

車は急な坂を下り始めました
一番危ない場所です

突然

前のトラックが急ブレーキ
を踏みました

追突する！

母ちゃんも急ブレーキ

寸前で停車すると

才ほどのトラックが
追い越し車線のガードレールに接触して

走行車線まで弾き飛ばされ
路肩で止まっていました

本当にこの高速は危ない
何人の方が亡くなったことか

明日は九州の実家で
お盆経の打ち合わせがあります

どうか
雨が降りませんように

売り物件

神社、仏閣が売りに出されている
そんな話題にびっくり

外国の人が買っているんだって

ついにここまで来たのか・・・

こんな時代が来るとは
夢にも思いませんでした

商店街の
お店が消えていく時代

神社、仏閣も例外ではない
と言うことなのでしょうか

さみしい

でも、なぜか
冷静な自分がいます

うちのお寺なんて
一番最初に消えていく存在です

それなのに
細々とやっけているのは

どうしてなんだろう

わが宗派も
関東周辺は無住のお寺が

たくさんあります

そのお寺も
いつか売りに出されるのかな

神社、仏閣に住む外国の人
なんか想像できない

梅雨空の下

最近話題がなくて
見てくださる人がいません

今まで数人の人が
見てくださっていたのだから

少ないも何もないのだけど

たった一人のあなたのために
今日も頑張ります

今日の鬼子母尊神祭

雷が鳴り響き
土砂降りの雨の中で始まりました

ジトッとする湿気
気持ち悪い

扇風機の風が顔にあたり
皮膚が引きつります

そんな中
一心に手を合わせる檀家さん

純粋な姿を見ていると
自分が恥ずかしくなります

梅雨空の下
帰りの車の中で

熱中症寸前の僕は
コーラの便を口に運ぶ

クーラーが欲しい

明日はご近所のお寺様の
鬼子母尊神祭があります

小さなお寺の僕は
お手伝いに行きます

この季節になると
本堂が暑くてたまらない

小さな扇風機があるけど
汗が止まりません

都会のお寺の本堂は
クーラーがついているとか

でもこの辺りは
まだまだ夢のお話です

まぁ
僕の所は永遠に無理だけどね

それでも
明日は頑張るぞ

ETCマイレージ・サービス
どうしてこんなに難しい

登録ができない

なんてぼやいていたら
ゴンキチが助けてくれた

あっという間に終了です
僕は時代についていけない

女（失礼）の激怒

九州へ月忌回向の
お手伝いに行きました

朝6時のお寺を出ます

いつものように
車に荷物を積み込み

家内が先に車に外に出ました

その瞬間・・・

「ギャゥ！」

カエルのような悲鳴

「痛い、痛い」

玄関で転んだのかと思いました

玄関先を見ると
家内がうずくまっています

どうした？　母ちゃん

［ハチに刺された」

車庫の屋根にハチの巣ができています
その周りにはたくさんのハチの姿

「ぐぬぬ、今に見ておれ！」

激怒した母ちゃんが
必殺スプレーを手にしました

「シューッ」

噴射される毒薬
あたりが白く煙ります

ゴホッ

毒薬にせき込む母ちゃん

女（失礼）を怒らせると怖いぜ

母ちゃんをさしたばかりに
ハチは全滅

お寺で折衝なんて・・・
ごめんなさい