僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

ずぶぬれ

2017年10月16日 | 日記
実家の月忌回向のお手伝いで、九州へ行きました。

雨が降っています。

高速道路の入口に、事故のメッセージが表示されていました。
本線に入ると、すぐに事故車両が見えてきました。

そして、前方には大型車両。
ここは、事故の多発地帯です。

少しの雨でも、事故が起きる。

今日は往復で、六件の高速道路上の事故に遭遇しました。

特に帰りは、危機一髪でした。

二台前の大型車と普通車の、追突事故。
慌てた家内が、急ブレーキ。

タイヤのきしむ音。
白煙が上がりました。

隣りの大型車も、急停車。
明滅する、ハザード・ランプ。

一瞬のうちに、車は団子状態になりました。

事故車を、縫うように走る、車。

追い越し車線の、大型車。
走行車線の普、普通車。

路肩に立つ、人。

危機一髪でした。

高速での事件が報じられる中。
決して他人ごとではない、と思いました。

ps
「〇〇さんの家、わかる?」
兄が、私に言いました。

『わからないよ』
行ったことのない、お宅です。

「じゃ、住所を教えるから」

教えられた住所を、車のナビに入れました。

でも・・・どんどん路地に入っていくよ。
番地は・・・もっと奥だって。

ナビの声が、無機質に響いてきます。
もう、バックできないよ。

降りしきる、雨。
バックする車を誘導する、私。

全身ずぶぬれ。
家は、どこなの?

兄に電話を入れました。

「ほら、以前行っていた、理容院だよ」

『理容院って・・・住所が違うじゃない』

教えられたのは、自宅(寝泊り)の住所。
お伺いするのは、ご仏壇なある旧自宅です。

頼むよ・・・お兄ちゃん。

僕は、ずぶぬれ。
家内は、汗まみれ。

久しぶりの家は、何度も通り過ぎた、私の目の前にありました。


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