僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

明日

2018年09月22日 | 日記
明日は、私のお寺の彼岸会法要があります。

田舎の過疎地だから、お詣りに来る方は、ほんの数人。
ちょっとさみしいけれど、頑張らないといけません。

朝から本堂の掃除をしました。
仏具のほこりを払い、掃除機をかけて、床の拭き掃除。

必要なものを、決められた位置に置いていきます。
左右対称になるように、慎重にね。

最後に、椅子のセッティングをして、午前の部はおしまい。

後は、母ちゃんが仕事から帰って来てから。
生花をいけて、お供え物など・・・。

こんなにしても、お詣りは数人・・・。
気持ちが落ち込みそうになるけれど、グッと我慢。

でもね、今日ひとりの檀家さんが草刈りをしてくれたんだ。
朝から、夕方まで・・・。

仕事で疲れているだろうに。
申し訳なくて、そしてありがたいと思う。

それだけでも、頑張らうと思う。

その気持ちを、来月の「星降る街」にしたためました。

窓から、冷たい風が入ってくる。
哀愁を誘う季節に負けないように、明日は頑張ろう。

心配してるよ

2018年09月21日 | 日記
今日も、雨が降っています。
隣組の?お寺様へ、彼岸法要のお手伝いに行きました。

法要が終わり、家内と帰路についたときのことです。

「ナオキチ、社会で仕事やっていけるかしら?」

「仕事って・・・?」
私は、家内の方へ顔を向けました。

「ナオキチって、軟弱ものでしょう。
 すぐに、へし折れてしまうかもしれない・・・」

「大丈夫だよ。バイトだって続いているんだし」
フロントグラスにつく雨粒を、ワイパーが追い払います。

「ナオキチの性格。お坊さんに向いていると思うのよね」

この前、お坊さんは無理だって言ったばかりなのに。
話を蒸し返す、家内。

お坊さんになりたいのなら、どこかのお寺に内弟子で入らないといけません。
いくら「信行道場」を卒業したと言っても、使い物にはなりません。

まして、私の?お寺は、小さすぎてナオキチは生活していくことができません。
養子に行くとしても、そんなに甘くはない。

実力を持っていないと・・・。

「ナオキチを、今すぐにでも内弟子に入れる気持ちはあるの?」

「それは・・・」
黙り込む、家内。

子供の将来を心配するのが、親です。
親の跡を継いでもらいたいと、思っています。

でもね、現実は・・・。

鬱陶しい、雨。
僕たちの心配は、消える時が来るのでしょうか。

ps

私の友だちに、彼氏ができたって。
どうして、私にはできないの?

世の中って、不公平!(ゴンキチ)

彼女の、彼氏いない歴。〇〇年。
こっちも、心配だな。

彼岸の入り

2018年09月20日 | 日記
今日は、秋のお彼岸の入りです。
ご近所のお寺様へ、施餓鬼法要のお手伝いに行きました。

外は、あいにくの雨でした。
少し、寒い。

めっきり夜の訪れも早くなりました。

お寺につくと、お説教の声がします。
なんか、いつもとは違う感じ。

ご住職のお聞きすると、お話をされているのは、なんと「消防士さん」。
豪雨災害や、地震が発生したときの、対処法をお話しされているそうです。

自分の身は、自分で守る。
避難勧告には迅速に従う。

不安な時の連絡先、など。
丁寧に、お話をされていました。

田舎は、お年寄りの一人住まいが多くあります。
いざというときのために、こういう講演会は必要だと思いました。

「先日、僕たち若いお坊さんも、広島のボランティアに行ってきました」
にっこり笑う、若上人。

秋のお彼岸。
生きる、という言葉の意味を、改めて考える一日になりました。

「お前の目玉をよこせ!」

2018年09月19日 | Book
点字の勉強会がありました。

教材は、「大工と鬼六」

今日は、早朝に学校へ帰る、ゴンキチを送りだして、
そのあと、月忌回向へ伺いました。

そして、部屋の大掃除。

本当にもう、このお寺は人を迎える部屋がありません。
ガラクタを捨てられないから、このありさま。

いい加減、片づけをしないといけません。
彼岸会法要、どうするの。

朝から働いた?もので、点字が始まるときには、くたくたです。
指で点字に触れても、まったく読めません。

隣りの檀家さんは、スラスラ読んでいます。
いかん・・・あせりを感じました。

どうして、集中できないのだろう。
わからない。

そんな時、勉強会の後でいただく、お茶菓子が目に入りました。
お腹が空腹を訴えました。

「すみません。お菓子を食べさせてください」
あせんとする、先生。

だって、お腹がすいて、集中できないんだもの。

一口・・・食べました。
おいしい・・・口の中がとろけそうです。

もう一口。
やめられませんなぁ~。

「もうひとつ、たべてもいい?」
無言の先生。

非難の雰囲気の中、私はお菓子をむさぼりました。

それからというもの、絶好調でした。
やっぱりお菓子を食べて、よかった。

刺すような、冷たい視線。

気づかない。気づかない。

「お前の目玉をよこせ!」
大工に詰め寄る、鬼六。

「本当に、そうよね」
先生の言葉の意味を考えながら、私は点字を読み続けました。

ps

あなた・・・大切なものを失ったわよ。(家内談)


「哀愁のカサブランカ」

2018年09月18日 | Music
抱きしめると いつも君は
洗った紙の香りがした

まるで若すぎた 季節の香りさ
結ばれると信じてた
              「哀愁のカサブランカ」

夜のジョギング。
月の明かりを頼りに、闇に包まれた街を走る。

この静けさが、すごく好き。
何もかも忘れて、一人っきりになれるから。

規則正しい、呼吸音。
ただそれだけが、耳に届く。

心が静まっていく。

そんな時口ずさむのが、昔の歌。
友だちとギターを弾いて・・・。


大人の恋をしたときいた
新しい名前になったときいたよ


メロディが、静かな夜気に消えていく。

もう昔のように、上手に歌えないけれど、
それでも、やっぱり切ない気持ちになる。

なに、自分に酔っているんだか・・・。
思わず笑ってしまう。

夜の街。
通り過ぎる車のテールランプ。

歌詞を口ずさむたびに、あの頃の僕がよみがえる。


◆ 三個文献 「哀愁のカサブランカ」 郷ひろみ