僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

ありがとう

2018年12月31日 | 日記
今年最後の日。
一年間の締めくくりが、もうすぐやってきます。

毎年のことだけど、
ここまで来たら、年末っていう感じはありません。

なんか、年を越す、っていう言葉は、
SF映画に出て来る、「タイム・ワープ」に似ています。

まだ見ぬ未来に、夢を抱く人たち。

そこは楽園で。
幸せな世界が広がっている。

時の扉を開けて、足を踏み出す。
時は、未来へ流れていく。

扉の内側から、外側へ。
そこは、なにもない部屋。

あなたの力で家具をそろえて、ご飯を作って。
温かなぬくもりを作る。

どうか、みんなが笑顔でありますように。
すべての人たちが、幸福でありますように。

一年間、このブログを読んでくださって、ありがとうございました。
来年も、どうかよろしくお願いいたします。







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変人

2018年12月30日 | 日記
来月の「星降る街」の袋詰めも終わり、
ホッとしています。

明日の朝に発送。
1日にお届け予定です。

今回は、ゴンキチとナオキチが手伝ってくれました。
だから、すごく楽でした。

毎月、こんな風だったら、いいのになぁ。

ゴンキチとナオキチが帰って来てから、
やはり家内は、食事に気を使っています。

子供たちに喜んでもらいたいと、一所懸命。
手を抜こうものなら、皮肉を言われます。

でも、僕はいつも通りの「おかず」です。
「冷凍ギョーザ」一袋。

目の前には、おいしそうなおかずが並んでいます。
皆おいしそうに食べている。

つい、つい目がそちらに行ってしまいます。

見かねた家内が、
「お父さんも、一緒に食べる」って、言ってくれました。

でも、僕はダイエット中ーの身です。
気を抜けば、すぐに太ってしまう。

「いや・・・いいです」
小さな声で答えました。

最後に、ホット・コーヒーを一気に飲んで、おしまい。

「おいしいね」
母ちゃんと、子供たちの華やいだ声が聞こえてきます。

僕は一人、蚊帳の外。
お腹がすいたなぁ。

ps

ここまで来たら、立派な変人。
栄養失調になるわよl。(ゴンキチ談)

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勉強しろ

2018年12月29日 | 日記
昨日からの雪が雨に変わり、雨だれの音が聞こえてきます。
年の瀬には、こんな天気が似合っています。

ゴンキチは、国家試験の勉強中。
卒論は、提出したそう。

座敷に机を持ち込んで、ペンを走らせています。
暗い部屋・・・。

その姿が不憫なので、電気スタンドを貸してあげました。
国家試験が終わると、卒業式。

春は、そこまで来ています。

その横で・・・
畳の上でゴロンと横になる、ナオキチ。

大型二輪の申請手続きも、昨日終了。
無事に免許を受け取りました。

君は、勉強はしないの?

「そのうちする」

そう・・・ですか。

「はらへった。なにかない?」

勉強はしないのに、ご飯は食べるのね。

冷蔵庫をあさる後姿に、
私は彼の将来を見たような気がしました。

なんだかんだで、今年も終わり。
まぁ、無事に過ごせて幸せだった・・・かな?

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帰省

2018年12月28日 | 日記
ゴンキチと、ナオキチが帰ってきました。
今二人とも、ポカポカの部屋で寝ています。

今日、月忌回向でお伺いした、檀家さんの家にも、
東京から息子さんが帰省していました。

ワンちゃんと、ネコちゃんも一緒です。
普段静かな家も、にぎやかで華やいでいます。

母ちゃんも、昨晩買い出しに行きました。
お菓子や、カップ麺、飲み物、灯油・・・。

「僕には、ないの?」って尋ねると、
「あなたは、我慢しなさい」だって。

ねぇ、母ちゃん。
僕たち・・・いつの間にか、子供に気をつかうようになったよね。

昔は、叱ってばかりいたのに。

それが今では、「寒くはない?」 「お腹すいてない?」
そればっかり。

返ってくる言葉は、素っ気ない返事。
カチンとくるけど、我慢してる。

ゴンキチ、ナオキチ。
明日から、境内の梅の木の剪定をしてよ。

枝垂桜の移動もね。

ps

そんなこと、できないよ!

タダでは、だめだ。
親子の縁も、金次第。(ゴンキチ・ナオキチ談)

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つぶやき

2018年12月27日 | 日記
夕方、宅急便がお寺に届きました。

来年の1月4日に、
ご法事をする方が、お供えを送ってくれたのです。

関西在住で、
「私たちは、当日行けないから、お寺でお願いします」
とのこと。

少しさみしいけれど、責任もって致します。

田舎の過疎地。
就職のために、故郷を離れる人がほとんどです。

だから、こういう方がふえてきました。

田舎の中小企業は、人手が足りないと言っています。
外国の方に力を借りているのが、現状です。

その横で、都会へ旅立つ若者たち。
それが田舎の宿命なのか。

本堂には、僕ひとり。
静寂の中、お経の声が響いていく。

テレビからは、華やいだ光景が流れている。
いつもこの世界は幻想だらけ。

波に揺られて、泣いたり笑ったり。
人と比べてなんになる。

自分は、自分。
人は、人。

負け惜しみの、言葉をつぶやく。

今日も僕は、夢を見る。
夢の中の僕は、いつも笑っている。

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