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不正送金被害が集中した銀行は?

2014-02-12 11:54:03 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>新興国経済への懸念を背景に、ここ数日、世界の株価が大きく下落していますが、あなたの対応は?」では・・・

 1位:日本株に投資 24%
 2位:先進国株に投資 20%
  〃:投資しているが様子見、塩漬け 20%
 4位:新興国株に投資 8%
  〃:投資はしない 8%
  〃:日本株を売却 8%
 7位:外貨預金、FX等に投資 4%
  〃:その他の資産に投資 4%
  〃:投資していないが様子見 4%

 と言うことになりました。こちらは複数回答可なので、いつものように投票者のシェアで計算するとこうなります。

 1位:日本株に投資 43%
 2位:先進国株に投資 36%
  〃:投資しているが様子見、塩漬け 36%
 4位:新興国株に投資 14%
  〃:投資はしない 14%
  〃:日本株を売却 14%
 7位:外貨預金、FX等に投資 7%
  〃:その他の資産に投資 7%
  〃:投資していないが様子見 7%

 全般的には・・・強気ですね!そもそも1位の「日本株に投資」すると答えた方が4割を超えています。同率2位の「先進国株に投資」も4割近いですしね。

 全体的な票の分布をまとめるとこうなっています。

 ・投資する : 60%
 ・売却する :  8%
 ・様子見  : 32%


 やはり「投資する」派が「売却する」派や「様子見」派を大きく上回っており、今般の株価下落を絶好の投資チャンスと捉えた方が多いことが分かります。

 一方で、普段こうしたアンケートをとると相場の先行きに対して慎重な意見が目立ちます。この食い違いは何なのでしょうか?

 あえて説明しようとすれば、「どんどん上昇していくことは期待していないものの、大きく下落していくことも考えにくく、突発的に暴落した時は投資のチャンスと捉えている」ということなのですかね?

 それが正しいかどうかは分かりませんが、日本の株価もアメリカの株価も概ね底入れされ、徐々に回復基調に戻りつつあるように感じます。

 筆者自身は今年の株式市場にはかなり強気ではありますが、そうした思惑通りに行かないのが株価というものですね。そうした不安を覆すように、ここから力強く回復していくことをそこはかとなく期待しておきたいと思います。

 では投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。投票は3月5日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1009

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=795



            --- Ginkou ---

ネットバンキング被害14億円

http://www3.nhk.or.jp

 インターネットバンキングの不正送金事件は、去年、被害が急速に拡大して被害総額は14億円を超え、過去最悪となりました。

 インターネットバンキングを巡っては、預金者のパソコンをウイルスに感染させるなどしてIDやパスワードを盗み取り、犯人側の口座に不正に金を移す事件が相次ぎ、警察庁によりますと、去年1年間の被害は合わせて1315件、被害総額はおよそ14億600万円で、過去最悪だった平成23年の4.6倍に上りました。

 被害は32の銀行に広がり、被害が多かったゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、楽天銀行、三井住友銀行の5行だけで合わせておよそ12億900万円と全体の86%を占めています。

 不正に送金された金の流れを調べたところ、犯人グループが違法に売買されている口座に金を移したあと、出し子と呼ばれる末端のメンバーにATM=現金自動預け払い機から引き出させたケースが52%と半数を超えました。

 次いで、インターネットの掲示板などを通じて、一時的に雇った人物の口座に移し、送金業者を使ってウクライナやロシアなど海外に送る手口が20%でした。

 警察庁は、金の流れを追跡できないよう犯人グループが巧妙に工作しながら犯行を繰り返しているとみて、口座の名義人の情報を金融機関に提供して口座を凍結するなどして、被害の拡大を防ぎたいとしています。

 また、預金者に対してはパソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にするなど対策を徹底するよう、呼びかけています。

〔 出典:NHKニュース 〕

            --- Ginkou ---


 これまで何度かご案内してきたように、昨年=2013年はインターネットバンキングの不正送金事件が大きく増加した1年でした。上記記事にもある通り過去最悪だった2011年から何と4.6倍にも達した、ということですね。具体的な被害金額は14億600万円とのことです。

 毎日のように新聞をにぎわせている「オレオレ詐欺」の被害額も昨年は増加しており、前年比52.5%増の約170億円ということです。金額的にはこちらの方が圧倒しておりますが、どちらにせよ嫌な犯罪であるのは間違いありません。

 もちろん好感が持てる犯罪などありはしませんが・・・。

 ちなみにそうした「特殊詐欺」の2013年の被害金額はこのようになっているようです。

 ・ウソの儲け話   : 176億円
 ・オレオレ詐欺   : 170億円
 ・架空請求詐欺   :  64億円
 ・ギャンブル必勝法 :  30億円


 いずれも莫大な金額ですが、「ウソの儲け話」がオレオレ詐欺を上回っているのはやはりそれだけ運用に困っている人が多い、ということなのでしょうね。

 また、あまりそこまで話題に上らない「架空請求詐欺」もトータルでは結構な金額になっているということですね!本当に払ってしまう人が・・・結構いるのですね。

 加えて笑えないのが4つ目の「ギャンブル必勝法」です。そもそも「詐欺」としてカテゴライズされているとは知りませんでしたが、これまたかなりの被害が出ています。

 さらにこの「架空請求詐欺」にせよ、「ギャンブル必勝法」にせよ、おそらくあまり表ざたになっていないものも多いのではないでしょうか?金額が小さければ、恥ずかしいし、面倒くさいしでなかなか通報しづらいというのがあると思います。

 特に「架空請求」の内容がアダルト系であれば・・・なおさらですね。だからこそこれだけの被害額になっていると言えるのかもしれませんが。

 と、話が多くそれておりますが本題に戻ると、インターネットバンキングの不正送金事件はこれらの「特殊詐欺」と比較すればまだまだ規模は小さいものの、急増しており注意が必要です。

 気になるのがその手口、ということになりますが、よく報道されているのが2つのパターンですね。

 1つ目はパソコンをウイルスに感染させた上で、不正なポップアップ画面を表示させ、そこに乱数表の全ての組み合わせを入力させる、というパターン。

 2つ目は銀行を装ったメール=フィッシングメールを送り、そこから不正な画面に誘導し、乱数表の全ての組み合わせを入力させる、というパターンです。

 いずれも巧妙な部分があるわけですが、どちらにも共通しているのが、最終的には機械(PC)ではなくヒトを騙そうとしている、という点ですね。

 と言うのも乱数表は物理的にパソコンの中にはありませんので、利用者を騙して打ち込んでもらうしか、犯人側が知りうる方法がないからです。

 つまりは上記の「特殊詐欺」もそうですが、こうした犯罪への最大で最終的な防衛手段というのは預金者の防犯意識に帰結します。少なくともインターネットバンキングの不正送金事件に関しては「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということが防犯の大原則となりますのでご留意いただければと思います。

 ただし。

 上記記事では手口として「預金者のパソコンをウイルスに感染させるなどしてIDやパスワードを盗み取り、犯人側の口座に不正に金を移す」と説明されています。上の例で言えば1つ目の「不正なポップアップ画面」の手口と考えられなくもないですが、ちょっと良く分かりませんね。

 また警察庁は「預金者に対してはパソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にするなど対策を徹底するよう、呼びかけています」とのことですが、これだと2つ目の「フィッシングメール」の手口は防げないと思うのですがいかがでしょう?

 こうした報道に接するにつけ、いつも苦々しく思うのは、手口の詳細な方法やその対策がほとんど触れられない、という点です。ただ不安を煽るだけでは全く意味がありません。

 オレオレ詐欺や投資詐欺があれだけ詳細に手口が報道されるわけですから、ネットバンキングの不正送金についても、もっと積極的な情報開示を期待したいものです。

 ちなみに上記記事で最も目を引いたのが、金額の増加とならび、最も被害が大きかった銀行名が記載されている点ですね。全体的には32の銀行が狙われたようですが、中でも以下5つの銀行は特に狙い撃ちにあったようです。

 ・ゆうちょ銀行
 ・みずほ銀行
 ・三菱東京UFJ銀行
 ・楽天銀行
 ・三井住友銀行


 この5つだけで全体の86%を占めた、ということです。ただし、もちろんこの5つが特にセキュリティが甘かったということはありませんね(やや甘いように見える銀行はないではないですが)。主な要因はやはりそれだけ顧客数が多く、結果的に被害者の数も増えてしまった、ということではないかと思います。

 ただ、犯人側も一度に何種類ものウイルスやフィッシングメールを仕込めないのだとすれば、必然的にそうしたネットバンキングユーザー数=被害数が多い銀行を集中的に狙うことになります。

 先日、三菱東京UFJ銀行を騙るフィッシングメールが大量に出回ったのもその典型ですね。

 これらの銀行のユーザーの方は、特に銀行からのメールやログイン画面を開く場合はご注意いただければと思います。

 ちなみにこの事件の救いは、おそらく被害者が最新のウイルス対策ソフトを導入するなどの対策をしていれば、相当の部分が銀行によって救済されているのではないかと考えられる点です。

 偽造カードと同じで被害者に非がなければ救ってあげる枠組みが出来上がりつつあります。

 14億円という被害金額は、特に数千億円の利益をたたき出しているメガバンクからすれば屁でもないわけですからね。

 そう考えると警察庁の指摘する「パソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にする」という対策は当たらずとも遠からず・・・なのかもしれませんね。

 ご注意ください。

 ということで今回の読者アンケートは「<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は、2013年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの対応は?」でいきましょう。3月12日まで。

■<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は、2013年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの対応は?(3月12日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1011









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