IRセミナー 3804システムディ 投資判断は?
昨日は日本証券アナリスト協会のIRセミナーでした。
昨日は3804システムディとインフラ投資法人の9284カナディアンソーラー、
そして4187大阪有機化学工業の3社でした。
まずは3804システムディ。
ここは「億近」レポート銘柄であり、先日100株買ってみた銘柄です。
https://double-growth.com/3804001-2/
結論的に言うと、投資判断は中期で買いです。
なにが「中期」なんだかよくわかりませんが、現在、ここはジャズダック上場ですので、東証一部
への指定替えまではつきあって、値上がり益を得ましょうという判断です。
関わっての質問もしましたので、それについては後述します。まあ、2-3年、つきあってもらうという
前提で、時価は買いです。
ここは京都本社のソフト屋さんです。そもそも、PC9801など(←懐かしいなー)のパソコンが普及
しだした時からのソフト屋さんのようですが、現在は特定の用途に特化したソフトを「イージーオーダー」
型のパッケージソフトとして提供してます。
なんのことかというと、単にソフトを売って終わりということではない、また、一からオーダーメイド
のソフトを作成して販売するのではない。
基本は自社開発のパッケージソフトがあって、それを顧客に要望に応じてカスタマイズしていく形です。
ソフトは私大などが中心の「学園ソリューション」、スポーツジムなどの「ウェルネスソリューション」
コンプライアンス・コーポレードガバナンス支援の「ソフトエンジニアリング」、高校や小中学校の「公教
育ソリューション」等々、いずれも時代の要請に即したもののように思われます。
例えば、高等学校や小中学校対象の「公教育ソリューション」というセグメントがありますが、
ソフトは「校務支援」といって、生徒情報の統合管理と校務事務の効率化を目的とした内容が含まれています。
まあ、学校というところは細かいあれこれの事務仕事、文書管理等が非常に多くて、実際の子どもの指導そ
のものだけでなく、こうしたことに時間がとられて多忙化が促進されているようなところがあります。
教員の長時間労働というのは社会問題化しているところがあり(←なのに「残業」という概念自体すらあまり
ない)負担の軽減が求められているところですが、こうしたソフトはそうした要請に応える面もあると思われます。
実際に導入されるところが増えれば、そうしたユーザーの声からフィードバックして、基本のソフトそのもの
をより使いやすいものにバージョンアップさせていくこともできるでしょう。
学校というところは、実はこうしたIT活用は現場レベルではかなり遅れているところもあります。となると、
それだけここからまだマーケットの広がりが考えられるところでもあろうかと思います。これは一例で、他のセグ
メントも、それぞれ、いろんな可能性とともに課題があることと思います。
業績の数字を見てみます。基本的には右肩上がりの推移。
2017.10は売上、営業利益、経常利益、純利益がそれぞれ3807,350、346、238です。百万円単位ね。
これに対して2018.10の予想は3339、383、380、256です。
3807,350、346、238
3339、383、380、256
並べてみると、あら?、売上高が5億程度、大幅に減少しています。なのに、利益は10%伸びると。
なんでかというと、2017.10期は超大型案件の売上(5億程度、但し、利益率は低い)があり、これが剥落するために
売上高は大幅に減少するということでした。
で、高効率ビジネスをめざすと。具体的には、ストックビジネスの拡大による安定的利益、ハッジシステムの性能・品質
の向上による高収益ビジネス(例えば前述した学校の例などがこれにはいるかな)、クラウド売上伸長によるコスト削減
などが挙げられていました。
まあ、基本は売上の額ではなくて利益です。
リログループなんかもですが、ストックビジネスがベースにあるところというのは、業績の急激な落ち込みというのは
あまりなく、基盤が安定しているという印象があります。ここもそうかな。
長くなってたきたので、次回、質問に対するコメント等も含めて書きます。株価支援材料あり(^_^;)。
昨日は日本証券アナリスト協会のIRセミナーでした。
昨日は3804システムディとインフラ投資法人の9284カナディアンソーラー、
そして4187大阪有機化学工業の3社でした。
まずは3804システムディ。
ここは「億近」レポート銘柄であり、先日100株買ってみた銘柄です。
https://double-growth.com/3804001-2/
結論的に言うと、投資判断は中期で買いです。
なにが「中期」なんだかよくわかりませんが、現在、ここはジャズダック上場ですので、東証一部
への指定替えまではつきあって、値上がり益を得ましょうという判断です。
関わっての質問もしましたので、それについては後述します。まあ、2-3年、つきあってもらうという
前提で、時価は買いです。
ここは京都本社のソフト屋さんです。そもそも、PC9801など(←懐かしいなー)のパソコンが普及
しだした時からのソフト屋さんのようですが、現在は特定の用途に特化したソフトを「イージーオーダー」
型のパッケージソフトとして提供してます。
なんのことかというと、単にソフトを売って終わりということではない、また、一からオーダーメイド
のソフトを作成して販売するのではない。
基本は自社開発のパッケージソフトがあって、それを顧客に要望に応じてカスタマイズしていく形です。
ソフトは私大などが中心の「学園ソリューション」、スポーツジムなどの「ウェルネスソリューション」
コンプライアンス・コーポレードガバナンス支援の「ソフトエンジニアリング」、高校や小中学校の「公教
育ソリューション」等々、いずれも時代の要請に即したもののように思われます。
例えば、高等学校や小中学校対象の「公教育ソリューション」というセグメントがありますが、
ソフトは「校務支援」といって、生徒情報の統合管理と校務事務の効率化を目的とした内容が含まれています。
まあ、学校というところは細かいあれこれの事務仕事、文書管理等が非常に多くて、実際の子どもの指導そ
のものだけでなく、こうしたことに時間がとられて多忙化が促進されているようなところがあります。
教員の長時間労働というのは社会問題化しているところがあり(←なのに「残業」という概念自体すらあまり
ない)負担の軽減が求められているところですが、こうしたソフトはそうした要請に応える面もあると思われます。
実際に導入されるところが増えれば、そうしたユーザーの声からフィードバックして、基本のソフトそのもの
をより使いやすいものにバージョンアップさせていくこともできるでしょう。
学校というところは、実はこうしたIT活用は現場レベルではかなり遅れているところもあります。となると、
それだけここからまだマーケットの広がりが考えられるところでもあろうかと思います。これは一例で、他のセグ
メントも、それぞれ、いろんな可能性とともに課題があることと思います。
業績の数字を見てみます。基本的には右肩上がりの推移。
2017.10は売上、営業利益、経常利益、純利益がそれぞれ3807,350、346、238です。百万円単位ね。
これに対して2018.10の予想は3339、383、380、256です。
3807,350、346、238
3339、383、380、256
並べてみると、あら?、売上高が5億程度、大幅に減少しています。なのに、利益は10%伸びると。
なんでかというと、2017.10期は超大型案件の売上(5億程度、但し、利益率は低い)があり、これが剥落するために
売上高は大幅に減少するということでした。
で、高効率ビジネスをめざすと。具体的には、ストックビジネスの拡大による安定的利益、ハッジシステムの性能・品質
の向上による高収益ビジネス(例えば前述した学校の例などがこれにはいるかな)、クラウド売上伸長によるコスト削減
などが挙げられていました。
まあ、基本は売上の額ではなくて利益です。
リログループなんかもですが、ストックビジネスがベースにあるところというのは、業績の急激な落ち込みというのは
あまりなく、基盤が安定しているという印象があります。ここもそうかな。
長くなってたきたので、次回、質問に対するコメント等も含めて書きます。株価支援材料あり(^_^;)。