旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

楽天、CB、損切り

2005-10-29 02:16:45 | 株式投資・資産運用
 今週のPFは2%強の上昇と堅調でした。

 楽天VSTBSですが、ライブドアと基本的には発想は変わらないという気はしますが、やり方はややマイルド。全般に言い分としては楽天の方の言っていることがわかりやすいというかスッキリするのですが・・・。

 乗っ取りとかなんとかいう発想そのものが公開企業であるという視点から言えば馴染まないのではないかなぁ・・・・。
 公開されている株式会社であれば、経営を委任されている現経営陣の意向というのは当然尊重はされるべきでしょうが、基本的に筆頭株主の意向というのを無視するわけにはいかないでしょうし、そもそもなんで経営統合してはいけないのかというのがよくわかりません。

 CBは今週、三重銀2回を売却し、利益を確定。30万弱で、伏見の光のCB売買としては過去最高益。コスモ石油も15万以上の利益がでており、これはCB売買としては大きいです。

 CBの売買を積極的に行っている方っていうのはネットではあまり見かけません。ネット証券も取り扱いそのものがないところが多いです。丸八は扱いがあって
売買手数料もCBとしては安かったと思います。支店注文だと、売買手数料が1%以上かかってしまい、これは割高。

 クーポンがついていたり、100円割れしたりしているものは、市場で債券感覚で買うというのも悪くはないですし(こういうものは最近は少ないですが)、新発は株式のIPO系と同様にすぐに利益を確定するというのもあります。

 商品として悪くないと思うのですが、売買高そのものが新発のものを除いては少ない場合が多く、ネット証券としても需要があまりないものをあえてシステムをつけ加えるなどしてまでメニューに付け加える意味が少ないと考えているのでしょうか。ちょっと残念なところです。あと、100万単位というのは零細個人投資家にはやや敷居が高いというところもあります。半分の50万単位だとかなり違うと思うのですけど。

 損切りは年内売買の総計、確定申告に向けてのもの。

 今年も利益がそれなりに出ているため、とりあえず含み損銘柄を売却して損失を計上するというのは考えておきたいと思います。現状であてはまるのはロングライフあたり。あと、みなし取得価格で特定口座にある銘柄がありますので、場合によってはこれはクロスで損失を出しつつ、ポジション維持というのもいいでしょう。売買手数料が安いので、これでも税金的には有利となる場合があります(リロホなど)。

 去年はズバズバと損切りをして非常にスッキリし、かつ、損失を繰り越ししていますが、損失繰り越し額はあまり大きくないので、今年の利益を相殺するまでにはなりませんので。

 さて、どうしますかね・・・・。
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「ない」の法則3 悲観しすぎない・・・

2005-10-26 22:01:39 | 株式投資・資産運用
悲観しすぎない・・・

 株を買ったあと、株価が買値より下がるのはよくあること。
 まあ、単純に考えれば1/2の確率でそういうことはおここりますので。

 で、そこからさらにずるずると株価が下がるというのも十分にありうることです。

 買いから入っていると、無論、株価が下落するのは嫌ですね。
 まあ、感覚的にはこれは当然のことなので、別にかまわないのですが、あまり含
み損の銘柄ばかりが増えてしまうと、もう株価を見るのも嫌になって、ただただ
塩漬けモードに移行してしまい、売らないし買わないしといった状態に陥ったりす
ることがあります。

 いわゆる「決定麻痺」といわれる状態がこれですが、これはちょっとまずいのではないか。

 いわば、過度に悲観しすぎているような状態が続いてしまう。これはいけまへん。

 自分の判断の誤りとか、アクシデントに遭遇するとかいったこともありがちです。そういう場合もただ、損失を嘆いて悲観的になり落ち込んでいるだけでは、次につながりません。

 自分の場合、大きな損失、失敗というのは印象に残っているものが2つあります。

 1つは、これはよく書くのだけど、投資していた企業が唐突に民事再生法を申請
したケース。
 地元の外食産業、フーズネットという会社で回転寿司とか宅配寿司なんかをして
いるところですが、後からふり返って考えてみれば、株主優待に気持ちがいきすぎ
ていたというところもあり、また、通常のPERなりPBRといった指標からもまともな投資対象とするのは適当な銘柄ではありませんでした。株価4桁からの唐突な破綻は予測はできずややアクシデント的な面はあったかと思いますが、やはり反省点はあります。

 もう一つは、高値圏にあった日本電池をとびつき買いしたこと。業績に直結しない材料に気持ちがいってしまったというところもあります。材料性からPER的にバカ高いようなところまで買われたような銘柄は、一般論としてはその後は下げに転じることが多い、つまりリスクが高い状況にあるように感じられます。まあ、株式投資を始めた最初の頃というのは、そういうことにすら意識がいかない、非常に視野が狭い状況にあったということだと思います。

 失敗することは必ずあるわけで、それをトラウマとはせずに学習の機会とする
ことが大切でしょう。言うは易し・・・、ですが・・・。
 
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富士重工とトヨタ

2005-10-25 22:18:05 | 株式投資・資産運用
 IPOの東京スターBは公募割れのスタートですなぁ・・・。これはオハラと同様にそれなりに個人に割当てがあったと思われます。こういう銘柄は堅く来てほしいものですが、「やっとIPO公募取れたのに・・・」とか、個人投資家の嘆きがちょっと聞こえそうです。といっても、公募からそんなに爆下げしているわけではないので、キズは浅い状態でしょうけど。

 自分だったらどうしたか?。成行で売ったかな?。とにかく初日売却したとは思います。

 オハラの方は3回転で細かく利食い。新聞代捻出状態で、これはこれでよし。

 えーと、昨日ですか、スカパーでブルームバーグをつけたら、東京モーターショーで富士重工の竹中社長のインタビューを放送しているところでした。
 冨士重工、トヨタ筆頭株主で株価はとりあえず反発はしましたが、その後またじり安状態となっています。

 まあ、トヨタが筆頭株主になったところで、富士重工の業績が短期的に好転するわけではありません。米国市場も新車の売れ行きにかげりも見えるようですし、国内市場も苦戦ぎみです。円安傾向も車そのものが堅実にきちんと売れてこないことには収益の本格的な改善にはつながりません。市場はとりあえずそういう見方なのかなと思います。

 社長のインタビューも、もうひとつ決め手に欠けるという感じでした。

 ただ、中長期的にはトヨタとの関係というのはプラスにははたらくでしょう。
 まずはハイブリット車について、トヨタの技術も応用しつつ、スバルらしさのある車を作ることでしょうか。
 トヨタとの関係では富士重工の米国工場の活用というのは決定みたいですし。

 ただ、トヨタとスバルって、なんかイメージ的に両極端という感じがします。

 マーケティング至上主義、なんでもあります、合理化・カンバン方式、F1もケティング、ええ車うまいこと作ります、高級車もやりまっせ~のトヨタ。まあ、強いことは間違いない。

 一方のスバル。レガシーのみ・・・。インプレッサ・フォレスターもあるし、トライベッカも米国で先行して出していますが、結局、レガシーだけやん・・・。
 で、AWD、技術指向。ちょっと頑固、独自性あり、車はいいけどデザイン下手。質実剛健、商売下手みたいな・・・・。

 軽自動車もスバルは独自路線。最近のRシリーズ、スタイリングが「奇妙」。スズキやダイハツの真似してもしょうがないというのはわかりますが、これは販売台数にはつながりにくい。

 トヨタグループの中で、どう今のオリジナリティを保ちながら、優れた商品が出していけるのか、当然、米国市場も意識しつつ、国内でも受けるような車。
 なかなか難しい課題です。

 実はレガシーは購入候補の一つでした。しかし、試乗まで至らずアウディに決定してしまいました。アウディは車としては実によいのですが、ちょっとスバルも乗っておきたかったなぁという気持ちは残りました。

 株の方はトヨタは毎月1万円買い。富士重工は、ミニは細かく売買し、1000株はとりあえず残します。

 さて、どうなりますか・・・・。
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オハラ、デイトレ

2005-10-25 04:41:42 | 株式投資・資産運用
 オハラですが、朝、でかける時に4720円で100株買いを出しておきました。デイトレのつもりであれば楽天を利用する(片道無料のため、売買手数料はわずかにイートレよりも現状は高いですが、こちらの方が有利)のですが、多少、キープしてもよいような場合は、イートレを利用。

 昼に株価を確認すると、4720円で買えていました。4720円というのは、最初は公募と同株価の4700円にしていたのですが、ここまで下げない場合もあるかと思い、20円だけ(^_^;)あげたのです。結果的には4600円台もありましたので、そのままでよかった・・・。

 で、約定を確認した時点での株価は4800円だったので、この時点で4800円での売り注文。これも約定し、結果、値幅80円×100株-売買手数料472円×2で、7000円ちょっとの利益を確定しました。

 まあ、細かな売買ですが、これはこれでいいです。25日も一応、安いところで買いを出しておきたいと思いますが、ちょっと上へ行ってしまうかな・・・。
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日経マネー20周年

2005-10-23 23:34:22 | 株式投資・資産運用
 日経マネー誌、20周年だそうです。おめでとうございます。その期間の半分ぐらいは私もつきあっています。

 何度か取材してもらったこともありますし、投稿も何回も掲載していただきました。

 日経マネーの印象はというと、国際優良株。なんか真面目という印象が強い。

 マネー・ジャパンは材料株か。ちょっと株式情報誌っぽい雰囲気もあります。

 Zaiは優待株かな。どっちかというと初心者サイドにふった編集をしているという感じがします。ただ、Zaiは買っていないので、きちんと読んだことがないですけど(^_^;)。

 また投書でも送りますので、載せてね。

 あ、今回の冒頭の特集記事はなかなかよかったですよ。
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オハラ、4850円売り

2005-10-22 03:16:58 | 株式投資・資産運用
 最初から多くは期待していなかったオハラ、結果はとりあえずいつもの原則どおり利益確定優先で対応し4850円で売却しました。売買手数料1575円を引いて、1.3万強の利益を確定。

 前日のNY市場が安く、日経平均先物も下げている中での公開となり、初値は公募と同値の4700円。

 朝の時点で5100円で指値して出かけましたが、高値は5050円で、昼に株価ほ確認した時点では売却できていませんでした。
 ここで、時価は4800円でしたが、指値を4850円に変更し、後場に売却できました。

 この企業は内容はまともだと思います。公募かそれ以下に再度下落するような場面があれば、また参戦するのも悪くないと思います。

 まあ、IPOは水物ですので、とりあえずはいつもの自分の基本原則どおりに対応できたということで、よしとします。
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5218オハラ、明日公開

2005-10-20 22:16:54 | 株式投資・資産運用
5218オハラ、明日公開


 明日、10/21に5218オハラが新規公開になります。

 マネックス・ビーンズで100株配分がありました。
 公募価格は1株4700円ですので、100株では47万の投資になります。

 さて、これはどういう展開になるでしょうか。

 まず、東証一部直接上場という点が特徴です。需給的には一ヶ月後からのTOPIX組み入れに伴う、パッシブ運用の買い需要があります。いわゆる「先回り買い需要」も一定は期待できるのでしょう。

 まあ、これはおいといて、企業の事業内容、企業業績を見るのが基本です。
光学ガラス用途は各種カメラ(スチールカメラ・交換レンズ・デジカメ・ビデオカメラ・テレビカメラなど)、複写機・ファクシミリ・光ディスク・天体望遠鏡・顕微鏡・・液晶プロジェクター等幅広い用途があり、それに加えてハードディスク基盤、半導体製造装置、DWDM光通信用誘電体多層膜フィルターなど情報関連製品にも用途は広がっています。

 業績の方は前期に急伸しており、今期は減益予想となっています。右肩上がりの業績というよりは、デジカメ、液晶プロジェクター、情報関連など、近年伸びている分野の製品の売上の状況が業績に反映されやすくなっていると考えられます。

 経緯は知らないですが、セイコーが4割強、キヤノンが1/4弱の大株主となっているのが興味深いです。取引先はキヤノンの他主要光学メーカーが名を連ねており、重要なデバイス製造メーカーであることがわかります。
 まあ、光学ガラスの分野では世界的な企業であり、技術力は非常に高いように感じられます。

 2005.10のEPS予想は325円。公募4700円はPER15倍程度。

 「光学ガラスを一括大量生産できるのはHOYAと同社のみ」(油谷純正社長)ということで、主要ガラス各社のなかでも、オハラとHOYAは、ともに売上高総利益率40%台後半、売上高営業利益率3割台と利益率は高いです。

 F社の初値予想の水準は低いようですが、HOYAの業績の好調さもあり、とりあえず初値予想は5200円としておきましょうか。

 売買スタンスは利益確保優先で対処予定。但し、初値水準があまり低い場合は一定ホールドの可能性を残しておきます。つまり、成行でいきなり売るという形は取らないということです。

 さて、どうなりますか・・・・。




 
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「ない」の法則2 おごらない

2005-10-15 08:21:42 | 株式投資・資産運用
株式投資をしていると、「俺って結構うまいやん」と思う瞬間というのがあります。たまたま買ったタイミングがよくて、その株が上昇したりすることが続いたりすると、何かそれが自分の技量、判断のすばらしさのように感じることがあります。

 まあ、そう感じるのは別にいいのですが、まあ、99%、それは自分の「うまさ」とか「力量」というのとは関係がないでしょう。

 たまたまうまくいったにすぎません。そのたまたまうまくいったことで勘違いをして、身の丈に合わない大きなポジジョンをいきなり取ったりすると、これは大きな痛手を被ることにもつながりかねません。

 客観的に自分の運用の状況というのを整理して判断できるようにしておくことは非常に重要かと思います。

 そういうことをやっておくと、自分の力量というのも冷静に判断できることになります。

 長くインターネット上のお仲間(たまにオフもしますが)と、メールマガジンで運用レースというのをしていますが、これをしていると、他の個人投資家との比較での自分のパフォーマンスというのが明らかになりますし、自分の売買なりスタンスの特徴というのもよく見えてきます。

 となると、「たまたまうまくいってよかったなぁ」とか、逆に「これは失敗したなぁ。」とかいうのは当然個々の事例としてはずっとあるわけですけど、全体として、自分の力量なり運用の特徴というところからの判断ができるようになりますの
で、少なくとも無理してアホな売買をするようなことは避けることができるようになりました。

 まあ、どこのなにを基準にしてどう計算するかということによりますが、「ウォール街のランダムウォーカー」や「敗者のゲーム」「インデックスファンドの時代」などの著作を読むまでもなく、長きにわたって、日経平均やTOPIXといった指数を大幅に上回るような運用を長期、少なくとも数年レベルで、で継続できるような場合というのは、ポートフォリオ運用を行っている場合は、非常に困難であるということを念頭においておいた方がよいと思います。

 ポートフォリオ運用ではない、個別銘柄に集中投資するような方法は、高いパフォーマンスを挙げられる可能性も高まりますが、一般論的には逆に大きな損失を被る可能性も高まるわけで、つまりはリスク・リターンの度合い、ボラティリティが大きくなります。このあたりのことも、単に頭でということでなくて、感覚としても十分に理解しておくことが肝要でしょう。

 自分自身の場合は売買や銘柄選択はかなりディフェンシブだと思います。その結果、ボラティリティは比較的小さくなる傾向が強いと感じています。

 力量は、まあ「どへたではないけどうまくはない」という感じでしょうか・・・・。

 

 

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「ない」の法則1 あきらめない

2005-10-13 22:59:07 | 株式投資・資産運用
 かつて、マネー誌に「素人の法則」というのを投稿して載せていただいた記憶があります。
 内容は正確にはおぼえていませんが、「素人に含み益なし」とか「素人は株数にこだわる」
とか「素人に遠目なし」とか「素人に損切りなし」「素人に原則なし」などだったと思います。

 これを書いてから8年ぐらいはたったと思います。依然「素人」のままではありますが、新しいのをちょっと考えてみようかと思います。

 ということで「ない」の法則。その1は「あきらめない」。

 「あきらめない」ということがそのままあてはまるのがIPO投資。
 最近は特にそうですが、IPO銘柄は公募株を取るのが難しくなっています。ただ、取れれば、それが利益につながる可能性は現状ではかなり高く、時に大きな利益につながることがあります。

 ただ、取れる確率というのは非常に低くなっています。とりわけネット証券の場合などは、もともと配分されてくる株数が少ない上に、支店系口座のような「配慮」、支店の判断といったものがなく単純に(ポイント制など色々と当選確率が変わる仕組みのあるところもありますが)抽選となるものですから、これはまず当たらないと言っても過言ではありません。

 時々、「公募株、よく取れますね。どうしてるんですか。」とか聞かれることがあります。感覚としては「よく取れる」どころが全然当たらないなぁ・・という感じなのですが、それでも毎年、それなりの銘柄数の配分はあり、年のうち1つか2つはそれで3桁の利益が取れたりしていますから、株式投資を始めてからあまり間がない人などから見れば、「よく取れる」ように見えることろがあるのでしょう。

 なんで取れるかといえば、それはブックビルビルディングにとにかく参加しているからです。

 支店系は大和と新光、ネット系は松井×2、イートレ×2、楽天、マネックスビーンズ、ダイワダイレクトなどです。これは嫁さんの運用口座も含んだ家族全体での数です。最近はとりあえず、これらの口座すべてのブックビルディングに参加するようにしています。カラ口座、資金をまったく入れていない口座は他にもありますが、実際に活用しているのはこういうところです。あ、野村ネットもありました。

 で、もうただ黙々と電話してり、クリックしたりしているという、それだけのことなのですね。

 これは、本来?的意味での投資と言えるのかどうか?。

 ま、利益が出れば、それが投資であろうが投機であろうが別にそんな区別はどうでもいいといえばいいわけでして、この単純で面倒でつまらない作業を黙々と続ける。

 しかし、そうしていると、これまでの経験からすれば年にいくつかは当籤、当選するわけです。

 つまりはあきらめずにブックビルディングに参加し続けること。基本的なコツはこれしかありません。まあ、来る日も来る日もスカスカスカスカです。しかし、確率的に考えればそれで当然なわけです。松井なんかスカでも50円くれます。年間、全部スカでも普通預金以上の利益にはなっているでしょう。

 と、まあ、これがIPOの「あきらめない」です。

 あ、今日、マネックスビーンズの口座を見たら、オハラが当選していました。実はここの証券会社はこれまのでで初めての当選です(補欠だったことはありますが)。

 通常の売買ではどうか?。

 まあ、楽しみというか遊びというか、そういう感覚で小さいポジジョンでのデイトレをすることもありますが、基本のスタンスは中長期の投資です。

 で、買うタイミングは、チャートがベチャーと寝ているか、あるいは、急落しているようなところからまず買い始めます。

 一発でベストのタイミングで買うなどどいうことはまず不可能。できてもたまたま。

 であれば、最初から分割して買い下がるつもりで、小さく買い始める。下へ行くほど株数を増加させて買う。

 市場全体の状況が悪いと、この方法は非常に効率がよくないというか、利益が出るまでに時間がかかることがあります。
 しかし、買うタイミングの株価がPERやPBR等通常の売買尺度からいって少なくとも極端に割高だったりしないレベルから買い始めているのであれば、一定の比率で丁寧に買い下がっていけば、自分が予定していた株数なり買い下がりの回数を経ないうちに株価は反発することが多いように感じられます。

 株価が上昇してくれば、これは順次、また分割して売り上がっていく。

 この方法は時間はかかりますが、丁寧に当初の考えをそのまま実行すれば、その企業特有にファンダメンタルズ的な要因で大きな変化があったりしなければ、いずれ多少なりと利益につながる可能性が高いと感じています。

 通常の売買での「あきらめない」というのは伏見の光の場合、こうした方法になります。

 短期で大きなポジジョンを取り、それが思惑と逆に動いてしまった場合などは、逆に「あきらめる」、損切りすることが重要な場合も無論あるでしょう。
 ですから、こり「あきらめない」というのは、どういう投資方法、投資スタンス、売買方法を取るかによってあてはまるのか、そうでないのかも違ってくるとは思います。

 私自身の場合は上記の方法が無理なく実行できる方法であり、自分の性格にも合っていると考えています。
 
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雰囲気ファンダメンタルズとちょっと見テクニカル

2005-10-11 00:02:11 | 株式投資・資産運用
 さてと、第四四半期、指数は下落していますが、とりあえずはプラスでスタートできました。やれやれ・・・・・。

 株式投資も10年余りでようやく自分の基本スタンスみたいなものが定まってきた感じがします。
 詳しくは自分のサイトの方に書いていますので、そちらを参照していただければと思いますが、どうも自分のレベルがここのところさっぱり向上していない感じがします。

 株式投資といえば、ま、テクニカルかファンダメンタルズというのが一般的によく言われる手法ですが、まあ、自分自身の場合、どっちも中途半端というか適当なのですね・・・・。知識的にも曖昧で不正確なところが多いし。

 そもそもいわゆるテクニカル分析というのは、どうも好きになれないのです。結果論からの後講釈が非常に多いという印象が強いです、いろいろな著作などを見ていると。なので、単純にまとめられたテクニカル分析の手法を実際に活用しようなどという意識はいまだにほとんどありません。

 では、チャートも見ないのかというと、そんなことはないんですね。新規に買いに入るような場合は株価の動き、位置なんかをざっと見ます。で、高値圏にあったり、勢いよく上昇しているような場合はパス。ズルズル下げているか、あるいはベチャーと横に伸びたようなチャートはわりと好きです。
 まあ、チャートそのものはテクニカル分析ということでもないかもしれないですが、こういうものはそれなりに見て参考にはするわけですね。移動平均からの乖離率なんかも、別にどれだけだったらどうとかいうような判断はしませんけど、やはり大きく下方乖離なんかしていると、ちょっと買いたくなってきたりしますし。

 じゃあ、どうなの?。ファンダメンタルズ重視なの?。これもPER・EPSとかPBRとか、業績の変化の状況なんかはざっと見ます。PERがバカ高くなっていたりすると、もうそれだけで嫌気状態です。事業内容なんかもなんとなく見て、で、ま、このあたりなら許容範囲かぁ・・・的に雰囲気をつかむというぐらいですから・・・。
 財務諸表も、きちんと読み込んで理解することとかできてないしね。

 まあ、テクニカル嫌いもいいけど、もうちょっとはきちんと理解したおいた方がいいだろうし、ファンダメンタルズ面も、まともに財務諸表程度は見て自分なりの判断かできるようになつておいた方がいいですね。
 
 逆張り、分割売買、中長期投資、現物主義という形でいけば、そんなに大損こくことはないとは思いますが、ま、今のままでは、たまたまラッキーのIPO一発意外では大きな利益をあげることはまず難しいでしょう。

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3388明治電機工業

2005-10-05 18:25:49 | 株式投資・資産運用
 本日、IPO銘柄の3388明治電機工業が公開となりました。

 新光証券から公募2600円で100株配分あり。まあ、内容は地味でそんなに割安感があるというわけでもなく、堅めには来るだろうなと考えて、2900円で指値してでかけました。

 初値は3500円をつけており、いつものスタンスどおりに売却できました。

 値幅900円×100株-売買手数料は0.6825%、で、9万円弱の利益を確定。

 前年度、複数回公募株の配分があった新光証券(店頭)ですが、ほとんどオールブック参加にもかかわらず、今年配分があったのはこれが初めてでした。はずれた時、社内での対応が連絡することになっさているためか、必ず「配分がございませんでした。」と連絡がある新光、まあ、IPOとしては小幅、小粒とはいえ、一つでも配分があったのですから、よしとすべきでしょう。

 今後はこの銘柄については売買することはないと思われます。
 本日の終値は3260円と初値を割り込んだ水準となっています。
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資産運用関係はここに集約していく予定です

2005-10-04 22:18:11 | 株式投資・資産運用
 株式投資等資産運用関係で試行的に一応テーマを分けていくつかのblogを設定しておりましたが、資産運用と関わる内容については、基本的にこのblogに集約していくことにいたしました。

 あれこれ設定していても、その時々で特定のところにのみ多く書くようになり、どこにも同じペースで書くということができず、管理も煩雑化してきていたためです。

 ここには、あまり期間をあけずに、まとまった内容をアップしていきたいなと考えています。
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