IRセミナー 2471エスプール(2)
障がい者雇用支援サービスについては「特別支援教育」のカテゴリーとも関わるので
ちょっと長くなりますが・・・。
ここの農園のいいところはビニールハウスだということです。
何がいいかというと雨天でも作業はできますし、温度等も、もちろん夏は暑くて冬は寒い
でしょうけど、一定はコントロールすることができます。
ハウス内の環境も意図的に整理、整備がしやすいです。
かつ、そこでの作業は、季節や場所によって作物等は違うとは思いますが、一定のルーティーン
の内容として整理しやすいです。そして、その中味が体を動かすような内容が多くなること
もよい点かと思われます。
こうした企業の取り組みは障がい者の就労支援に取り組む行政としても、後押しはしやすいはず、
というか、来てほしいところは実際にかなり多く、引き合いも多数あるのではないかと思います。
ここは、継続的に農園を貸すということで、いわば「賃貸」的な部分があります。
もちろん、前述したように、単純な場所貸しではなく、そこには運営のノウハウというのも付加され
ており、そこの部分こそが契約する企業にとっての意味、メリットになっているわけですが。
ですから、これは一回売って終わりというようなことはなく、ストック型のビジネスとしてとらえるこ
とができます。
全体として、ここはかなり着実な成長が見込まれる分野だと思います。
が、あまり急ぐことなく、着実に農園の数を広げていくことが重要かと思います。
農場運営は地域の高齢者の雇用等にも貢献しているということですが、やはり、中心となる専門的な
スタッフの力量というのがかなり決定的に重要です。農業の専門家でも、あるいは障がい者への対応
の専門家でも、従来はこうした人は必ずしも労働条件として厚遇はされていなかった場合が多いと
思われますが、積極的にいい労働条件でいい人を雇用し、それぞれの場で中心的な役割を果たしてい
ってくれるようになることが期待されます。
また、実際の運営の中で蓄積された様々なノウハウを各場所で共通の知見として活用するような
方策、システムも重要になると思われます。
近い将来の方向として、これは「農園」に限定せずに、例えば比較的単純な作業の繰り返しなど
で可能なグッズの製作など(→これらを企業のノベルティグッズとして活用するとかする)、取り組む
内容についての幅を広げていくという方向も考えられます。
これであれば、例えば、オフィスのフロアを区切って整理するような形でも事業所を設定することが
できます。
これらについては顧客の企業の要望等とも噛み合わせながら具体的に検討し、例えば、まずは従来の
農園に付け加えるような形で試行してみるのがよいかもしれません。
(つづく)
障がい者雇用支援サービスについては「特別支援教育」のカテゴリーとも関わるので
ちょっと長くなりますが・・・。
ここの農園のいいところはビニールハウスだということです。
何がいいかというと雨天でも作業はできますし、温度等も、もちろん夏は暑くて冬は寒い
でしょうけど、一定はコントロールすることができます。
ハウス内の環境も意図的に整理、整備がしやすいです。
かつ、そこでの作業は、季節や場所によって作物等は違うとは思いますが、一定のルーティーン
の内容として整理しやすいです。そして、その中味が体を動かすような内容が多くなること
もよい点かと思われます。
こうした企業の取り組みは障がい者の就労支援に取り組む行政としても、後押しはしやすいはず、
というか、来てほしいところは実際にかなり多く、引き合いも多数あるのではないかと思います。
ここは、継続的に農園を貸すということで、いわば「賃貸」的な部分があります。
もちろん、前述したように、単純な場所貸しではなく、そこには運営のノウハウというのも付加され
ており、そこの部分こそが契約する企業にとっての意味、メリットになっているわけですが。
ですから、これは一回売って終わりというようなことはなく、ストック型のビジネスとしてとらえるこ
とができます。
全体として、ここはかなり着実な成長が見込まれる分野だと思います。
が、あまり急ぐことなく、着実に農園の数を広げていくことが重要かと思います。
農場運営は地域の高齢者の雇用等にも貢献しているということですが、やはり、中心となる専門的な
スタッフの力量というのがかなり決定的に重要です。農業の専門家でも、あるいは障がい者への対応
の専門家でも、従来はこうした人は必ずしも労働条件として厚遇はされていなかった場合が多いと
思われますが、積極的にいい労働条件でいい人を雇用し、それぞれの場で中心的な役割を果たしてい
ってくれるようになることが期待されます。
また、実際の運営の中で蓄積された様々なノウハウを各場所で共通の知見として活用するような
方策、システムも重要になると思われます。
近い将来の方向として、これは「農園」に限定せずに、例えば比較的単純な作業の繰り返しなど
で可能なグッズの製作など(→これらを企業のノベルティグッズとして活用するとかする)、取り組む
内容についての幅を広げていくという方向も考えられます。
これであれば、例えば、オフィスのフロアを区切って整理するような形でも事業所を設定することが
できます。
これらについては顧客の企業の要望等とも噛み合わせながら具体的に検討し、例えば、まずは従来の
農園に付け加えるような形で試行してみるのがよいかもしれません。
(つづく)