5月19日昼に国民劇場で、アシュトン版のバレエ「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」を観る。日本では「リーズの結婚」という題名になっているが、原題は「よく見張られていない娘」というような感じか。土曜の昼とあって、いかにもバレエをやっていますというような子供連れや、若い娘さんが多かったが、場内は満員。
コミカルなバレエというのは案外少ない気がするが、この作品はコミカルで面白い。最初のニワトリの踊りや、木靴の踊り、リボンを使った踊りなど見せ場も多い。専属バレエ団の公演だが、それなりのレベルでなかなか見応えがあった。アシュトンの群舞はなかなか良いなあと感心する。コールドバレエなどの群舞も日本の新国立劇場のように一糸乱れずというわけではないが、生き生きと難しい踊りをこなしていて、なかなか良いと思う。
日本はバレエ人口も多いがバレエ団が林立しているので、レベル的にはドングリの背比べのようなところがある。一方、チェコなどは人口も少なく、バレエ団は少ないのだろうが、どちらの方が良いのか正直よく分からない。
夜には観たい公演がなかったので、鴨料理で有名なレストランに食べに行った。ガイドブックによると、昔、小泉首相が食べてうまいといった店らしい。かもが良いというので、前菜は盛り合わせを取り、メインはかも胸肉のグリル、フォアグラ・ソースを食べた。英語メニューでは「グリル」という表示だが、印象としてはソテーの感じ。フォアグラはソースというよりも、上に乗っている感じで、かものロッシーニ風とでもいう方が当たっている。それでも味はなかなかうまい。モラヴィア産の赤ワインでお勧めのものを出してもらったが、なかなかしっかりとした赤で、これも旨い。値段的にも現地ではかなり高い部類だろうが、日本のレストランで注文したら、この2~3倍はしそうな品質だった。気分を良くして、デザートのマスカルポーネも食べた。
コミカルなバレエというのは案外少ない気がするが、この作品はコミカルで面白い。最初のニワトリの踊りや、木靴の踊り、リボンを使った踊りなど見せ場も多い。専属バレエ団の公演だが、それなりのレベルでなかなか見応えがあった。アシュトンの群舞はなかなか良いなあと感心する。コールドバレエなどの群舞も日本の新国立劇場のように一糸乱れずというわけではないが、生き生きと難しい踊りをこなしていて、なかなか良いと思う。
日本はバレエ人口も多いがバレエ団が林立しているので、レベル的にはドングリの背比べのようなところがある。一方、チェコなどは人口も少なく、バレエ団は少ないのだろうが、どちらの方が良いのか正直よく分からない。
夜には観たい公演がなかったので、鴨料理で有名なレストランに食べに行った。ガイドブックによると、昔、小泉首相が食べてうまいといった店らしい。かもが良いというので、前菜は盛り合わせを取り、メインはかも胸肉のグリル、フォアグラ・ソースを食べた。英語メニューでは「グリル」という表示だが、印象としてはソテーの感じ。フォアグラはソースというよりも、上に乗っている感じで、かものロッシーニ風とでもいう方が当たっている。それでも味はなかなかうまい。モラヴィア産の赤ワインでお勧めのものを出してもらったが、なかなかしっかりとした赤で、これも旨い。値段的にも現地ではかなり高い部類だろうが、日本のレストランで注文したら、この2~3倍はしそうな品質だった。気分を良くして、デザートのマスカルポーネも食べた。