4月27日(木)の夜にサントリーホールでN響のコンサートを聴く。サントリーホールの前にあるカラヤン広場に面したレストランは長く改装中だったが、スペインバルやイタリア料理店になっていて、新規にオープンし、それなりに人が入っていた。N響のコンサートも、コロナ前に戻った感じで、9割ぐらいの入りで入っているが、まだまだマスク派が多い。入り口のアルコール消毒は置いてあるが、無理に求められなくなったので、助かる。
さて、演目は最初にシベリウスの交響曲4番があり、20分の休憩の後にラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」、最後はチャイコフスキーの幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」だった。エストニア出身の指揮者パーヴォ・ヤルヴィの指揮。最初のシベリウスは不思議な曲。あまりメリハリなく、何となく曲が流れていくので、眠くなりそうにも思えるが、N響が演奏すると音色が美しいので、その音色に感心していると全く退屈しなかった。この曲は賛否両論かもしれない。
休憩後のラフマニノフは、ピアノの超絶技巧を聴かせる曲。アルバニア出身で、まだ26歳のマリー=アンジュ・グッチがバリバリと弾いたが、演奏そのものは成熟した感じでとても面白い。初めて聞いた曲だったが、ラフマニノフはやはり面白いなあと思う。
最後のチャイコフスキーは、ダンテの「神曲」からの物語を劇的な音楽にしたもの。物語を頭に入れて聞くと、まるで情景が浮かぶような音楽で、ヤルヴィが見事に指揮をした。かなり大音響を響かせるような曲だが、N響の音はビロードのような肌触りを感じさせるなめらかな音。コンマスは久々に通称マロと呼ばれる篠崎史紀だった。
帰りがけに、いつものスペインバルで軽く食事。トルティージャ、ハモン、ポテトサラダ、鯛のオーヴン焼きなど。飲み物は泡、白、赤。
さて、演目は最初にシベリウスの交響曲4番があり、20分の休憩の後にラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」、最後はチャイコフスキーの幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」だった。エストニア出身の指揮者パーヴォ・ヤルヴィの指揮。最初のシベリウスは不思議な曲。あまりメリハリなく、何となく曲が流れていくので、眠くなりそうにも思えるが、N響が演奏すると音色が美しいので、その音色に感心していると全く退屈しなかった。この曲は賛否両論かもしれない。
休憩後のラフマニノフは、ピアノの超絶技巧を聴かせる曲。アルバニア出身で、まだ26歳のマリー=アンジュ・グッチがバリバリと弾いたが、演奏そのものは成熟した感じでとても面白い。初めて聞いた曲だったが、ラフマニノフはやはり面白いなあと思う。
最後のチャイコフスキーは、ダンテの「神曲」からの物語を劇的な音楽にしたもの。物語を頭に入れて聞くと、まるで情景が浮かぶような音楽で、ヤルヴィが見事に指揮をした。かなり大音響を響かせるような曲だが、N響の音はビロードのような肌触りを感じさせるなめらかな音。コンマスは久々に通称マロと呼ばれる篠崎史紀だった。
帰りがけに、いつものスペインバルで軽く食事。トルティージャ、ハモン、ポテトサラダ、鯛のオーヴン焼きなど。飲み物は泡、白、赤。