6月26日(土)の昼に新国立中劇場で、牧阿佐美バレエ団の「リーズの結婚」を見る。3回公演の最初で、トリプル・キャストで組まれている。18世紀末に初演された最も古いバレエ作品の一つだが、牧阿佐美バレエ団の振り付けは、1960年のフレデリック・アシュトン版に基づくもの。大好きな作品なのだが、なぜか日本では牧阿佐美バレエ団しか上演しないようで、1990年に初演した後、繰り返し上演しており、今回は16回目に当たるようだ。
劇場はほぼ満席で9割以上埋まっていた。バレエ団はバレエ教室を持っているので、そこの生徒さんが多いようで、いかにもバレエをやっていますというムードの子供たちも多かった。会場入り口付近には牧阿佐美が立っていたが、バレエ教室の生徒たちが取り囲んで挨拶していた。以前に比べるとちょっとほっそりした感じ。
バレエの題名は日本語では「リーズの結婚」とされることが多いが、原題は「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」で「よく見張られなかった娘」というような意味だろう。美しい農家の娘リーズには愛し合っている若い男コーラスがいたが、母親シモーヌは大地主のバカ息子アランと結婚させたがっており、ほかの男が娘に手を出さないように、厳重に見張っている。しかし、娘と恋人はその厳しい見張りをかいくぐって、逢引きし、最後は結婚する。
アシュトン流のユーモアあふれる振り付けで、全編楽しい作品だ。特に1幕は、鶏の踊り、木靴の踊り、長いリボンを使った踊りなどは、ほかのバレエには見られない楽しさが満載だ。鶏の歩き方などは見ただけで面白く、ついマネしたくなってしまうが、帰りがけに見ていると、小さな娘と一緒に来ていたお父さんも、鶏の歩きをまねして見せていた。
リーズを踊った阿部裕恵は可愛く踊り、その恋人役コーラスの清瀧千晴も安定感のある踊りだった。母親役は男性で2002年からこの役を演じている保坂アントン慶、金持ちのバカ息子は細野生がコミカルに踊っていた。東京オーケストラMIRAIで、指揮はバレエ専門の冨田実里。
楽しい公演を見てすっかり気分がよくなった。帰りにスーパーで買い物して家で食事。ホワイト・アスパラガスのオランデーズ・ソース掛け、サラダ、鯛の兜焼きのレモン・オリーブオイル・ソース、飲み物はブルゴーニュのシャルドネ。
劇場はほぼ満席で9割以上埋まっていた。バレエ団はバレエ教室を持っているので、そこの生徒さんが多いようで、いかにもバレエをやっていますというムードの子供たちも多かった。会場入り口付近には牧阿佐美が立っていたが、バレエ教室の生徒たちが取り囲んで挨拶していた。以前に比べるとちょっとほっそりした感じ。
バレエの題名は日本語では「リーズの結婚」とされることが多いが、原題は「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」で「よく見張られなかった娘」というような意味だろう。美しい農家の娘リーズには愛し合っている若い男コーラスがいたが、母親シモーヌは大地主のバカ息子アランと結婚させたがっており、ほかの男が娘に手を出さないように、厳重に見張っている。しかし、娘と恋人はその厳しい見張りをかいくぐって、逢引きし、最後は結婚する。
アシュトン流のユーモアあふれる振り付けで、全編楽しい作品だ。特に1幕は、鶏の踊り、木靴の踊り、長いリボンを使った踊りなどは、ほかのバレエには見られない楽しさが満載だ。鶏の歩き方などは見ただけで面白く、ついマネしたくなってしまうが、帰りがけに見ていると、小さな娘と一緒に来ていたお父さんも、鶏の歩きをまねして見せていた。
リーズを踊った阿部裕恵は可愛く踊り、その恋人役コーラスの清瀧千晴も安定感のある踊りだった。母親役は男性で2002年からこの役を演じている保坂アントン慶、金持ちのバカ息子は細野生がコミカルに踊っていた。東京オーケストラMIRAIで、指揮はバレエ専門の冨田実里。
楽しい公演を見てすっかり気分がよくなった。帰りにスーパーで買い物して家で食事。ホワイト・アスパラガスのオランデーズ・ソース掛け、サラダ、鯛の兜焼きのレモン・オリーブオイル・ソース、飲み物はブルゴーニュのシャルドネ。