8月29日(日)の夕方に、東京音楽コンクールの本選を聞く。16時開演、20分の休憩を入れて18時5分頃終了。手荷物検査付き。入りは弦楽部門本選より薄く1階席は5割いかない程度に思えた。若い声楽家の卵と中年男性が多い。
声楽部門の本選は5人の出場者で、オペラのアリアから選んだ曲を15~20分程度歌う。伴奏は大井剛史指揮の東京交響楽団。今回はソプラノが3人と、メゾ・ソプラノの1人、バスが1人という割合。声楽部門の総応募者は100人で、そのうち62人がソプラノだから、本選に残ったのが多いのも納得できる。男性はテノール16人、バリトン4人、バス3人、カウンターテナー1人だが、残ったのはバスの1人だけだった。日本では有望なテノールがなかなか現れないので、ちょっと寂しい。
声楽は器楽とは異なり、全体的に応募者の年齢は高め。器楽曲は子供の時から練習するが、声楽は体が出来てから本格的な訓練となるので、コンクールに出てくる頃には30歳前後で、10歳代という人はいない。そもそも、応募資格が20~35歳だ。それに、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などの歌を歌うのだから、なかなか勉強も大変だという気がする。
今回は、5人ともレベルが同じぐらいで、だれが優勝してもおかしくないと感じた。それは、みんなうまかったというよりも、突出してうまい人がおらず、それぞれが良い点も悪い点も感じられたので、誰を優勝者とするかは趣味のような気がした。
結果は一番年長の梶田真未(ソプラノ)が優勝で、メゾ・ソプラノの花房英里子が2位、バスの奥秋大樹が3位だった。聴衆賞はメゾの花房。僕の受けた印象としては、梶田は声もよく出ていて、これといった欠点が感じられない出来栄え。2位の花房はよいのだが、メゾで求められる低音域が少し弱いと感じた。バスの奥秋は声はとても良かったが、時々音程に不安が感じられた。これから練習すれば、大成しそうな予感もする。揚げ
やっぱり、オペラが好きなので、こうした声楽を聞くとすっかり気分がよくなった。帰りはスーパーで買い物して、家で食事。サラダ、豚ロースのチーズと大葉のはさみ揚げ、飲み物はボルドーの白。
声楽部門の本選は5人の出場者で、オペラのアリアから選んだ曲を15~20分程度歌う。伴奏は大井剛史指揮の東京交響楽団。今回はソプラノが3人と、メゾ・ソプラノの1人、バスが1人という割合。声楽部門の総応募者は100人で、そのうち62人がソプラノだから、本選に残ったのが多いのも納得できる。男性はテノール16人、バリトン4人、バス3人、カウンターテナー1人だが、残ったのはバスの1人だけだった。日本では有望なテノールがなかなか現れないので、ちょっと寂しい。
声楽は器楽とは異なり、全体的に応募者の年齢は高め。器楽曲は子供の時から練習するが、声楽は体が出来てから本格的な訓練となるので、コンクールに出てくる頃には30歳前後で、10歳代という人はいない。そもそも、応募資格が20~35歳だ。それに、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などの歌を歌うのだから、なかなか勉強も大変だという気がする。
今回は、5人ともレベルが同じぐらいで、だれが優勝してもおかしくないと感じた。それは、みんなうまかったというよりも、突出してうまい人がおらず、それぞれが良い点も悪い点も感じられたので、誰を優勝者とするかは趣味のような気がした。
結果は一番年長の梶田真未(ソプラノ)が優勝で、メゾ・ソプラノの花房英里子が2位、バスの奥秋大樹が3位だった。聴衆賞はメゾの花房。僕の受けた印象としては、梶田は声もよく出ていて、これといった欠点が感じられない出来栄え。2位の花房はよいのだが、メゾで求められる低音域が少し弱いと感じた。バスの奥秋は声はとても良かったが、時々音程に不安が感じられた。これから練習すれば、大成しそうな予感もする。揚げ
やっぱり、オペラが好きなので、こうした声楽を聞くとすっかり気分がよくなった。帰りはスーパーで買い物して、家で食事。サラダ、豚ロースのチーズと大葉のはさみ揚げ、飲み物はボルドーの白。