幸田露伴という明治の文豪がいます。第1回文化勲章を取った人ですが、その娘に幸田文という方がいて、1990年に亡くなっていますが没後に崩れという作品が出版されました。去年末に沢野ひとしの随筆を読んだ際にこの本を褒めていたので読んでいるところです。静岡と山梨の県境に大谷嶺という2000mの山があり、安倍川の水源の一つになっていますが、そこに大谷崩れという日本三大崩れに一つといわれる崩壊地があります。1707年の宝永地震によって始まったそうですが、それを初めて見た時強烈な印象が残り、それ以降崩壊地、地すべりなどに興味が湧くようになり各地を訪問、そのことをまとめたエッセイがこの崩れという作品です。
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