今日も体調不良でベッドで臥せっておりましたが、こういう時はいわゆる本というよりは、雑誌をiPadでパラパラめくるのが楽ですね。面白そうなのを探して、去年の4月の歴史人の増刊で関東戦国史のすべてを読みました。戦国時代は関東から始まったというもので、室町幕府の関東出先ともいえる鎌倉公方と上杉管領の主導権争いが、やがて北条氏、武田氏、長尾氏(当初は上杉を名乗っていない)の介入を招いて争乱となるわけです。上杉旧守体制と北条との戦いである河越(川越)城の興亡や、長尾景虎と武田信玄は二人とも小田原城を攻略しようと戦っています。今川義元が横死した時は、武田と北条と徳川にいいように領土を取られましたが、武田信玄が死んだときも徳川、北条、上杉(長尾)がなだれ込みます。そして信長が死んだときはもう混乱の極みですね。やがて秀吉がまとめるわけですが。とかく京都を中心に戦国時代が語られますが、関東を中心に見ていくのも面白いです。
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- 宮崎学写真館 森の365日
- ネイチャーフォトの写真館です。
- 文庫本大好き-岩波文庫コレクション
- 岩波文庫にこだわりを持ったHPです。
- ケン芳賀のグアム体験ブログ
- グアムでトレッキングツアーを主宰しています。グアムでの戦争語り部でもあります。
- 裏辺研究所
- 歴史から鉄道、科学と民間雑学研究所