アヌラーダプラの街に近づくと白い仏塔が見えてきました。この街は仏教徒にとっては聖地であり、2500年以上も前に造られた最古の都。幾多の王朝の盛衰があり、最後の王朝が倒れたのは10世紀。以後都は別の場所へ。
世界遺産 アヌラーダプラは新市街・旧市街・遺跡地区に分かれていて、これから行く遺跡が集まる地区は広大で、欧米からの観光客は数日滞在型が多いようですが、私たちの滞在は2時間しかありません。まずは岩肌に彫られた「イスラムニヤ精舎」へ
スリランカでは仏陀を拝む時は脱帽・裸足、仏陀にお尻を向ける事はできません。広い境内を裸足か靴下か草履で歩き、仏蹟の入り口で裸足になって入ります。ガイドの説明では、スリランカに釈迦は3度訪れ、また涅槃像と思っていた像は涅槃ではなく、寛いでいる姿とか。その違いは枕の高さと足の指の先が揃っているかどうか・・・?!?。亜熱帯の土地ゆえ、裸足で歩いても寒さを感じません
次の聖地「スリー・マハの菩提樹」へ
精舎から北へ2㌔先に聖なる菩提樹があります。公園内には時の信者達が植えた菩提樹が沢山ありますが、一番の菩提樹は紀元前3世紀、インドのアショカ王の娘が聖地ブッダガヤから株分けして植樹したものといわれています。
次に訪れたのは「ルランウェリ・サーヤ大塔」です。
広い境内のあちこちに猿がいます。 猿たちの好物は信者達がお供えに持参した「蓮の花」です。買うと捕られないように黒い袋をかぶせて持つようです。右の建物はローハープラサーダと呼ばれる40列・各40本の石柱群の上に黄金の屋根を持っ壮麗な建物で、紀元前2世紀に造られたとか。現在は僧たちの宿所として再建。
創建当初は110mの高さがあったとか(現在は55m)塔の前の壁に338頭の像が守っています。
沢山の仏蹟や仏塔をお詣りした後、バスで一路「シギリヤ」に向かいます。172kmの道のりを走り、腰痛が ・・・。やっと遠くにシギリアロックが見え隠れしてきました。今晩のお宿のホテルに到着。
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