エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

素晴らしい仏像との出会い

2019年07月26日 | Weblog

7月26日

午後から、仏像勉強会の皆さんと京都・向日町の「宝菩提院・願徳寺」に集合し、資料などで事前勉強していた・ご本尊仏「半跏思惟像」を拝顔して、お顔やお姿、天衣などの技法や表現について先生から講義を受けました。

   

    (資料集より転載)

国宝「半跏思惟像・奈良末期~平安初期の造像」を拝顔しながら、寺の案内板の説明文にあるように、請来仏なのか、あるいは中国から日本に渡来した工人作なのか、2説を頭に置きながら、この一木彫成像を見ると、日本人離れした端正で凛々しいお顔・華やかで花のような髻(ヘアースタイル)、背筋を伸ばし、胸を開いた姿勢・立体的で複雑な構成の天衣や衣文・どれをとっても作者の力量が光っていて、素晴らしい仏様です。

お寺の計らいで拝観時間をたっぷり頂いたので、技法の勉強もさることながら、この像から醸し出される精神性にも触れさせていただけました。


富山県・立山高原を旅して

2019年07月25日 | Weblog

7月25日

4時過ぎに家に安着し、子供に帰宅報告の電話をしていたら外の雨音に気が付きました。なんとTVは「記録的短時間大雨情報・土砂災害警報」を流しています。この雨で少しは涼しくなるのでしょうか。涼しい所から帰り、この暑さと突然の雨にビックリです。

実は7月23日から仏像勉強会の仲間と富山県・立山に行っておりました。宿(みくりが池温泉)は高地2400mにあり、今朝の 気温は14℃でした。

朝7時に宿を出発し、室堂ターミナルからバスに。美女平からケーブルカーに乗り継ぎ立山駅へ。立山駅から電車で富山駅に行き、富山駅から新幹線「かがやき」で金沢駅まで行き、そこから特急「サンダーバード」で京都駅まで戻り、奈良経由で地元まで帰って来ました。

   

   

帰途コースの圧巻は、8時発の室堂ターミナルからのバスの車窓風景です。剣(2999m)雄山3003m)・天狗平・阿弥陀原高原・七曲り・大日岳(2090m)・薬師岳(2926m)の雄姿を遠望しながら、称名滝・森の巨木100選に選ばれた杉。ブナ林を通り美女平駅に到着します。23日の行きと同じコースですが見飽きることのない絶景です。

   

金沢駅で駅弁を購入し完食。琵琶湖を通過すると、だんだん旅の終わりを感じ、皆の口数も少なくなりました。今回の旅も最高の天気と風景、良き友たちとの熱き交流ができ、最高の旅でした。

 

 

 


富山県・立山/室堂を歩く

2019年07月25日 | Weblog

 7月24日

5時に起床し、昨夜も入湯した宿の温泉に入りました。鉄分・硫黄泉で加温、加水もされず、ほぼ24時間、入浴可能な木の風呂の温泉です(朝の8時から1時間が掃除タイム)湯煙の向こうに数人の人が入浴を楽しんでおられました。ちょっと肌が滑々になった気がします。

身体が温まったところで朝食(バイキング)を頂き、外へでました。今日も快晴です。気温は11℃ぐらいで肌寒くさえ感じられます。昨日、到着時の3時台は周辺の山に雲が下りていましたが、今朝は見渡せる山々の稜線が美しくすっきり見渡せます。

    

   

宿の周辺の石畳道の脇の草原には高山に咲く可愛い花を見ることができます。大事に守られていて、花を摘む人などいません。

  

  

宿の後ろには浄土山(2813m)・雄山(3003m)大汝山(3015m)真砂岳(2861m)剣岳と続いています。私たちは「みくりが池」を通り、室堂広場から室堂山展望台を目指して歩き始めました。大小のゴロゴロ石を踏み分け、坂を登っていきます。前方右手に見える雪渓では登っていく人、滑り降りる人の姿があります。

普段行く山道と違い、この登山道は足場が悪くて歩き辛く、浮石を踏んで体が不安定になったりと、悪戦苦闘で一歩一歩登っていきました。一時間半程のぼり、下山をしました。昼食はカップラーメンと柿の葉寿司です。下界では味わえない美味しさです。数時間をこの室堂平で過ごし、3時頃には宿の帰り、また温泉を楽しみました。

 

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 


富山県立山・室堂へ

2019年07月25日 | Weblog

7月23日

JR大阪駅に7時40分に集合した4人は今日から25日まで富山県・立山にハイキング旅行へ出発です。金沢から富山・立山・美女平・室堂へと、列車、電車、ケーブルカー、バスを乗り継ぎ、終着は室堂平です。

   

   

   

    

室堂ターミナルでバスを降り、いよいよ今夜のお宿「みくりが池温泉」を目指して30分歩きます。もう、ここは2400mの地点です。森林限界を超えているので四方の山々が見渡せ、山には雪渓が残っています。歩いて行く登山道の脇には可憐な高山の花がひっそりと咲いています。よく見るとライチョウもいます。30分ほど歩くと、遠くに今夜のお宿が見えてきました。夕飯までの間、その周辺を歩いて回りました。夜、満天の星を期待しましたが、余り多くは見られませんでした。

 


曇天なれど・・

2019年07月20日 | Weblog

7月20日

初旬の旅行で痛めた首筋のマッサージを、今朝も整骨院で受けてきました。家に帰り、少し肩も軽くなったので、気になっていた庭掃除を始めました。今は庭3面に咲き誇っていた薔薇も終わり、2番咲きの小さな花が葉の間から顔を覗かせています。振り向くと蝉がうるさく鳴き出しました。今年初めて見る蝉・クマゼミでしょうか。

   

ブルーベリーも可愛い実をつけています。梅雨明けはまだですが、夏本番も近い事でしょう。

夜7時、地元の城ホールのレセプションホールで、満席のなか、ベルギー王立モネ歌劇場オーケストラ団員による「スペシャル・コンサート」が開かれました。弦楽四重奏のコンサートです。ベルギー在住の息子から「ヴィオラを弾かれる方と懇意である」との連絡を受けたので、早くからチケットを購入し楽しみに待っておりました。

   

一時間半、「ショスタコーヴィチ作曲・弦楽四重奏曲第1番作品49」「ベートーヴェン作曲・弦楽器四重奏曲6番変ロ長調作品18-6」を聴きました。素晴らしい調べを堪能しました。(先日ベルギーからバカンスで来られ方からの土産で、今回の演奏会に着てねと言われ、上着の下に着ていきました。ブラッセルのグラン・プラスの花絨毯の風景です)ヴィオラ奏者の方とも終了後にご挨拶させていただき、素晴らしい夜でした。

 

 

 


チヌ釣りクラブ5周年行事に参加して ④

2019年07月17日 | Weblog

7月17日

6時過ぎに起床しました。リーダーは早くも起きて、旅行代金の明細書を作成されています。あまりの熱心な作業に声がかけられず、一人静かに寝所を離れ、7階のラウンジと甲板に行き、瀬戸内海の雄大な景色を見ながら朝のコーヒーをいただきました。

  

いよいよ下船です。

  

フェリー・ターミナルの待合室で50分ほど待つ程に、車が船から地上に出てきました。2台の車に分乗した私たちの行き先は「吉野家」で、ここで食事と収支報告がされます。これがチヌ釣りクラブの恒例の旅最終日の行事になっていて、ガソリン代も距離数で割りだされた、公明正大な素晴らしい請求書が配られました。リーダーの配慮そして仲間の連携の結集です。

私は何もせず「おんぶにだっこ」の参加でしたが、素晴らしい5周年行事に参加させていただき感無量の思いです。そして12時過ぎに出発地点の大和郡山に戻ってきました。空は晴天です。心も晴天です。

 

 


チヌ釣りクラブ5周年行事に参加して  ③-2

2019年07月17日 | Weblog

7月16日の続き 

     

一日、数百隻が通過する関門海峡大橋も見えます。近くの船着き場から最後の訪問地・巌流島に行く予定でしたが、到着したら5分前に出港しており、行き先を本州・下関の 「唐戸」に変更し、関門連絡船のモーターボートに乗りました。5分間の短い船旅です。

  

「唐戸」では外国からの観光客も見受けられました。唐戸市場の営業は終わっていましたが、見学可能で、フグ店などを見学。また船で門司港へ。本日の歩いた距離は2万2000歩。シニア隊の我々の好奇心と行動力は「若者並み」で、自分で自分を褒めたくなる一日でした。

ようやく大阪南港へのフェリー・ターミナルに着き乗船しました。19時50分の出港です。船上での最後の入浴をしてから食事を取り、10時には就寝。スケジュール満載の一日でした。

 

 


チヌ釣りクラブ5周年行事に参加して ③ーⅠ

2019年07月17日 | Weblog

7月16日 ③その1

ホテルを6時に出発し、大分道・九州道を経て若宮インターを出て、宗像市の神湊港(大島渡船ターミナル)から9時25分発の「フェリーおおしま」で大島にわたります(所要時間25分)大島は平成29年に世界文化遺産に登録されました。まずは「宗像大社・中津宮」へ。

 

   

   

宗像大社・中津宮を参拝。天皇の祖先神・天照大神の神勅により「宗像」にお子3神が降臨したのが始りで、そのうちの中津宮(タギツ姫の神)は2番目の姫宮で、この地に祀られています。境内には天の川が流れ、「七夕」伝説の発祥地ともいわれています。

 

島民が少ない島に、こんなに多くの子供たちが水と戯れています。嬉しい光景です。

     

「夢の小夜島」を見て通った後、坂道を登っていきます。足がもう限界!と思った所で「宗像大社・沖津宮遙拝所」に到着。神職以外は入島できない「沖ノ島」をここからお詣りします。直線上49K先に沖ノ島があるそうですが、天気良好ですが、眺望できませんでした。

    

周囲には「浜木綿」など、可愛い花が咲いています。また来た道を下り、港に近いレストランで遅い昼食を頂き、大島渡船ターミナルから帰途に就きました。宗像市に戻ってきて「宗像大社」へ。祈願殿から広大な境内に入り、本殿・第2宮・第3宮・高宮祭場(自然崇拝を体感できる古代祭場)を回ったあと、神宝館へ。宗像大社が大事に守ってきた品々で、8万点の国宝の土器・鏡・勾玉・金製指輪・古文書・兜などが展示されています。素晴らしいの一言で、垂涎の名品です。

   

ここを出た後、また九州道からから門司港インターを出て、門司市内に入り、湾やレトロな洋館や駅舎を見て歩きました。

   

   

この後、巌流島に渡る予定で船着き場に行ったら5分前に船が出港し、そこで下関の「唐戸」に変更する事に。

 

 

 

 

 

 


チヌ釣りクラブ5周年行事に参加して ②

2019年07月17日 | Weblog

7月15日 ②

早朝4時半に開いたレストランで朝食を頂き、5時半に新門司港に入港した船を下り、一路、九州自動車道から東九州自動車道に入りました。左右に広がる山並みは本州とは違い、ダイナミック、かつ壮麗な姿をした山・また山が続き、眺望を楽しみながらのドライブです。

  

臼杵インターで、釣りクラブ・リーダー(実家先の長崎から深夜1時に出発)と合流し、2台の車に分乗し6名で再出発です。

途中の街道沿いのコンビニで飲料水や昼食などを買い求め、8時過ぎ、下ノ江で予約済みの小型モーターボートに釣り具や餌・私物を満載して乗り込み、沖合の筏まで送っていただきました。

 

   

筏にはすでに先客5人が深夜1時ごろから来て(後で聞いたところダブルブッキングで、私たちの到着時には釣果はゼロとか)釣りを開始していました。

私は早速リーダーから俄か釣り講義を受けた後、釣りを開始しましたが、魚影は見えず、釣果はなく、ただ釣竿の先を見つめるばかりです。大型のボートが通り過ぎると、大きな波が迫り、筏の下の海面が大きなうねりを見せますが、みんなは黙々と釣りに専念し、時に片手におにぎりを持ちながら奮闘されています。

今回は魚が寄りつかないのか、ベテラン釣り人達も寡黙に餌を投げ入れては竿を垂らしますが、目標の「チヌ」の釣果は今一つ。迎えの時間を1時間延長して、再度、座る位置を替え試みますが、釣果は上がらず5時半に終了しました。また車で走って、今日のもう一つのお楽しみの「臼杵の石仏群」を見に行きます。

   

  

臼杵市の深田にある摩崖仏「石仏」を見学。公園横の山際には凝灰岩の岩壁に彫られた多数の石仏群(60余体の内、59体が国宝)があり、そのなかでも平安後期の作といわれる「小園石仏」の大日如来坐像は、かつて落ちた仏頭が台座の上に安置されていましたが、近年、修復されました。どの仏たちの笑みも心に染みるものがありました。(今、境内では「蓮まつり」も開かれていて、夕方6時前というのに人が集まっています。)

臼杵を出て別府インターを経て、7時過ぎに別府市内に入り、今夜のお宿「亀の井ホテル」に到着。すぐに入浴です。行く前の先週は天候不調でしたので「どうなる事か」と心配していましたが、嬉しい誤算で天気は快晴です。炎天下の下での釣りの結果は「物凄い日焼け」で、風呂に浸かるのに大変な思いをしました。

ホテル内の和食レストランで9時前から遅い夕食をはじめ、終わるや早々に部屋に直行し就寝しました。

 

 

 

 

 

 

 


チヌ釣りクラブ5周年行事に参加して  ①

2019年07月17日 | Weblog

7月14日 ① 

今日から17日までの、釣りクラブの5周年行事で九州・臼杵市の下ノ江港沖での「チヌを釣る会」参加の為、近鉄郡山駅のバス・ターミナルに午後1時に集合し(4人)、車で西名阪自動車道から長居公園通りを抜け大阪・南港のフェリー・ターミナルに向かって出発進行です。

高速を下りて長居公園通りを走ると、左右の公園・緑地帯・高層マンションの緑の垣根・街路樹が目に入り「大阪も緑、多い街」と、改めて認識。2時半にフェリー・ターミナルで1人が合流したところで、3時半から乗船開始が始り、長い桟橋通路を移動して乗船。船上ラウンジで5時の出港を待ちました。

   

私たちが乗船した船は南港ー新門司港行きの「名門大洋フェリー」です。6階がロビーで、レストランや土産店・ラウンジ・宿泊棟があります。

夕食が始まるまで、お仲間持参の梅酒などを頂きながら歓談。私はクラブ創設から入部していますが、釣果実績は皆無で、、釣るより「海の風を楽しむ派」で、毎月の釣り例会にも参加せず、宿泊釣り会は2度目の参加であり、皆さんの釣果自慢を聞いたり、まじめなお人柄集団に憧れて、クラブ存続している「厚かましい人」です。

  

夕食はバイキングで、料金にシニア特典がありました。楽しく食事を済ませた後は同じ階にある「大浴場」で入浴。乗船客が少ないのか、お風呂はがら空きで、ゆっくり入浴できました。寝室はⅠ寝室に10ベッドがあり、男女共有で、一ベッドづつ区切られていて隣の声はまったく聞こえず、船のエンジンの振動が体に伝わってはきますが、不快なものでなく、安眠できそうです。