エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

ツバメのねぐら入り

2021年08月29日 | Weblog

8月29日

日赤の研修がコロナ禍で中止となり、この時期の夕暮れ、ツバメのねぐらい入りが見られる平城宮跡のヨシ原に行きました。三々五々に集まっ来た人が大極殿近くのヨシ原に集まり、カメラを構えています。6時過ぎ、真っ赤な太陽が沈み始め、空が薄暗くなっ来た頃、ツバメたちが空を舞い始めました。

      

9月の始めまで毎夕、数千羽の燕が乱舞した後、ヨシ原に舞い降りると聞いていますが、なかなか私のカメラ腕では撮り切れません。諦めてカメラを納め、目で楽しみました。


パラリンピックが始まる

2021年08月24日 | Weblog

8月24日

今夜、東京パラリンピックが開幕しました。私も64年のパラリンピック時は「花の女子大生?」でしたが、時は流れて今は・・・。今日の朝日新聞の「天声人語」で「「日本のパラリンピックの父」と称された「医師・中村裕氏」が紹介されていました。

氏がイギリスに行かれた折、パラリンピックの創始者グッドマン博士の理念「人種・文化・宗教・価値観などの多様性を尊重し、世界平和に向かって活躍できる人間を育てる」基に、障害を持つ人がスポーツを通して社会復帰を果たしている事を知りました。帰国後、障害者の自立に奔走され、「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」の精神で、障害者体育大会を開き、64年の東京パラリンピックの開催で団長になられた事をしりました。

   

 私はパラリンピックのアスリートたちの「立ち向かう努力、気力、意志」の「チカラ・チカラ」に圧倒されます。「聴力・視力が落ちた!」と、狭い世界で嘆く自分を反省しながら13日間のアスリートたちの活躍を応援したいと思います。


仏像織展へ

2021年08月22日 | Weblog

8月22日

  

「やまと郡山ホール」一階展示室で19日から今日まで、西陣織で織られた「国宝の仏像織展」が開催されました。

奈良の有名寺の寺宝の仏像や葛飾北斎・俵屋宗達・横山大観・伊藤若冲・上村松園 ・寂聴(百歳観音)らの絵が西陣織で織られています。例えば軸物の「聖林寺・十一面観音像」の織物は実寸大(2、9m)で、通常の三分の一の細さの糸で、縦糸5000本・横糸3万本の糸で織られ、3年の歳月を要したとか。また横山大観の熊野古道の那智の滝「飛泉」の織物図では滝の水の下に観音立像が見えました。

素晴らしい作品に圧倒されると同時に、傍におられた「西陣美術織り」の関係者の「作品を織る後継者の継承が一番の悩み」の言葉も、心にずっしりと響きました。

 


山添村へ

2021年08月19日 | Weblog

8月19日

半年ほど前から月一回、竹行燈作りを指導していただく為に県の北東部に位置する「山添村」にある工房へ行っておりましたが、先月からコロナ禍で工房は閉鎖されています。今日はこの工房から遠くない、奈良時代の平城京の大寺院に匹敵する規模を持つ「毛原廃寺跡・国史跡指定」へ行き、その後、山添村役場や旧東豊小学校を訪問し、縄文時代から続くという村の古い歴史や軒丸瓦などの説明をうけました。その後、すべて地元産で造られた野菜を使った和食(1500円)を頂きました。雨が大降り、小降りと足元の悪い一日でしたが、充実した一日でした。

    

 


お盆休み・・その5

2021年08月16日 | Weblog

8月16日

終戦から76年目 を迎えました。8月16日という日は、人それぞれに思い出が詰まった日でもあります。この日は亡夫の誕生日でもあり、彼自身は両親たちと中国の東北「張家口」で育ち、4歳の時、ソ連軍と中共八路軍に包囲されて命からがら脱出し、天津で3か月の集団生活の後、引き揚げ船で博多に上陸したと聞いています。(私自身は京都生まれの京都育ちで、母の実家がある滋賀県に疎開し、戦争の怖さはあまり体験していません)

また平和な今、京都では8月16日は夏の風物詩「五山の送り火」が灯ります。今年も昨年と同様、コロナ禍が収束していないので規模は縮小されていますが「コロナの早い収束」と「先祖供養」を願い、五山の送り火が灯りました。私の生家からは「左大文字」を見ることができます。ここ数年はTV観賞ですが、今年も色々な想いで「8月16日」の夜を静かに過ごします。 

             

 


お盆休み・・その4

2021年08月15日 | Weblog

8月15日

中国地方を襲った大雨で、中国道の一部通行止めや土砂災害ありの情報を得て、このお盆の三次(広島)での墓参りを断念しました。そこで、娘夫婦が京都より来てくれ、夕方、子供たちが小学生の頃より家族で立ち寄っていた矢田丘陵麓の白龍神社まで散歩にでました。今日は夏とは思えない涼風が吹き、青田の中を2時間ほど歩きました。山の中は相当に荒れ果てていて祠らや石仏が見当たりません。「荒ら行」の細い滝が一筋、暗闇のなかで流れ落ちていました。  

この散歩道は亡夫の好きな道の一つで、彼の明日の誕生日を前に、良い供養になりました。

                                                


お盆休み始まる・・その3

2021年08月14日 | Weblog

8月13日

息子家族は午前中、薬師寺へ参拝。3時前、JR郡山駅まで見送り、嫁の実家がある津山へ移動しました。本当にタフな家族です。(インコちゃん同伴なので荷物がたいへんです)

15・16日と、広島県三次にあるご先祖の墓参りに、長男家族は移動先の津山から。私は娘夫婦と京都から行く予定をしておりますが、津山から先の高速道路や県道の一部が閉鎖されているとの情報もあり、ここ数日の異常な豪雨による道路事情に気を揉んでいます。明朝の天気予報で決定しようと考えています。

  

                                           

 


お盆休み始まる・・その2

2021年08月13日 | Weblog

8月13日

昼前に息子家族と一緒に家を出て、息子家族は奈良公園から奈良国立博物館で開催中の特別展「奈良」三昧」を鑑賞。私は文化会館の一室での「法輪寺の飛鳥仏・伝虚空蔵菩薩」の勉強会に出席し、5時前に待ち合わせて外食せずに自宅に戻ってきました。コロナ禍と言いながら帰省して来た人も多く、奈良公園もそれなりの人出のようです。

   

猿沢池の傍のお地蔵様                            久しぶりに聞く桜の演奏。いい音色が出るようになりました。(千の風を弾いてくれました)


お盆休みが始まる・・その1

2021年08月12日 | Weblog

8月12日

コロナ禍で自宅待機の日々を送っている内に、気が付けば20日余りもブログ更新をしていませんでした。夕方、長男家族が関東から来て久しぶりに賑やかな夕食を済ませ、ブログを書こうとしましたがログインしません。機械オンチの私なので息子の手助けを借りて、ようやく投稿することができ、やれやれです。

    

上の写真は孫の4年生の桜が再会するなり元気に報告してくれた息子家族の9~11日まで行っていた富士登山の一コマです。

9日、息子家族は横殴りの雨の中を河口湖オートキャンプ場でテントを設営。快晴の翌朝(10日)6時発の富士吉田からバスで富士山の5合目まで行く予定が山頂の悪天候で、バスの運行時間が2時間遅れとなり、8合目の3150mまで登ったところで無念の下山時刻となったとか。下界の温泉地で一泊して11日に帰宅し、翌日の12日の夕方には奈良到着です。(なんとタフな家族!)

富士山は私の青春時代に欠くことのできない思い出の地で、麓の高校で4年間の教師生活を送りました。その間に何度山頂まで登った事か。今の私の脚力からは考えられません。そんな富士山を10歳の孫が早くも登った事に感無量です。