エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

すごい! 何が・・・。

2009年07月29日 | Weblog
7月29日(晴れ)
4日間の法隆寺の夏季講座も充実な時間の流れのなかで終わりました。

朝から道路の要所・要所に警官が立っています。高校総体が奈良で開催されているので「どなたかVIPが来られるのかな?」と、思いながら通りすぎましたが、午後2時前、国立奈良博物館に向かうため奈良公園近辺を通った時、反対車線の皇太子様の車列とすれ違いました。
友人の口から「誰?・聖徳太子?!」と。車内の私達「!○X?」「この4日間、聖徳太子関連を勉強してきた成果がこれ?」と大爆笑。

写真は昨日訪れた法隆寺の近くにある法起寺の蓮池の睡蓮です。雨の中、背中が濡れるのも忘れて見惚れておりました。

まだ続くの、この梅雨?

2009年07月28日 | Weblog
7月28日(曇りのち雨)
「晴れて来た」と傘を仕舞うと、突然に雨が降ってきたり、なんとも天候が定まらない一日です。

法隆寺の夏季大学も3日目に入りました。著名な講師をお迎えし、講義内容はよいのですが、何分ご高齢の先生が多く、また私の耳が少々難聴気味もあって、講義・講話が聞き取り取り難く、大変残念な部分があります。

写真、左は五重塔、右は金堂、中央の奥の建物は薬師三尊像などが安置されている講堂です。この建物は国宝で落雷で焼けたのち、平安時代に再建されたと聞きます。風雪で瓦の損傷が進み、70年ぶりに瓦の葺き替えが行われるようで、写真のように丸太の足場が組まれています。
来月には建物全体が覆われるようで、工事完了の23年まで内部は拝観できるものの建物の姿を外から見ることは出来なくなります。どこも維持管理が大変なんですね。

夏季大学へ

2009年07月26日 | Weblog
7月26日(晴れ)
法隆寺聖霊院での朝の勤行に参加する為、友人達が泊まったので、今朝は6時前に起床し、朝食をすませ昼食の弁当を作り、みんなで7時過ぎに家をでました。

今日から4日間、法隆寺の夏季大学が始まります。会場に着くともう大勢の人が集まっています。午前中は500人は入る大講堂で2講座の講義があり、午後からは種々の伽藍を聴講生は特別拝観させていただけるのです。
なかでも「昭和の修理」で消失した金堂の内陣現場を収蔵している蔵に入ることが出来ました。蔵に一歩足を入れると、内陣はたった今、消火されたような生々しい状態で焼け焦げの匂いが漂ってくるようです。
現在、金堂の内陣や壁面に描かれていた障壁画は復元され、昨年の6月に奈良国立博物館「国宝法隆寺金堂展」で障壁画は 見せていただきましたが、やはり本物は迫力が違います。放水の際の水で穴が開いたり、すすけてしまった障壁画ですが、風雪を経た本物の絵の力は見る者に迫ってきます。また柱は炎の強さで表面は黒こげの肌をさらしていますが、木の芯の強さに驚くものがありました。

若草伽藍があったいう現場でも研修があり、第一日目は大収穫でした。講義と暑さの中で広大な境内を歩き、そして素晴らしい仏像たちを拝顔し、くたくたに疲れましたが、夕方から観世流のお能の会の招待状をいただいていたので公会堂へ行きました。
新作「オンディーヌ」で外国人の方も大勢見えておられましたが、今日の私にとっては「豚に小判」で、睡魔に襲われ半分は分らずじまい・・・・。なんとも贅沢な時間でした。

その時私は・・・

2009年07月23日 | Weblog
7月23日(晴れ)
今日は早朝から蝉が鳴き晴天です。
多くの人が待ち望んでいた「皆既日食」の昨日、奈良地方は生憎の曇天でした。朝からすでに諦めムードで、厚い雲に覆われた空を見上げる事もなく時間が過ぎていきました。
郵便局に立ち寄った時、局員の方に「太陽が出ていますかね~」と尋ねられ、はっと時間が気になり、外に出て空を眺めました。どこも厚い雲で太陽は見えません。でもなんとも形容しがたい不気味な灰色の闇が周辺に漂っています。あの時、すでに「皆既日食」が始まっていたのですね。見えませんでしたが「体感」はしました。なんだかゾクゾクとして、持参していたのに「空気!,空?」をデジカメで撮るのを忘れていました(あとで気がつき残念!)
26年後は想像できません。あの世?養老院?車椅子?それともスポーツジムの窓から?

昨日、3時ごろ、自称3女の上海娘が出張で関西に来たついでに立ち寄ってくれました。若いのに昨年起業し、女社長で東奔西走して頑張っています。我が家の子供達が集まる8月のお盆にまた「絶対に来る」と言い残し、移動日の今日は3時頃まで我が家で寛ぎ、元気に東京へ戻っていきました。


蝉の声,うるさくもあり・・・

2009年07月20日 | Weblog
7月20日(曇り)
雨は止んだり降ったりしています。雨が止み雲の間から陽が射すと蝉が一斉に鳴き出します。暑苦しい声ですが、この合唱が聞かれないと夏らしくありませんね。

一週間、家を空けていたので庭は蜘蛛の天下だったらしく、枝と枝の間、通路など蜘蛛巣城のようです。
「薄曇りの間に雑草でも」と庭に出たら、蚊の大群に纏われ、蜘蛛の巣に顔を突っ込みそうになり早々に退散するはめになりました。
蝉の声は我慢が出来ても蚊と蜘蛛には・・・。


夜、大阪のシンフォニーホールでのシンフォニカー交響楽団の名曲コンサートにいきました。メンデルスゾーン、モーツァルト(ピアノ)、ブラームスの曲で、まずは序曲「真夏の夜の夢」から始まりました。素晴らしい2時間でした。

特別展「寧波」はじまる

2009年07月18日 | Weblog
7月18日(晴れ)
今日から8月末まで特別展「日本仏教の源流 寧波」が奈良国立博物館で開催されます。3連休の初日や夏休み入りなどが重なり、開館と同時にお客さんが列をつくっておられ、終日、館内は盛況でした。今回の企画も素晴らしく、大勢の方に見ていただきたい展示です。

夕方、ボランテイアを終えて館を出たら、夕日を背に大勢の鹿たちが草を食んでいました。この間まで毛の生え変わりで少々汚げな姿でしたが、すっかり新しい毛になり、鹿の子模様がすっきり涼しげに見えました。

祇園祭山鉾巡行

2009年07月17日 | Weblog
7月16-17日(曇り)
京都の13-16日は日本三大祭りのひとつ「祇園祭」の宵山です。東京の友人は昨年も鉾の組み立てを見に来ましたが、今年は宵山、そして17日の山鉾巡行を見にやってきたのでご一緒しました。

16日、夕方6時から提灯に灯が入った鉾が立ち並ぶ四条通りが歩行者天国となり、近在のみならず全国からやってきた観光客で道路はふさがってしまう盛況振りです。
この四条通りを軸に東西南北の通りに並んだ鉾と山車(全部で32基)はそれぞれ世界中から渡来したタペストリーや彫刻、人形や装飾品で飾られています。それらを一つ一つ観て廻り、あわせてこの宵山に鉾町の旧家や老舗が飾る所蔵の屏風を(屏風祭り)を見せていただき、足が棒になるほどに歩き、ホテルに戻ったら11時になっていました。

17日、市役所前の御池通りの両側には有料の観覧席(1人3600円)が設けられ、巡行してくる山鉾や山車を待ちますが、今にも雨が降ってくる空模様です。予定の時間になっても行列が見えず、天気が気になって落ち着きません。ようやく遠くに姿が見えても巨大な山鉾が人力で左折する「辻回し」は時間がかかり、なかなか近づいてきません。
ようやく賑やかなお囃子と共に絢爛豪華な段通を纏った山鉾はあっという間に前を通り過ぎていきますが、全部が前を通り終えるのに3時間はかかりました。

「動く美術館」とも賞賛される祇園祭ですが、京都人の私も暑いこの時期の山鉾巡
行を全部を見たのは今回が初めてでした。なかなか忍耐のいる祭りですが見応えはありました。全部の巡行が前を通りすぎた直後から雨がポツリと降り出しました。文化財的な装飾品で飾られた山鉾や山車を考えますとラッキーなことでした。巡行は終わりましたが祇園祭の神事はまだまだ続くとの事で、京都の祭りは本当に奥深いと思いました。

東尋坊へ

2009年07月11日 | Weblog
7月10日ー11日(晴れ)
絵の仲間でかつて福井に住まれたことのある友人の運転で、仲間5人と越前登り窯の先生の陶芸教室の第40回陶芸展に行きました。
朝方まで福井は洪水注意報が出ていたので天気が気になりましたが、日頃の行いがよかったのか、2日とも快晴でした。
福井市の国際交流会館で開かれた陶芸展は数十年も先生の指導をうけているお弟子さんの作品をはじめ個性溢れる力作ばかり、また弟子のなかで山野草を勉強されている方の作品とのコラボレーションも素晴らしく見応えがありました。昨年の冬に作って工房に置いていった私達の小品も今回登り窯で一緒に焼いてくださり、半年ぶりのご対面でした。この夜は交流会館の前のホテルで先生一行とお泊りしました。
11日
朝、もう1度、陶芸展を見せもらった後、越前海岸の東尋坊へ行きました。ここへは40年ぶりです。1200万年前の火山活動が造った自然の造形美に感動しました。10-11日と2日間、目一杯に動き回り(もちろん車で)、新鮮な魚料理を満喫した私達は夜9時過ぎ奈良に安着しました。

5人とも車の免許を持ちながら友人1人にガイドと運転を任せて、
残りの私達は彼女に強制的に精力強勢のアンプル液を飲ませるなどで安全運転をサポートするだけでした。本当にご苦労様、ありがとう。楽しい旅でした。明日から
また関東に住む息子宅へ行きます。

蝉の声も・・

2009年07月09日 | Weblog
7月9日(晴れ)
まだ梅雨明け宣言は出ていませんが、入道雲が湧き上がり、蝉が鳴き出したと友達が教えてくれました。そして来週、京都は祇園祭一色に包まれます。この祭りが済むと本格的な夏に入ると関西人は言います。こうして日はどんどん過ぎていき、気がつけば秋になっているのでしょうか。

明日から福井に出向き京都に戻るや、そのまま関東の方へ出かけ、関東の友人を伴い祇園祭を見て17日に奈良に戻ってきます。それまでブログはお休みします。

18日から奈良国立博物館は特別展「日本仏教の源流・聖地寧波展」が始まります。来てくださいね。

梅雨の晴れ間

2009年07月07日 | Weblog
7月7日(曇り)
昨夜9時過ぎから土砂降りの雨が降りました。雨がやんだ後は蒸し始め、寝苦しい明け方で、ぐっすり眠れないまま朝を迎えました。

朝、庭に出てみると、雨は止み青空が広がって、蝶々がヒラヒラと花から花へ嬉しそうに飛び廻っています。急いでカメラを取りに家に入り、シャッターチャンスを待ちますが、気配を察知したのか、すぐ隣の花へ移動します。蝶々と呼吸を合わせ!、パチリと写したのが、この1枚です。