エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

明日から12月!

2020年11月30日 | Weblog

11月30日

コロナ・コロナと騒いでいる内に月日はどんどん過ぎていき、とうとう明日から師走に入ります。

ところで今夜は満月です。月は毎夜でるのに、なぜか「満月」に見惚れてしまうのです。私は今、「竹行灯の満月」に灯を入れ、次の作品「秋の七草」を彫りながら、窓の外の満月を見入ってロマンチック婆さんをしています。

   

 

 

 

 

 

 

 


山添村の竹工房へ

2020年11月21日 | Weblog

11月21日

朝8時に出発して、今回で4度目の訪問になる山添・竹工房へ行きます。道中の名阪国道を挟む山間部は、すっかり木々が色付いて素晴らしい晩秋風景です。工房へは一番乗りの到着で10時前、 竹細工仲間がぼつぼつと集まって作業開始です。

10時半ごろ、東京からの高校生グループが来たので、手を休めて話をすると修学旅行で立ち寄ったとか。今日は仲間の一人に午後からの予定があり、午前中で作業は終わり。次回は近辺の道路凍結もあって、工房も3月までお休み。沢山の宿題をもらって帰って来ました。

      

4作目の宿題は「秋の野草」。「満月とフクロウ」は3作目完成で、灯を入れてみました。日本には竹は600種あり「竹行灯」は孟宗竹で作ります。

  

工房の門傍に「日岡山極楽浄土院・西方寺」があります。この寺の一番古い過去帳には847年記とあり、はるか昔から旅人の大和から伊勢街道へ抜ける、山間渓谷の道標であり関所的な役目を持っていたのでしょうか。小さなお堂の中には重要文化財の阿弥陀如来立像が安置されています。鎌倉時代の大仏師・快慶の若かりし頃の作と書かれていました。

 


大和文華館へ

2020年11月15日 | Weblog

11月15日

コロナの第3波感染急増を気にしながらも今日は秋晴れの好天で、墨絵をしている友人を誘い、大和文華館で開催中の「墨の天地」に行ってきました。静かな会場で、中国・安徽省の明・清代の墨絵・版画などをゆっくり鑑賞することができました。

    

中国に駐在した際に墨絵を習い、私は以来20数年來、墨絵を描いています。

「山水」ではなく「花鳥」をテーマに描いていますが、墨の濃淡・筆法と悩むことが多く、展示場の透明感あふれる山水画には学ぶことが多くありました。いい時間を過ごすことができました。


コロナに負けず頑張ろう!

2020年11月15日 | Weblog

11月15日

昨日、所属している日赤安全奉仕団の指導者講習会がありました。新型コロナの収束が見られない昨今ですが、ちょっとした不注意で事故は起こり、家の傍を救急車が通る度に「はッ」と、することが多々あります。

こんな時期だからこそ、不測の事態に備えての応急手当の実技確認講習会が開かれたのですが「+コロナ・三密」を考慮に入れ、検温・消毒・健康チェック表の記入から始まり、換気・マスク・ソーシャルディスタンス・飛沫感染防止を注意しての実技の復習と確認・・と、安全対策を十二分に意識しながら、常に消毒・消毒・消毒の講習会でした。

何とか早いコロナの収束を願いながら、今日も世界の、日本の、地域の感染数を気にしながらの一日が始まりました。

   

 


世界遺産・屋久島への旅も終わりに・・・・・(4回連載)

2020年11月07日 | Weblog

11月3日

いよいよ旅も終わりに。今朝は6時前に出発して車で浜辺まで行きました。息子が用意したコーヒを飲みながら日の出を待ちます。海と空が薄っすら赤みを帯びだし、6時37分太陽が顔を出しました。

    

今日は屋久島を時計回りと反対方向で一周するコースで東シナ海展望台を越え、野生保護区になっている山道を越えていきます。途中で野生のシカや猿の親子連れを見ました。人を怖がることなく、マイペースで横切っていく鹿・陽だまりで毛繕いする親子のほほえましい風景に皆、興奮しきりです。また、今の時期はウミガメの産卵時期ではないので浜辺を歩くことができます。

   

    

 

野生保護区の西部林道を抜け「大川の滝」へ行きました。落差80mの滝で島内有数の滝で、滝つぼ近くまで行けますが、遠くにいても水しぶきを感じるほどで、その迫力は豪快そのものです。

   

出港の時間に近づたので千尋滝は次回の楽しみにパスして安房港へ行き、13時半の船に乗り鹿児島港に16時過ぎに到着。

31日に見た桜島の白い噴煙と違い、今日の桜島は黒い噴煙を上げています。この夏、鹿児島に転宅した友人の話では前夜から噴煙の色が変わったとか。穏やかな奈良では見られない光景に「ドキ!」。地元の方は平静のようです。

 

     

息子たち羽田空港行きのメンバーは18時40分の便で飛び立ちます。空港でチェックインを済ませ、皆で早めの夕食を食べて別れました。私は1時間後の飛行機で伊丹空港へ。飛行機が予定より遅れ、最終便の上本町行きバスのステップに足を乗せてぎりぎりセーフ。我が家に安着したのは23時を回っていました。元気に旅ができた事に感謝です。

 

 

 


世界遺産・屋久島への旅・3日目 屋久杉ランドへ

2020年11月07日 | Weblog

11月2日

朝の空模様で出発は9時となり、車で「屋久杉ランド」へ行きます。雨は降ったり止んだりと、屋久島らしい天候です。入り口で森林環境整備推進協力金として500円を支払い中へ。ここから30分・50分・80分・150分コースを選ぶことができ、撮影目的の4人組とは別行動になり、今日も元気な孫を中心に私達は80分コースを目指してスタートです。今日もどんな風景に出会えるか気分はウキウキですが、昨日の疲れも残り、脚力がちょっと心配な私です。

  

      

     

   

屋久杉ランドを出てから「屋久杉自然館」へ行きました。屋久杉は花崗岩の山地に生息しているので成長が遅く、500年で直径37㎝しか大きくなりません。成長の遅い分、材質に樹脂分が多く、腐りにくいので長命だと説明されていました。(千年杉・紀元杉・弥生杉・縄文杉など。)また屋久島の標高500mより上に生えている杉を「屋久杉」といい、私たちが見慣れている杉は外国にはない貴重な植物だと知りました。

 


世界遺産・屋久島への旅へ 2日目 白谷雲水峡へ

2020年11月07日 | Weblog

11月1日

昨晩からの雨が今朝になってもやまず、早朝の日の出ツアーは中止となりました。昨日は下船した安房港から北上し、屋久島空港を過ぎて宮ノ浦港の傍の宿に泊まりましたので、今日はこの宮ノ浦から「白谷雲水峡谷」へハイキングに出かけます。途中で昼食用の弁当を買い込み出発です。お仲間の内の4人は撮影が目的なので、私たち家族は山慣れした息子の案内で歩くことになり「白谷広場」からスタートです。白谷川に沿って整備された自然歩道を歩き、原生林歩道になると自然の地形を利用した大小の凹凸の岩を超えたり、滝や苔むした樹木・古い切り株、樹木密生の湿潤地帯を歩いて行きます。雨と汗と膝痛の涙でビショビショ状態の行軍ですが、雨が降っているぶん、苔や樹木の葉の緑が美しく光り、幻想的な風景が次々に展開する風景は初めてで嬉しい限りです。

 

       

     

            

遅い昼食と休憩を取ろうと小屋に立ち寄ったところ写真班のグループと会い、ちょっと休憩した後に再び別れて、最後の行程にある「紀元杉」を見て、朝から白谷川の上流に広がる森の中を6.5㎞ほど歩き、起点となった場所で4人組と合流。車で「東シナ海展望台」に行き、夕日を見ました。雄大な海に沈んでいく風景も印象に残りました。

    

                                         

 

 

 

 

 


世界遺産・屋久島への旅

2020年11月07日 | Weblog

10月31日

早朝6時前、友人夫妻の車で伊丹空港行きのリムジンバス乗り場(阪奈・宝来)まで送っていただき伊丹空港へ。今回の旅は鹿児島空港集合です。10時半、空港到着出口で先に羽田空港から来た息子家族が出迎えてくれ安堵。3時に鹿児島港から屋久島へ出港するまでの時間、今回の旅仲間(8人)との挨拶を終え、近場をマイクロバスで周遊することに。

    

空港から南西に蒲生麓に蒲生八幡神社に日本一の大クスノキ(高さ30m・根廻33m)の老木があります。さすがの貫禄です。  遅い昼食を港のレストランで「あぶり豚骨ラーメン」を頂きました。さすが濃厚なお味で堪能しました。港から定時の15時に出港した船窓から次々と姿を替えていく桜島をみ、種子島を見ながら17時30分に屋久島・安房に到着。夕闇が迫っています。空にはブルームーンの満月が上ってきました。移動日の今日は天気晴朗・素晴らしい旅日和でした。