土曜日、帰宅後、TMさんから山で観たテンナンショウはヒロハテンナンショウ、タツナミソウはヤマタツナミソウで間違いないという鑑定結果が届いた。
ヤマタツナミソウを見つけた時に、僕がそんな花は自宅近くに沢山咲いているとからかったのだが、そんな筈はないと言われてしまった。翌、日曜日は晴れていたので、暑くならないうちに自宅周辺のタツナミソウを観察すること、それから、そろそろ咲いているはずの湿地近くのトキソウとヤマトキソウを確認して、あとはダラダラ過ごす予定にしていた。
以前に中型のタツナミソウを観た辺りに10時頃に到着。ウロウロするがタツナミソウは咲いていない。しかし、意外な場所にソクシンランが沢山咲いていることに気が付いた。
ソクシンラン
周辺を探して歩くとようやく発見。TMさんの言っていたチェックポイントの写真は・・・・
花穂の長さ、柄と花の角度、柄の開出毛などから、イガタツナミソウの可能性が高い。
その場所の国道を隔てて反対側に咲いていたタツナミソウは・・・・
これも、イガタツナミソウ。
結局、午後も周辺を歩き回ることになって、湿気の多い水路の脇で見かけたタツナミソウの写真。
TMさんの鑑定では、葉の大きさが1.5cm以上であればイガタツナミソウ、以下であればコバノタツナミソウとのことで、これもイガタツナミソウということになった。花色が白っぽいのは変異の範囲内か。
水路から池の土手に上がる斜面で見つけたタツナミソウは・・・・
これもイガタツナミソウだな・・・・
番外
大きさの割に花を付けておらず、タツナミソウにしては違和感があったのだが、よくよく見ると葉柄に翼がありタツナミソウでは無かった。この辺りには秋にヤマハッカが咲くことを思い出した。
トウゴクシソバタツナミソウ、コバノタツナミソウは別の場所で確認しているが、それ以外はイガタツナミソウが意外に多いことが分かった、なんちゃって。あ、トキソウ、ヤマトキソウについてはまた。