ストロー


D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

大きな画像

チェーン店の喫茶店に入り、少し高いアイスコーヒーを頼んでみた。
オーダーを受けてから、サイフォンで入れ始める。
そのため出来上がるのに5分くらいかかる。

それを冷えた銅製のマグカップに、細かく砕いた氷と一緒に入れる。
出来上がったコーヒーを、席までお店の女の子が運んできた。
その際、一緒にストローを付けてくれた。

せっかくだがストローは使わず、銅製のマグカップに直接口をつけて飲んでみた。
すると、なかなか美味しいではないか。
チェーン店だからと、馬鹿にしたものではない。
感心しながら飲んだ。

途中からストローを使って飲んでみた。
すると、いきなり味が落ちた。
ごく平凡なものに変わってしまった。
3割くらいは落ちただろうか・・・

ずいぶん差がある。
どうやら銅製のマグカップの威力が、かなりあるようだ。
口を付けた時の、あの冷たい感触効いているのだろうか。
あるいは金属の銅の持つ味のようなものが、コーヒーの味に加わるのか。

ストローをやめて、やはり直接口をつけて飲むことにした。
コーヒーの残りが少なくなり、マグカップを上に傾けて飲み干そうとした。
すると、固まっていた中の氷がカランと音を立てて崩れ、顔の上に降りかかってきた。

「あっ」
氷の崩壊とともに、コーヒーの残りが一気に流れ出てきた。
ズボンや足元にもこぼれ落ち、ジーンズにコーヒーの染みを作った。

こういうことになるので、ストローを付けたのか・・・
しかしストローを使うと、まるで別の飲み物になってしまう。
難しいものである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 靴紐 シューキーパー »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。