PN-11


例によって200mmF4のマクロレンズを持っていった。
マクロはこれ1本あればあとはいらない、というくらい気に入っているレンズだ。
今回はPN-11というエクステンション・チューブを取り付けて撮影した。

ニコンでは「オート接写リング」と呼んでおり、簡単に言ってしまえばただの筒なのだが、PN-11の場合比較的大きめなので、下部に三脚用のネジ穴が切ってある。
本来はマニュアルの105mmマクロ用に作られたチューブであるが、海外では他のレンズと組み合わせて使うことも多いようだ。

RRS社から、これと特定の望遠レンズの組み合わせをネジ止めで一体化してしまうプレートが出ており、今回は200mmF4マクロ用の専用プレートで下部を連結した。
見にくいかもしれないが、下の写真にも写っている。
(このプレートは、RRS社の最新のカタログに載っていないようなので、もしかすると製造終了かもしれない)

当然AFはきかなくなるが、絞りのデータはボディに伝達される。
PN-11はすでにニコンでは扱っていないが、新古品の流通が多く入手しやすい。
レンズによっては電子接点を傷める組み合わせもあるようなので、もし使用する際は注意して頂きたい。
RRS社のプレートで連結すると、六角ネジ留めなのでその場で気楽に外すことは出来なくなる。
その日はチューブ付きで撮影するつもりでいた方が良い。

PN-11を付けると、レンズの無限遠は出なくなる。
かわりにレンズの少し先からある範囲にまでピントが合うようになり、接写に特化されたしくみとなり、被写体が等倍より大きく写る。
光学系を伴わないただの筒とはいえ、200mmF4マクロレンズにしてみれば想定されていない使い方なので、画質の劣化が心配されるが、このレンズはもともと素晴らしくシャープな画質を持っているので、特に問題はなさそうだ。

D2X + Ai AF Micro Nikkor ED 200mm F4D(IF) + PN-11

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 日曜はダメよ モデル »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。