TC-14E2


局地的なものなのか、今年は昆虫が異常発生しているように感じる。

2ヶ月ほど前、会社のイチョウの木に親指ほどの太さもある大型の毛虫が大量に発生し、業者に委託して駆除してもらった。
大きなビニール袋が毛虫で一杯になり、処分に困った(笑)

今はカブトムシだ。
朝、工場の庭を一周すると10匹ほども獲れるという。
納入業者の運転手さんが、子供にお土産にと喜んで持って帰るそうだ。
以前から時折飛んでくることはあったが、こんなに大量に捕れるのは珍しい。

異常気象のせいだろうか?
何かの前兆?


雨のせいで撮影に行けない。
日曜も天気が悪いというので、出掛けるのはやめることにした。
仕方なく昨晩歩道橋の上から数枚撮ってみた。

上がVR200mmF2で下はテレコンバーターのTC-14E2を追加して280mmで撮影したもの。
ともにVR機能はOFF。
三脚は3型アルミ+ブルジンスキーを使用した。
3型アルミは思ったより使えそうだが、歩道橋の上はグラグラと振動する劣悪な環境だったので、今回は評価のしようが無い。

テレコンバーターはレンズを内蔵しているため、ニコンの扱いも「レンズ」になっている。
正式名称は Ai AF-S Teleconverter TC-14E II であるが、長くて面倒くさい(笑)

200mmF2はテレコンバーターを付けても性能の劣化が少なく、ルールスレット氏によれば、光学上の不思議でむしろ向上するという。
特にこのTC-14E2の評価は高い。
たしかにコントラストがよく維持されているように見えるが、もっと明るいところで何枚も撮ってみないとわからない。

オーディオを長くやっているせいか、こういう余計なものを付けると情報の劣化は避けられないという先入観があるのだが、レンズの場合は構成枚数の多いものの方が逆に高級品だったりするから面白い。
しかしたとえば紫外線撮影の場合は、単純で構成枚数の少ないレンズの方が紫外線の透過量が多いので、やはりガラスを多く通るほど情報が欠落するのだろうと思う。

D2X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)(上)
D2X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF) + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II(下)

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