グロッキー


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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久しぶりにカメラを持っていつもの散歩コースを歩いてきた。

昨日のマッサージが効いて、昨晩は居間のソファーでぐっすり寝てしまった。
夜中に目が覚めたが、パソコン作業を始めたら、つい没頭してしまい朝になってしまった。
トータルでの睡眠量はそれほど少なくないのだが、リズムが狂ってしまい眠くて仕方がない。

そんな中、長距離を歩いたものだから、疲れてしまいグロッキー状態だ。
歳を取るとともに重いカメラを持って歩くのも負担になってきた。
やっぱり軽くて小さいスナップ用カメラが必要だろうか・・・



ブルックスブラザースの外羽根式プレーントゥ。
アッパーはブラウンのカーフ。
レザーソール。
サイズはUS7H。

ご覧の通り明らかにオールデン製のバリーラストのプレーントゥである。
お馴染みの形だ。
オールデンをお持ちの方なら、一目見てそれと分かるだろう。

しかしこのごく普通のカーフのプレーントゥが、意外にオールデンに無いのだ。
多分この色のカーフでレザーソールのモデルは、同社のカタログにも載っていないのではないか?
一番スタンダードな形とも言えるのだが、あまり見たことが無い。

数年前にオークションで入手した靴である。
まだ現在ほど靴の価格が高騰する前で、確か200ドル台で購入した記憶がある。
既にブルックスのラインナップからも消えているようで、巷に在庫が無くなったのか、最近はオークションでも見なくなった。
以前は時折出ていて、僕も2足持っていた時もあるのだが・・・



実はこの靴は未使用品なのだ。
まだ一度も外を歩いていないのでソールはまっさらだ。
何年か前に購入し、そのまま箱に入れて保存しておいた。
ブラウンカーフのプレーントゥなんて、もっとも基本の形だから、いつか役に立つだろうと思い予備を確保しておいたのだ。

その割に使い込んだような皴が入っている。
実はこれは数日前にわざと入れた皴なのだ。
今年こそはこの靴を下ろそうと思い、家の中で足を入れて強引に曲げて皴を付けてみた。
何か贅沢な気分(笑)

それからワックスを塗り、表面を少し光らせた。
光沢のあるカーフの靴は、コードバンとはまた違った味わいがある。
見た瞬間におっと思い、革フェチならぐっとくるものがあるのだ。
コードバンのような仰々しさがなく、それでいて独特の存在感がある。

ピカピカに磨いたカーフのプレーントゥを人が履いているのを見ると、羨ましく感じることがある。
このくらい、俺は毎日履いているよ、でも手入れは怠っていない・・とさりげなく主張できるところがいい。
などと言いつつ、未使用のまま机の上に置いて眺めて楽しんでいるのだが・・・(笑)

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