iPod


電車の中でゲームに夢中になっている人を見るたびに、いつも虚しさを感じていた。
あんな生産性の無いことで時間を浪費するなんて、何という勿体無い話か・・・

ところが昨日自分のiPodをいじっていたら、何やらタマを弾き飛ばして壁を崩していくゲームが始まってしまった。
タマが目の前に飛んでくると無視して放っておくわけにもいかず、つい手が動いてしまう。
結局目的地に着くまでむきになってタマを弾き飛ばすことに集中していた。
危うく駅で降りそこなうところだったよ(笑)

iPodクラシックというのを買って、CDをWAVE形式圧縮なしでロードして聞いている。
(圧縮なしで聞いてみたかったので、容量の大きい160GBのモデルにした)
通勤の時はヘッドフォンで、車の中ではカーステレオのAUXにつないで聞いているのだが、その形式で聞く限り、音質はいまひとつの気がしてならない。
特に低域方向の描写があやふやになり、全般に角がまるまって1割ほど鮮度の殺がれた音になる。
大編成のオケはかなり厳しくて、ぞくぞくするようなエネルギー感が消えて、BGM風の三流サウンドになってしまう。

携帯用オーディオなのだからそんなものなのだろうか?
電池の残量が少なくなると顕著に音質が劣化するのだが、出力アンプの出来が悪いのか?
案外ソニーなどの製品の方が、もともとがオーディオメーカーなのだから、音質がいいかもしれない。

またアルバムの表紙をネットで入手して表示できるようになっているのだが、これも思ったようにいかず、半分以上は空白になってしまう。
最近のごくポピュラーなアルバムの表紙はゲットできるようだが、だいたい僕が聞くものといったら、普通の人が聞くものではない(笑)
で、アマゾンなどから表紙の画像を持ってきてくれるフリーソフトを使ってみたが、どうも音楽データがWAVEファイルの場合添付できないようで、こちらもうまく作動してくれない。
でも表示できるアルバムもあるということは、何か方法があるのだろうから、現在調べているところだ。
いずれにしても限定発売のサントラなんかはアマゾンにもないから、自分で画像を作って載せないとダメだろう。

それらの作業にはMacを使っているが、慣れていないせいで微妙なことが出来なくて、かえってWindowsより使いづらい。
iPodならMacだろうと思い込んでいたが、Macの普及率を考えるとiTunesもWindows環境の人の方が圧倒的に多いだろう。
ネット上で入手できるiTunesにからんだフリーソフトも、Windows用が多くて困った。


この音質なら圧縮でもいいか・・そう思うと160GBはいかにも大きすぎる。
棚に並んだ数百枚のCDコレクションがすべて入ってしまう。
これは自分のライブラリをいつでもどこでも聞けるように持ち歩く・・という発想で作られたものだと、今になって気付いた(笑)

D40X + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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