夫が他の女と出て行って、酒におぼれてしまった母親と子どもたちの話です。
アルコール依存症の治療を受けても、なかなか立ち直れない母親を、上の男の子は支えようとします。
日本の作品にあるような過度にけなげな子どもを描いて、お涙ちょうだいな話にしないで、作者の見る目が適度な距離感を持っているのが、好感が持てます。
アルコール依存症の治療を受けても、なかなか立ち直れない母親を、上の男の子は支えようとします。
日本の作品にあるような過度にけなげな子どもを描いて、お涙ちょうだいな話にしないで、作者の見る目が適度な距離感を持っているのが、好感が持てます。
灰色の畑と緑の畑 (岩波少年文庫 (565)) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |