シソ科のオドリコソウです。
北海道から四国、九州でみられる多年草、毎年群生していたのですが今年はめっきり少なくなってしまいました。
来年は見られないかもしれません。
ヨーロッパから侵入してきた「ヒメオドリコソウ」はあちこちで見ますが、この「オドリコソウ」が日本の在来種です。
高さは30センチくらいで葉は対生、シソのような卵型で、まわりに鋸歯のある葉です。
葉の付け根に花が外側を向いて並びます、車輪のように見えるので「輪生」といいます。
花は白色から淡い紅色、花は筒形で上側が大きく笠のように見えます。
笠をかぶった踊り子のようなので「オドリコソウ」とよばれます。
花の付け根の萼(がく)は細くて針のように見えます。