ナス科のアメリカイヌホオズキです。
北アメリカ原産の一年草、畑や道ばた、草地で見られます。
葉は先のとがった卵型、縁はなめらかなものと波のような鋸歯のものがあります。
葉柄には翼がつき、葉の付け根には小さな葉が両側につきます。
茎の途中から花枝が出て、4~8本枝分かれして花がさきます、1点で枝分かれするのが「イヌホオズキ}とのちがいです。
白い花びらは5枚大きくそりかえり、黄色のオシベがならんでいます。
房総では一年中花がさき、黒い果実になります。
ナス科のアメリカイヌホオズキです。
北アメリカ原産の一年草、畑や道ばた、草地で見られます。
葉は先のとがった卵型、縁はなめらかなものと波のような鋸歯のものがあります。
葉柄には翼がつき、葉の付け根には小さな葉が両側につきます。
茎の途中から花枝が出て、4~8本枝分かれして花がさきます、1点で枝分かれするのが「イヌホオズキ}とのちがいです。
白い花びらは5枚大きくそりかえり、黄色のオシベがならんでいます。
房総では一年中花がさき、黒い果実になります。
シソ科のクサギです。
北海道から本州、四国、九州に分布する落葉小高木です。
8月18日には白い花のさいている「クサギ」をご紹介しましたが、今は青い果実がついています。
白い花は萼から飛び出してさいていました、メシベの付け根の子房は萼の中にあって守られていました。
果実が熟してきたので、紅色の萼5枚が開いてきました。
このまま落ちるか、鳥に食べられて遠くに運ばれて新しい芽を出すのです。
ウコギ科のヤツデです。
関東地方以西の本州、四国、九州に分布する常緑低木、日陰でも育つので、海岸近くの林の中で見られます。
高さは1メートルから2メートル、幹の先にかたまって葉がつきます。
葉は、20センチから30センチの大型で、長い葉柄がつきます。
葉は円形に広がり、7~9枚にさけ、天狗の団扇になります。
今の時期は、幹の先に花枝が枝分かれして花がさいています。
小さな花が集まって球状にさきます。
一つの花を見ると枝先から花柄がのび、白い花びらが5枚開いてそり返ります、オシベは5本あります。
中心にはメシベの未熟な子房があります。
オシベが花粉を放出して役目を終えて落ちた後、メシベが成熟して子房の先が5本に分かれて受粉します。
「キキョウ」の仲間と同じで、自家受粉を避けているのです。
受粉した花は緑色から黒色になると熟すので、鳥に食べられて遠くに運ばれて芽を出します。
センリョウ科のセンリョウです。
関東地方南部から西の本州、四国、九州に分布する常緑の小低木です。
常用樹林帯の中で見られます、半日陰を好む木です。
高さは50センチから1メートル、葉は対生先のとがった卵型で鋸歯があります。
夏に枝の先に花がさきますが、花びらはなく、オシベとメシベが露出する花です。
今の時期は紅い実がついています。
「センリョウ」は葉の上に実がつくけど、「マンリョウ」は葉の下に実がぶら下がります。
じいじの家には黄色い実の「キミノセンリョウ」もあるんだよ。
ヤブコウジ科のヤブコウジです。
北海道から本州、四国、九州に分布する常緑小低木です。
高さは10センチから20センチ、茎が地面をはって広がって立ち上がるので群生します。
茎の上部に2枚から4枚の葉が輪生します、葉は細長い卵型で、厚くつやがあり、縁には細かい鋸歯があります。
夏に白い花がさき、今は紅色の実がついています。
正月の縁起物とされ、マンリョウやセンリョウと並べて「十両」とよぶこともあります。