トウダイグサ科のアカメガシワです。
本州から四国、九州に分布する落葉高木です。崖や川岸などほかの木と競合しなくとも日当たりを得られる場所を好みます。
高さは15メートルほど、新芽や枝が紅色のことと、古代に葉を食器に使ったことで「紅芽柏」とよばれます。
葉は互生する卵形、先がとがり縁はなめらかです、新らしい葉は葉柄が紅色です。
雌雄異株で、写真は雌花のさく株です。
とげのあるクリのイガのように見える子房が割れて黒い種子が3個見えます。
トウダイグサ科のアカメガシワです。
本州から四国、九州に分布する落葉高木です。崖や川岸などほかの木と競合しなくとも日当たりを得られる場所を好みます。
高さは15メートルほど、新芽や枝が紅色のことと、古代に葉を食器に使ったことで「紅芽柏」とよばれます。
葉は互生する卵形、先がとがり縁はなめらかです、新らしい葉は葉柄が紅色です。
雌雄異株で、写真は雌花のさく株です。
とげのあるクリのイガのように見える子房が割れて黒い種子が3個見えます。
スイカズラ科のアベリアです。
中国原産、常緑の低木、庭木や公園樹として植えられます。
高さは1メートルから2メートル、枝が分岐して葉が茂るので、剪定によって樹形が整えらえます。
葉は対生、先のとがった卵形で先がとがり、まわりには鋸歯があります。
新枝の先に花がさきます。
花は白色からうすい桃色、筒形で先が太くなり5枚に開きます。
雄しべ5本と雌しべが花弁の先に出ます。
白い花弁の付け根に褐色からうすい紅色の萼片5枚が開きます。
この萼片が羽根突きの羽根ににていることと、樹形がウツギににているので和名は「ハナツクバネウツギ」とよばれます。
「ツクバネウツギ」は本州に自生する在来種で、花が2本づつさきます。
これと区別するために「ハナ」とつけたようです。
マツブサ科のビナンカズラです。
関東地方以西の本州、四国、九州に分布する、つる性の常緑樹です。
枝分かれして新枝をのばして樹木にからみつきます。
葉は互生、卵形で先がとがり、厚く光沢があります、縁にはまばらに鋸歯があります。
葉の付け根から柄をのばして、下向きに花がさきます。
うすいき緑色で花弁は9枚から15枚。秋には紅色の粒々が集まった果実ができます。
幹や枝から抽出した整髪料を男性用として使っていたので「美男蔓」とよばれます。
また、紅色の実がきれいなので「実蔓(さねかずら)」ともよばれます。
アヤメ科のヒメヒオウギズイセンです。
南アフリカ原産の多年草、明治時代に日本へやってきました。
南アフリカ原産の「ヒオウギズイセン」と「ヒメトウショウブ」の交配種だそうです。
葉は細長く先がとがり、中央の主脈がはっきりしています。
左右の葉が重なって互い違いに生えます。
花茎が枝分かれして立ち上がり、3本から5本の花穂がのびます。
花がさき終わる頃にはつぼみが先にのびており、常に1から2個の花が開いています。
花は黄色から紅色、部分的に黄色が入ります、花弁は6枚、雄しべ3本、雌しべの柱頭は3本に分かれます。
秋には果実から紅色の種子がでてきます。
ハナヤスリ科 ハナヤスリ属 コヒロハハナヤスリ
宮城県以南の本州から四国、九州に分布するシダです。湿った明るい林の中や大木の下で見られます。
栄養葉を1枚または2枚出します、短い葉柄を持つ卵形、先はとがらずまわりはなめらかです
胞子葉はまっすぐ立ち上がります、高さは10センチから20センチ、先端に胞子嚢ができます。
シダ類は花がさかず、花のかわりの胞子嚢から種子になる胞子を飛ばして繁殖します。
胞子嚢が金属を削るヤスリのように見えるので「ハナヤスリ」の名前が付いたようです。