なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

ハエドクソウ

2019年08月31日 10時47分38秒 | 野草

ハエドクソウ科のハエドクソウです。

北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、

高さは30センチから60センチ、葉は下側に付き上部は花柄となります。

葉は対生、葉柄を持つ卵型、先がとがり周りには粗い鋸歯があります。

茎は枝分かれして小さな花が対生する花穂となります。

白い花は筒形 で、先は上下に開きます。上側の花びらは小さく先が2枚に分かれます、下側は少し大きくて先が3枚に分かれます。

種子は3本のトゲを持ち、動物に着いて運ばれます。 


アカメガシワ

2019年08月29日 10時45分36秒 | 樹木

 トウダイグサ科 アカメガシワ属 アカメガシワ

 本州から施行、九州に分布する落葉高木、崖地や川岸のなど枝を張ることによって日当たりを得られる場所を好みます。

 高さは15メートルにもなる大木で、新芽や枝が紅いことと、古代に葉を食器に使ったことからアカメガシワとよばれます。

 葉は互生する卵型、葉柄は紅色、ふちはなめらかです。

 雌雄異株、下の写真で上2枚は雌花、下2枚は雄花です。

 刺のある栗の実のように見えるのは子房で薄紅色の花柱が所々に見えます。

 こちらは雄花、蕾が多いですが開花しているものは雄しべがびっしり見えます。

 花弁は無く、雌花より密に花が付きます。

 花の咲き時期が雄花の方がかなりはやいのですがなぜか?わかりません。

 


ハマユウ

2019年08月27日 17時29分05秒 | 野草

ヒガンバナ科のハマユウです。

東南アジア一帯に分布する多年草、日本では房総半島南部から西の海岸で自生しているのが見られます。

葉の付け根が筒状にかたまった幹のような部分から葉がのびます、幅広で長く先がとがります。

葉の間から花茎をのばし、茎の先が分かれて多数の花がさきます。

花がさく前に、すべての花は花茎の先で苞に包まれていて、苞が割れて垂れ下がると花がさきます。(苞は3枚目の写真)

花は短い花柄の先から筒状にのびて、先は6枚に割れて反り返ります。おしべは6本。

花が受粉すると厚いコルク質におおわれた種子ができます。

この種子が東南アジアから海を漂流して黒潮に乗り、日本各地に漂着して分布を広げたと考えられています。

 


ヘクソカズラ

2019年08月25日 09時14分45秒 | 野草

アカネ科のヘクソカズラです。

北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、日当たりの良い草地や土手で見られます。

つる性なので他の木や草にからまってのびます。

葉は対生、細長い卵型で先はとがります、ふちはなめらかですが全体に細かい毛があります。

葉の付け根から花枝をだし枝分かれして多数の花がさきます。

花は白色で釣鐘状、先は5枚に開きます。花の内側は紅紫色で腺毛が密生しています。

雄しべが5本、雌しべの花柱2本が花の外までのびます。

 


トビ

2019年08月24日 10時29分28秒 | 動物

タカ科のトビです。

北海道から本州、四国、九州に分布しています。特に海岸沿いにはエサが豊富なので多いです。

全長は60センチ前後、翼を広げると150センチほどになります。

全体に褐色、目の後ろが黒色、嘴の付け根が白色です。

飛んでいる時ははなかなか写真に撮れませんがグラウンドに降りていたので写真が撮れました。

下の写真は巣立ちしたヒナのようで、羽根先に白色の模様があります。

つがいの親と子供が1羽ではないかと思われます。