バラ科のコゴメウツギです。
北海道から九州で見られる落葉低木です。
日当たりの良い山地の斜面などで見られます。
葉は互生、三角形で葉先は細長くなり、ふちは深いギザギザがになります。
白い花びらは5枚、花びらの間に白く短い萼片(がくへん)が有るので10枚に見えます。
長い花びらと短い花びらが交互に並んで見えます、雄しべは10本つきます。
花が小さくて、割れたお米の小さな粒に見えるので「小米ウツギ」と名前がついたそうです。
バラ科のコゴメウツギです。
北海道から九州で見られる落葉低木です。
日当たりの良い山地の斜面などで見られます。
葉は互生、三角形で葉先は細長くなり、ふちは深いギザギザがになります。
白い花びらは5枚、花びらの間に白く短い萼片(がくへん)が有るので10枚に見えます。
長い花びらと短い花びらが交互に並んで見えます、雄しべは10本つきます。
花が小さくて、割れたお米の小さな粒に見えるので「小米ウツギ」と名前がついたそうです。
アジサイ科のアジサイです。
「アジサイ」は、房総半島、伊豆半島、三浦半島、伊豆諸島に自生する「ガクアジサイ」を観賞用に品種改良した栽培種です。
梅雨時に見られる落葉低木です。
葉は対生、大きくてまわりには鋸歯があります。
ガクアジサイでは、両性花(りょうせいか)のまわりに装飾花(そうしょくか)がさくけど、このアジサイでは全部が装飾花です。
装飾花はオシベとメシベが退化したもので中性花とよばれ、タネはできません。
花びらのように見えるのは萼(がく)の変化したものです。
アジサイは栽培種なのでもうさきましたが、ガクアジサイがさくのはもう少し先です。
キク科のヒメジョオンです。
北アメリカ原産の一年草、明治の初めころ日本へ入ってきましたが、今では日本中で見られるようになってしまいました。
葉は互生、クキの上の方で枝分かれして花がつきます。
葉は細長くて、ハルシオンのようにクキに巻きついていません、葉のまわりはギザギザがあります。
花はキクのように、黄色の筒状花(つつじょうか)と白色の舌状花(ぜつじょうか)の集まりです。
白い舌状花は少し平たくて、ハルシオンより数が少ないです。
ヒメジョオンの方が背が高いよ。
今まではハルシオンしかさいていませんでしたが、これからはヒメジョオンもいっしょにさいています、どちらの花か良く見てね。
マメ科のハリエンジュです。
北アメリカ原産の落葉高木、明治時代に街路樹や砂防用として日本へ持ち込まれました。
葉は互生、小葉10枚前後の奇数羽状複葉。
マメ科なのでチョウのような花が集まって房のように花がつきます。
秋になるとソラマメのようなタネが下がります。
葉のつけねにはトゲがあって、ハリエンジュの名前になっています。
日本へ入ってきたときは「アカシア」とよばれましたが、本物の「アカシア」が輸入されると「ニセアカシア」ともよばれました。
キキョウ科のヤマホタルブクロです。
東北地方南部から近畿地方で見られる多年草です。
「ヤマ」のつかない普通のホタルブクロは北海道から九州まで分布します。
花の付けねの「萼(がく)」、花の根もとについている小さな葉っぱのようなものの間が少しふくらんでいます、これはヤマホタルブクロです。
「ホタルブクロ」は、このガクとガクの間の小さなガクがそりかえっていることで見わけます。
花の色は白いものから紅紫色のものまであります。
花の中には、先が三つに分かれたメシベが見えます。
メシベの付け根に見える黄色いものがオシベです。
花が開くとオシベが花粉をほうしゅつしてから、メシベの先が三つに分かれて花ふんを待ちます。
花粉を放出するオバナの時期と花粉を待つメバナの時期があるのです。